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シンカラス  作者: 白木克之
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第10章 波乱

 これは全員が大評価したのであった。リンは、自分の一番得意な分野で地道に且つ徹底した分析データを示して満場の喝さいを浴びたのだった。これもリンなのだ。シンも再び大絶賛するのだった。この計画こそ、地球上に再び緑を復活させ、砂漠地帯に地下水を地表に還元する素晴らしい提案なのだ。そして、不可能じゃ無い事を全員が分かっていた。

 リンの発想は、地球再生を本気で、それも具体的な内容を示して実行しようと言うものだった。そして、独自にキョウやコウタとは別の研究・分析班を指名し、農業分野での化学部と言うメンバーを立ち上げていたのであった。全く切り込み方法も他の者とは違う視点だ。M国へ通じる海底洞から、地下水路もケンと被るような部分だが、そこにもリンは独創的な発案とMRの新たな機種の提案をしているのだ。

 リンの報告と提案は、2日目第一番の発表にして、大変な評価を受けたのであった。

 そして、ショウの番になった。ショウの発表後に休憩に入る事がもう既にシンが宣言していたので、


「え・・大変すばらしいリン班長の報告案件と提案があったので、俺も昨夜、発表内容を変更した事も含めて、今からご報告を申し上げる。スクリーンと共に、皆さんの手元には端末もあるので、自分で次のページをスクリーンとは別にめくる事も出来るし、そこに疑問、コメントを打ち込めば、ある程度返答が出来るようにやっているので、よろしく」


 おう・・短い声が上がった。これはAIでは無いが、同時進行でこのテーマを検討出来る画期的なプログラムなのであった。流石にここもショウの大得意分野だ、プログラミングは複数の者が行う事が出来るし、それぞれ優秀でもあるが、ショウもこの道の天才であった。今では火薬を使うミッションは少ないものの、彼はその分野の第一人者でもある。


「今では、何か博物館の館長のように言われているが、とにかく手一杯でさ、まずはラン班長が1台回してくれたスーパーコンピュータのデータベースと、量産可能であると言うメモリカードを使い、24時間探索MRで集積される画像を、部長と相談の上でデータと画像、コメントを組み合わせ、立体的な世界地図を作製中だ。それを優先しているので、とても手一杯である現状だ。A国の回収機器類のリスト管理においても、ラン班長と連携の上で、使用目的、用途、また産業資料館にある資料も殆どこのデータベースに移行出来た段階である事を報告しておきます。おっと・・話の途中だけど、2件質問と使用法が画面上に入っているようなので、アンサーボタンを開示して見よう・・ふうむ・・これは、専門的だなあ・・M国の地下通信路の不可解部分について・・アンサーは調査中となっている。当然、これは今からだと思うので、そうなるよね、うん。次に、北半球の操作は進んでいるが、南半球についてのMAPがまだまだ不備だと言う指摘だね・・勿論今は部長もこのデータベースによって、今までのシステムでは限界だった分析と演算速度の飛躍的向上により、増機のMRで刻一刻詰み上がっているので・・と言う回答になっている。つまり、データは、皆さんが打ち込んでくれればくれる程学習し、より良い答えが積み上がる仕組みになっている。AIまでとは言わないが、自分なりに今考えられる最大限の開発だと言う事で、発表を終わります」

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