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シンカラス  作者: 白木克之
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第8章 シンに初めて助手兼秘書が・・

 爆弾だって・・?依頼されたショウは戸惑っていて、シンに相談をした。シンはすぐカンジに連絡を取り、ノウハウを詳しくダンに伝えるようにとオンラインを指示した。何をやるのかは見えないものの、何かをやろうとしているのだ。それにストップをかけるシンでは無いし、副首班のダンがやる事だ。そこにストップをかける事も無かった。

 そして・・

 ずどーーーーーーん、どん、どんどーーーーーーーん・・どどどん・・凄まじい大々音響が周辺に響いた。地中にあったやや大きめの岩石が周辺に飛び散った。電磁パルス爆裂では地中10M以上の大地は細かい砂粒だが、その以下の地下では岩石は残っている事が分かっている。つまり、その深さ以上に爆薬の威力が到達していると言う事だ。それは相当な量であると言って良い。

 ひゅーーーん・・・やや大きめの岩石がダンとエイジの近くまで到達した。どどおん。


「うおっ!ここまで飛んで来たか・・」


 予想外の事が起きるのが現場だ。カンジが指示した避難距離以上まで飛んで来る岩石には驚いた。直撃すれば大怪我であるが、幸いにも直撃を免れた、爆発はもう終了したようだ。


「まだ、動くなよ!」


 ダンが大声で指示をする。爆発の周辺はクレーターのような穴が開いているようだが、もんもんと砂煙が上がっていた。有害な物質が飛び散っている可能性もあるから、MRが飛び回り、周辺の分析を行いながらも粉塵が収まるのを待つしか無かった。ダン班はMSI飛機を少し後退させた位置から、画像で指示を出していた。


「良いと言うまで、俺の指示を待て」

「はいっ!」


 ダン班は非常に訓練をされた屈強のメンバー達だ。第20班と言うもともとマコト班のメンバーが大半で、ダンが個人指名した者も居るが、やはり飛び抜けて優秀なのは、エイジである。

 しばらくして、


「良し、有害物質も出ていないようだし、粉塵も収まった。機内から出て、打ち合わせ通りに飛び出した岩石の採集に行くぞ」

「はい!」


 岩石の採集・・そんな目的の為に大規模な爆薬を使用したのかと思われるが、そこにはダンの狙いが隠されている。

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