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あの日伝えられなかった想い

作者: ジョリオ

これはある男子高校生の一夏の物語であります。

題材のなる男の名は佐々木勇気  

今年の夏は前年より暑く過ごしにくかった

そんな中、学校でよくいる目立ちたがり屋の男子はいつも授業は寝てばかりでもちろんそのお陰でテストは赤点それでも反省はせずに周りの先生からは[いまから勉強しなきゃ苦労するぞ]と言われながら毎回まぁどうかなるだろぅと思いながらもただ生きてきたそんな中でも唯一学校の先生たちから今年も頼むぞと言われることがあったそれは、それは学校でよくある高校野球の応援団である佐々木は高校1年~毎年応援団に期間限定で入団をしており係りとしては指令をする係りに所属し

内容としては名前通り高校野球中曲を選んだり

選手の名前をプラカードのような物に出し応援団員、来客者、高校の生徒に見せるものだった

佐々木なぜその係りかと言うと自分自身以前野球をやっていたこともありそのお陰で野球のルールなどを知っていためすぐに出したりできるからその係りについたのである。そのため今年もいつも通り着いており今年はその係りの責任者にも選ばれより一層責任感に湧いて居たのですが、その分自分で勤まるのかと言う不安も同じくらいあったのだがそんな今年もいつも通り後輩たちが入団してきており、放課後に挨拶もかね集まったのだ

そこには約数十人の後輩が居てまぁ今年もこのくらいかと思っていると昨年より異例の男子より女子の割合が多く同じ同期と今年大丈夫かな?と不安ながらも話でいると一人一人自己紹介が始まると男子と同じいやそれ以上の大きさの声で挨拶を始めあ、今年大丈夫だと安心しながら会話を始め

さっそく練習が始まり最初は基本動作である

掛け声から始まり腕の位置、身体の使い方などを少しずつ教えていき最初の一週間は普段使わない筋肉や声などを使ったりして、皆筋肉痛、喉の痛みで悩まされたがこれは今の上級生の自分達も最初味わった事であり、ある意味伝統でもあったが練習中はそんなことは言わず厳しく自分達は

[もっと声を出せ、もっと身体を反らせろ]などを言い後輩たちもなんとか付いてこようと努力をし中には厳しいせいで泣いてしまう子も居たが

2~3週間経つとそれもなくなり皆最初より格段に成長をしその頃には数十人の後輩は各パートごと

別れ、あるパートは曲に合わせて振りをする係り

、太鼓係は曲に対してリズムをとる係りに別れ自分が所属する指令係には5人の後輩が入り自分の所の仕事としては主に指令でありこの応援団で一番疲れるといっても過言ではなかったなぜかと言うとあまり休みがないからであるなぜかと言うとひとつの学校が座れる席は約50メートルほど端から端まで試合の攻撃中は走るのはもちろん守りの時は皆休んでいるが、指令は次の打順、交代するかもしれない選手を出しといていつきてもいいように用意するのともし守りの時に点をとられたら頑張れコールなどを団員に指示しなくてはならないため皆は大体5分~10分休めるが指令は休めて5分休めないときぶっ通しで行うため暑い日は本当に地獄であるそのため練習の時から他の係りより厳しく行い休憩は各係り事とって良いため試合と同じ5分を目標に練習をしていた。するとある後輩は[先輩、なぜ自分達は5分しか休みがないんですか?他の係りは10分~20分もあるじゃないですか?]と言われ自分は正直に試合中の話をすると後輩は[分かりました]とだけいい戻って行ったするとある時応援団担当の先生から呼ばれ行くと先生は[みんな、不満がってるぞもう少し優しく教えたり休憩を長くとってもいいんじゃないか?]と言うと佐々木は[本当はそうしたいですが、本番彼らに倒れてほしくないのと今ここで厳しく教えて置けばこれから将来どんなことがあってもこの応援団で培った苦しさを思い出して頑張ってもらいたいんで]とだけ伝えその場を立ち去った戻ると後輩たちはいつも通り休憩を終え待っておりすぐ練習に戻り厳しく教え一つ一つ成長して行くのが目に見え練習が終わると後輩を連れてコンビニなどに行き毎回ほしいもの1個を奢っており裏では練習厳しいけど、練習あとは優しいと言われておりそんなある帰り道いつも通り帰っていると前に一人で歩く女子がおりよく見ると他の係りの2個下の子だった一緒に帰ろうと誘おうとすると間宮はイヤホンをしており声が届く所にいこうとしたとき後ろから車が向かってきて間宮はそれに気づかず急いで注意換気をしよう近づき肩を叩きようやく車の存在に気付きその子は自分に[ありがとうございました]と笑顔でお礼をすると佐々木は一目で好きになった…でもそれを気づかれないよう[一人で帰るならこっちにおいでよ]と誘うと同じ学年の子も居たためすぐに[はい!]と答え、間宮も一緒に帰りあまり話したことがないため趣味や今いる係りはどうか?などを聞き最初は気を使っていたが少しずつ打ち解け色々な話をして行きあっというまに駅に着き自分含め皆バラバラの電車に乗り佐々木はいつも通り席に座り音楽を聴こうとすると携帯のバイブ通知がなり誰からだろう?と思いながらも見てみると先程一緒に帰った間宮から[今日はありがとうございました‼あと少しで車に轢かれる所でした。尚いつも一人で帰って居たので誘っていただいて嬉しかったです!]と言う文面で佐々木は[また、一緒に帰ろう]と言う一言で終え返信するとすぐに彼女からはい!と言う返信が来てその日は終え家に着くとすぐに日課でもある反省ノートにその日の練習でこうすればよかったなどの反省を書き次の練習に役立てていた。次の日自分以外の後輩が応援団先生から呼ばれ行くと前から相談していた厳しいと言うことに対して本人には内緒で前に佐々木が先生に言ったことを言うと後輩達は心の中で納得をするだけでなく、感謝をしその場を立ち去りいつも通り放課後に練習が行われいつも通り練習を始めようとすると後輩はいつも以上に張り切り佐々木も[ん!?どうしたんだ?いつもより元気がある]と心の中で思っていると後輩の一人が元気よく[これからも厳しく教えてください!]と言い佐々木も[おう!]と言い、いつも通り練習をし試合まで残すとこ1週間となるとより一層厳しく後輩に少しでもプラカードのだすタイミングを逃すと佐々木は[もう一回やり直しと応援団、吹奏楽部との合同練習でも気に止めることなく流れを止め頭からやり直させ先生、後輩、同期はそこまでやるか?と思いつつも行われ

本番になると後輩達は始めてみる球場に時もを抜かれていると佐々木が一言[早く準備しないと間に合わないぞ]と言い急がせたいざ試合が始まると初回から両チームの点が動き指令係りは急ぎつつも練習通り冷静に判断をしその場を切り抜けた

2時間半の試合は幕を閉じ試合結果負けてしい

帰りのバスではやりきったと思うものや悔しさのあまり泣いてしまい子もいたそんな中、指令係りに就いた後輩たちを見るとみな悔しがって泣いていた。バスが高校に着くとゆっくりバスからおり片付けをしていると係りの後輩たちが近づいてきて、いままでありがとうございました!この厳しさは将来忘れません!と言い残し去ったすると

佐々木は心の中で先生が伝えたんだと確信をし

満足感になりその日の帰りも指令係りの+途中から一緒に帰るようになった係りの子計7人で帰り今日の試合の話などをしつつ高校生活の話をしていつも通り電車に乗ると何件も通知が来て見ると

中には応援団のグループでの会話だけかと思うと個人の通知が来ており見てみると間宮からはだった[この3ヶ月間厳しくも楽しい物でした。途中でやめようかと思っていましたが、なんとか先輩方のお陰で止めずいられましたし練習は厳しいですが自分達のために厳しく指導をしてくれ強く慣れた気がします!]と言う文面で佐々木は少し置いてから[よかった!この応援団での生活は必ず君の人生に間違いなくプラスになるからこれからも頑張って!]と返すといつも通り[はい!]と返信が来て携帯を閉じその日もノートに反省を書きいつも以上に早く就寝をした。

次の日になるとまた、応援団前の生活に戻り8月となりそろそろ進路も決めなくてはならなくなった。佐々木は前から希望していた人を助けられる仕事に就きたいと思い消防士を目指しその年消防を受験をしたが落ちてしまい公務員の科がある専門学校に受験をし見事合格をすると残りの7ヶ月間やることがなくなり学校でいつも通り授業を受け昼休みになり食堂に行くと応援団以来見かけることがなかった後輩に会いその中には間宮もおり一言佐々木に[専門学校受かったんですね!おめでとうございます!]と言い佐々木は何で知ってるのだろう?と不思議に思っていると後ろから自分と違う科だったか応援団で3年間中のよかったやつが来て[俺が伝えたよ!]と言い立ち去る最後[あの子の事好きならきちんと伝えない後悔するぞと言い残し帰っていきその時は今伝えなくても後悔なんかしねーと思い流し いよいよ佐々木が高校の卒業式に出席をし終わると部活での送別会が行われいつも通り友達と帰ろうと準備をしていると後ろから聞き覚えのある声が聞こえ振り返ると後輩の間宮だった見てみると手には花束を持っており一言[一緒に帰りませんか?]と言い最後だしと言いかと思い本当は一緒に帰るはずだった奴にかっこつけながら[今日ごめん!先約がいた]と言い残し間宮野本に戻り一緒に帰り道写真を撮ったり高校であった面白い話などをし帰りあっという間に駅に着き佐々木は告白するならここだ!と思い勇気を出して言おうとしたとき間宮の携帯がなり佐々木は[あ、いいよ!大事な用事かもだから出な]と言い間宮も申し訳なさそうに[ごめんなさい!]と少し離れた所で話をしようやく電話が終わりもう一度言おうとすると次は間宮の電車が来る時間になり佐々木は[まぁいつでも言えるか]と思い別れる携帯を見ると間宮から[さっきなにか話をしようとしてました?]来ていたけれど、佐々木は携帯で告白なんて、嫌だと思い[いや、なんでもないよ!]と返すといつも通りの返信が来ており

また遊んだときにでも話そうと思い

それから佐々木は合格した専門学校に入学をしたある日携帯が古いのか行きなり壊れ新しい携帯にすると連絡先がすべて消えてしまいなんとか、知ってる限りの人の連絡先を登録すると間宮の連絡先を消えてしまいなんとか、知ってるであろう応援団で同じだった人に連絡を取るとそいつにかんしては過去の後輩などの連絡先を全て消してしまったそうで間宮と連絡をとる術はなくなってしまい少ししてからそいつから言われた何気ない一言を思い出したそれは[きちんと伝えない後悔するぞ]と言うものであの時駅で伝えておけばいや、帰り道にでも伝えていればと後悔をしそれから

2年の月日が達佐々木は念願の消防になり

新たな人生を歩みいつも通り訓練していると出動命令がなり急いで消防車に乗り込みあとから来た詳しい情報を聞いていると交通事故が起こり

1名は自転車に乗った女性 1名は軽自動車を運転していた男性すぐさま車両の中では隊長から命令が下り[2名とも高エネルギー外傷の疑いあり尚自転車の女性は心停止の疑いもあるためわ予断を許さない状況であるそのため佐々木と望月は自転車側

横田と桜木は車両に当たれ]との命令だった

現場に着くと佐々木の想像を遥かに越えていたなぜなら自転車に乗っていたという女性何メートル先に飛ばされ車はフロント部分が大破していたため即死だったでも驚いてる暇は無くすぐに自転車を運転していた女性の方に行くと佐々木その女性をみるやいなや、動きが止まったなぜなら目の前にいた女性は過去に自分が好きだった間宮だったからだすると隣にいた先輩でもある望月が[おい!どうした!早く助けるぞ!]と強く言いうとすぐに

佐々木は我に帰り助けよう試みるが鉄筋に挟まれて足が動けなかった目の前の間宮は奇跡的に意識はあり激しく痛がり一刻も早く助けないと

足を切断しなくてはならなかったがどうにも動かなく時間だけが過ぎ事故発生から1時間が過ぎ鉄筋を機械で持ち上げようとしたとき隊長から待て!と命令が下った!それを聞いた間宮なんで!!叫ぶと救助隊を集め話し合いが始まったが内容としては今鉄筋を取り除くと時間的にクラッシュシンドロームの恐れがあるから医者が来ないと手出し出来ないと言うものだった

佐々木も救助隊として、それは分かっていたもののなんで!と思い心の中で悔しかっただが

そんなこと入っておれず、すぐに隊長から本人に事情を話を話すと間宮はクラッシュシンドロームってなんですか!?早く助けて下さい!と言い泣き叫ぶ中、佐々木は間宮の元に行き、今の状況とクラッシュシンドロームの恐ろしさなどを説明をした。今挟まれてる鉄筋を取ることはすぐにできるだけど、事故発生から時間立ちすぎたためクラッシュシンドロームの恐れがあるクラッシュシンドロームとは挟まれてる足の下部に細菌が生まれ鉄筋を取り除くと一瞬で細菌が体全体に回り一瞬で心停止の恐れがあるどうすることも出来ない…と言い立ち去ると後ろで間宮泣き叫んでいた

そんな中医者が着き間宮の状況をみるやいなや

切断を決意し本人にも伝えられると麻酔をするとすぐに行われ切断したものの命は助かったが

間宮はこれからどう生きていけばいいのか?

など色々病院で悩んでいるとそこに佐々木が現れるやいなや、間宮は話すことは無く佐々木もなにを話していいのか分からないままそばに座り2時間が経つと間宮から[あの時はありがとう本当の事言ってくれたり励ましてくれたりして]と笑顔で言い佐々木も[うん]と小さな声で答え帰った

その夜また、過去の自分の過ちを振り返りあの時言っていればこんなことにならなかったのにと自分を責め続けそれから病院に行くのが日課になり

そんなある日の事間宮が佐々木に驚くべき事を言い始めた[私、これから義足で生きていく]と言うものだった…佐々木は[本当に!?これから辛いよ?大丈夫?]と心配そうに言うと間宮がいつもの笑顔で[大丈夫だと思うもちろん怖いけど、勇気はもっと怖い現場にいるだしいつも勇気から勇気をもらってるからこれからは頑張る!]と言うと

勇気はここだ!と思い[高校の時からずっと言うはずだったのに言えなくてこんなときに言うのも違うと思うんだけど、その…付き合ってください]と言うと間宮は嬉しいけど、こんな体じゃまだ、どこにも行けないし迷惑かかるだけだよ?と言うとすかさず、佐々木は[そんなの関係ない!!

どこにでも連れていく!だから付いてきてくれ!]

と強く言うと間宮も分かった!と笑顔で答え

それから3年義足にもなれた頃佐々木と間宮は結婚をしそんなある日佐々木は間宮にあの時の

事を言ったそれは卒業式の時に告白しようとしてた。と言うと間宮は分かってたよ!と言い

佐々木は付け加え[このまま言えなかったら一生後悔すると思ったからあの時言えてよかった

これからも宜しくお願いします!]と言うと

間宮は昔と同じ返事をし[はい!]と答え

それからも末長く暮らしました。


 

                  了

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