表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンカラス  作者: 白木克之
1213/1722

第9章 新たなる境地に

「で・・もう一つ、リンが海底個からかなり陸地奥まで探索していたアバター探索で、どうもその方向がこの地底湖付近に向いているらしい事と、俺は何度も地上から縦穴を抜いている中で、何か、地下通信路がこの湖の岩盤上まで抜けているのではと言う情報も入っている。そこは、近くに居るリンに聞いて欲しい。またショウも忙しいだろうが、MAPにインプットを願いたい」

「ほうっ・・それも、もう少ししたら、恐らくランに呼ばれると思うんで、補佐と一緒に検討するつもりっす。とても膨大なデータが収容出来るデータベースがこのMAP用に出来るかも知れないんで、吉報を待っていて下さい。俺は引き続き、進入路であるとかその辺の詳細を調べて貰いたいと思います」

「そりゃあ・・喜んで」


 こうしてマコトもまた現場と言う現地に戻って行った。その場でまたアマンと話が始まった。


「・・と、どんなアプローチがあるのかは分からないけど、そう言う意味においては、隊長にも伝えたけど、データベースは分析的にも役立つと思うんすよ」

「はい・・そうなれば、正直申し上げますが、データが複雑且つ幾多もの方向性がありますので、積み上がれば積み上がる程難しくなっておりました」

「それが維持出来て来たのも、3名が優秀だったからですよ。でも、そう言う資料整理の忙殺作業よりも、もう少し大きな柱を立てて、例えば3本と言う形の枝分かれをする方がやり易く無いっすかね、素人考えで申し訳無いですが、この前お聞きしていて、そう思ったんす」

「あの・・一つよろしいですか?」


 アマンの言葉に、シンは、


「ええ・・何すかね」

「その敬語を止めていただけません?私は普通に首班に対する今のままで良いと思いますが、首班が年齢が上の者・・と言っても1歳しか違わないんですから、それに組織である以上、タメ口で構いません。むしろ、その方が私も喋りやすいので」

「え・・でも‥良いんすかね」

「勿論です!」


 アマンがにこりとすると、シンも、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ