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第25章 勃発
「はい、そのつもりですが、この現状下、それが正しいとは言えません。しかし、少しでも我々が生き延びる道を探るのは、この組織の長に指名された自分の責務です。月のレーザー砲は先に叩かれるか、或いは先制攻撃をするのか、もう臨戦態勢に入っております。消滅させる程の破壊力は無いにしても、両衛星に大打撃を与える位の威力はあると思います」
「もう準備は君の事だ。時間が無いと言う限りは、そう言う体制も出来ている訳だ。その上で、我々を説得する意義とは?」
「ここには副首班のダンが居ません。何故だか分かりますか?」
「いや・・」
神野元老が首を傾げると、
「では・・この部屋は外部、また和良無線光ケーブル網を恐らく遮断出来ていると思います。なので、スクリーンをご覧下さい」




