第7章 宇宙へ・・
「だから・・それは調べる事だろう?それに居場所もあるし、それを実行する事も可能だ。だが、シンの言う事は、何らその修復金属の違いと、年代の事だけであって、その詳細については調べるとも言っていないじゃないか」
「ふ・・調べるとは今時点では確かに言ってはいない。だが、不明な事は検証せねばならないとは思うよ、ダンはどうだ?そのヤモリの捕獲をしたいか?」
「そりゃ・・なあ。しっかり確認はしときたいさ」
「じゃあ、決まりだ。行ってくれ」
「な・・何だと!」
ダンが驚くのも無理は無い。
「けど、ランと一緒だ。お前を単独で行かす訳にはいかないからな」
「じゃあ、お前は最初からそう言う事で?」
「いやあ、だから何も思って無いって。しつけえな、お前も、ははは」
「話の流れでそうなる事も、考えていたと言う事にはなる」
「ああ、それはそうだ。だが、危険な事は一切無しだ。新アームの使用テストもしようかと思っていた所に、ターゲットの話が今出たからな。俺の言う場所の探索は、今時点では無理だ。全く予想もつかないものだし、荒唐無稽な想像になっちまうからな」
「じゃあ、俺も今決まった事だ。シンの思う荒唐無稽な話の先を聞かせろ」
ダンは副首班だ。聞くのは必然であろう。
「ああ・・お前が確実に繋げるヒントを与えてくれそうな気がしたんだ。確かに今は何も分からないし、今回程謎が謎を呼ぶような通信路の複雑さであったり、塩田の発見もダンが立証した。あの空間が一体何だったのか、どうして必要だったのか、謎が一杯あるわな」
「ああ・・」
「だが、そんな一か所だけでも分からない事ばかりなのに、通信路DRと今は呼ぶが、全ての通路をまがいなりにも探索したんだ。全貌を知るのには、本当にケンシン部長は良く小型機を開発してくれたと思っているし、今、ランとコウタにもバーチャル月探査のミッション指令を発令した所だ」
「それも、聞いている」
「宇宙の方は大型だからな、MSIもMRと改名したそうだが、それなりのまた改良も必要だから、つまりはさ・・ダン、この通信路MRではそう言う探査は出来たが、次に進めないと思うんだよ。それがあるからストップしている状況だ」
「成程・・そこまで聞けば、今シンがやっている調査って言うのは思う所の一部であって、ぎりぎりのまだ試作までへの過程に過ぎない事だな?」
「そうだ。そして、ダン、お前が成長遺伝子によって巨大化する恐竜とは、ヤモリと言うか、それが卵から孵化したばかりの子だとして、まだサンプル一つ入手も出来ては居ない。そこから一歩を踏み出せそうな提案だった訳だよ」




