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シンカラス  作者: 白木克之
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第14章 大きく動く

「じゃあ、何か進展に繋がる事であれば、それはやぶさかでは無い。喜んで知っている事は披露するし、当たり前の事だ。願わくば、俺も現地調査に復帰をさせて欲しいと願うが、一度に複数の事は出来ないし、月のA国基地の機械類も作業班に丸投げ状態だからな。全部中途半端にしたくはない。遮蔽壁は実は作れる、可能だ。その前に現MSI飛機がどう言う原理で飛んでいるのかも、もっと理解しないといけない。つまり、プラス・マイナス電子、光子も同じだと言った。そのプラス×プラス、マイナス×マイナスの反発によって動いている。その加減を調整すれば、宙に浮く事も、走行する事も、当然宇宙にはもう100光年彼方まで網羅されているわな。ただし、光も重力に作用される。この場合、引力と重力を混同すると、何を言っているのか分からなくなる。しかし、簡単な原理なんだ、実は。重力は地球と地球上の物体の中で働く力の事を言う。引力は、地球だけでは無く、物と物とが引きつけ合う力を言うんだよ」

「ほう・・それで?今のMSI飛機やMRと関連があると言うんだな?それは」

「今・・部長に聞いて貰ったら分ると思うんだが、MRでも2種の物が飛んでいる。一つは回転式の浮力を利用した、その昔の4~複数のプロペラを回して浮力で飛ぶドローンと言う機種を真似たもの、もう一つは、今言った引力を利用したものだ。引力の逆作用は互いに弾き合う力だ。これは絶対に融合する事は無い。だからその反発を利用して飛んでいるんだよ」

「ふむふむ・・ラン、お前は説明が上手になったじゃねえかよ」

「ぷ・・」


 アマンが噴き出した。


「おちょくるなって・・まだ俺は全部の説明をしてねえよ、だからさ、簡潔に言えば、阻害すると言うか、反発電子が発生していれば、国後と同じ事だ。無線光ケーブルが無敵では無いと言う事も分かっただろうが、和良無線光ケーブルは文字通り線だ。直線なんだよ。だが、そう言う阻害因子は面なんだ。これには限定的な範囲がある。つまりその範囲においては阻害するが、その先には有効にはならない・・そう言う事だ。だからさ、和良式無線光ケーブルは、宇宙空間にそう言う光子、或いはダークマターと呼ばれる物質もあるが、無限に存在しているから、それらを集合させて線になるんだよ、分ったか?」

「最後は・・何か強引な持って行き方だが・・何となく分ったよ。そう言うものが最初からあった、或いはこれだけ頑強なる砦だから、その防御網を自然も利用しながら構築していたと思えば、確かにそう言う絶好の候補地だった訳だ」

「ふうん・・そう言う事を聞きたかった訳か、質問は。じゃ、ついでに報告しとくよ。主査、生体15Dプリンタはコピー機を作ったけど、そっちで使えると思うけどさ、どうだい?」

「え・・それは」


 アマンが自分では決定出来かねる提案に戸惑った。


「良いよ、送ってくれよ、マニュアル操作はまた作ってくれているんだろう?用途はまずどうだ?ショウがやっているのとは又違うのか?」


 シンが問う。

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