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第一章　進の日常

無口でとっつきにくい男シンが、いつものように上司に怒鳴られている。しかし、この日の彼は少し違った。彼が初めて上司に反論し、決して寡黙では無く饒舌な所もあると同僚に思われた場面から、急展開して行く

不明な会社に勤める聖　進（ひじりすすむ）通称名、シンと呼ばれる。一室でのやりとりから、やがて彼が特殊勤務のメンバーである事が明らかになって行く。しかし、彼の任務は長い間知られる事は無く、又、彼の出生や、その活動地域における特殊性も分かっていなかった。

やがて、少しずつ全容が明らかになっていくが、不思議ワールドが顔を見せ始める。その中からメンバーが一人一人現れるが、シンがそれまで過ごして来たスキルによって、いかにクリアして行けるか、毎回命の危険を伴う場面に遭遇して行く。

シンがいかに困難な場面においても確固たり信念を持ち、そして、培って来たスキルが重要なのか、そして今まで誰も頼れる者も居なかった周囲が、彼を認めメンバーが集結して行く。これから起きる怒涛の急展開で人類は未曽有の危機に突入して行くのである。