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衝撃の事実

えー。いろいろアウトかもしれません。

お食事中の方はブラウザバックをお勧めします。

あぁ、待って戻らないで、面白いから読んでって!

不審なメールが来てから数日が経った。


すぐに忘れることができればいいものの、そのメールの存在は俺の頭の中に残り続けた。


どうしてかというと、なかなか人に説明するのは難しいのだが、つまりはこういうことである。


日常の中に見つけた非日常を諦めることができなかった。


誰しも小学生の頃は魔術的で奇術的な存在を信じていたり、想像したりするだろう。

年を経るにつれてそういう非日常な現象というものが存在しないという事が分かり切ってしまう。


しかし俺の中には、どこかに非科学的な非日常が存在していることを望んでいる自分がいた。


ということで再びメールのリンク先のページに訪れた。


真っ黒な画面。


前回はここに白い文字が浮かび上がってきたが。


『戻ってきたみたいだね。』


白い文字が浮かび上がる。


やはり心を読んでいるのか。


『育成プログラムに参加する意思はあるのかな?』


ポップアップが表示される。


->YES NO


いやいやいきなり聞かれても答えられないだろ。


一秒

二秒

三秒

沈黙。


「あちゃーボクとしたことが読み間違えちゃったみたいだねー。」


pcから男の子?の声が聞こえる。


「僕の読みだとここでNOを選ぶはずなんだけどねー。意外と悩んでたりする?」


「いやお前誰だよ!」


「うーん。参加前の方に名前は教えられないんだよね。ボクは君の担当者。気軽にキムラとでも呼んでくれ。」


「それじゃ、キムラさん?魔術とか...マジ?」


「マジマジ、マジックのマジ。本当だよ。」


マジとマジックを掛けてるのか。つまらないんだが。


「まだ信用ならんのだが。」


「そっかーじゃあね。_ナメクジくらえ_」


うっ、急に口からなんか...おえっ。


何か出てきた。


柔らかい。...ナメクジじゃねぇか!


「どう?これで信じる気になった?」


「今のって。ハリー〇ッターの...」


「ああ、ハリー〇ッターね。アレ史実だから。」


「史実かよ!」

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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