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幼い心に届くといいな。  作者: ゆらり
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生きる事は試練

普通。の定義ってなんだろう。

多数派か…一般的に、か…

なんだろう。

一人一人みんな、普通が違うはずだ。


誰しも悩み苦しみ自分の人生を生きてきたと思います。

人の痛みは、同じ痛みを十分に経験した人にしか分からない。

つまり一番の理解者は自分。

何が起きたか、その時の恐怖、不安、全部分かってあげれるのは自分しかいない。


今、生きづらい人生を送ってるなら、自分で自分を癒してあげて欲しい。

自分の中で苦しんでるインナーチャイルドを強く抱きしめてあげて欲しい。


今、過去に囚われて苦しんでる人に私は伝えたい。

私と似た様な思いをして来た人達に伝えたい。


そして私は今日もインナーチャイルドと向き合う。


自分の生まれる場所は選べない。

人生は生きていかなきゃ分からない。


苦しんでるあなたへ。私へ。

ちょっと楽になってもいいかもね。


沢山辛かったね。

そして、それが本当に、辛かった。

て、過去形に出来たら、どんなに楽だろう。

催眠術で過去を消せたらどんなに楽だろう。

あの頃の私に傷を負わせた人達を恨んで憎んで憎み倒して、この苦しみから解放されるのなら、私は憎しみ続ける。


だけど…

どんなに憎んでも、人を羨んでも、泣いても…足掻いても、消えないから辛いんだよね。

現在進行形で、過去になってない。

過去の出来事。で終われない…今でも纏わりつく。

早く、自分の人生を自分の為に生きて欲しい。


過去だ。って、忘れよう。って簡単に言うけれど、それが出来たらどんなに楽になれるんだろうね。


苦しくて苦しくて、死にたいよって人に、死ぬ勇気があれば何でも出来る。て言う人がいるけれど、もう何もいらないんだよ。ただただ、今のこの苦しみから解放されたい。それだけなんだよね。

この先の良い事も幸せも、そんなのいらない。今の苦しさから開放されたい。それだけ。

だけど、幼少期を生きちゃった、ほんのちょっと大人になった私から今伝えれる事はあるよ。


私の母は、何だったのかな。

境界性人格障害から始まり統合失調、脅迫障害、それと虐待、兄の統合失調症、DV…

あぁ。父も荒れてた。

分かり合えてた身内の自殺。

今でも分からない。


分かる事は、怖かった。痛かった。苦しかった。楽にして欲しかった。死にたかった。父、母、兄、私…一番年下で女で無力だった幼い私。

大人になったら皆殺しにしてやるって何度も何度も一人、部屋で泣いてる。


まるで、死神に呪われた家。としか思えない。

そんな黒々しい者たちから私は去る。

この負の連鎖の仲間には入らない。


精神病。その言葉、大嫌いだった。

精神おかしくて、人を苦しめるくらいなら、自ら去ってほしい。

だけど分かる。今なら…

好きでそうなった訳じゃない。

好きであの人達もそんな人生を歩みたかったんじゃない。

あんな人生、私は歩みたくない。

だって一回きりの大切な人生。

幸せだった!楽しかった!と終わりたい。


そんな私も、物心ついた時から、吃音障害に苦しんでいつしか、不安障害と言われPTSDと言われた。

だけど…私はそれらに負けたくない。


負けてこの先の人生を辛いものにはしたくない、負けて同じ様に誰かを犠牲にしたくないから、これから先を楽しみたいから、笑う。

真っ黒だった全てを真っ白にして一から歩む。

沢山笑って、良い人生にしたい。


強烈なインパクトは、まるでビデオテープでも撮ってたかの様に、脳内に焼き付いてるよね。


その一つ一つに、今大人になった自分が向き合おう。幼い自分に声をかけてあげよう。泣いてる自分を抱きしめてあげよう。あなたが頑張って生き抜いてくれたって感謝しよう。何も悪くなかったと、辛い気持ちを目一杯、共有してあげよう。


頭の中のビデオテープを一つ、一つ、ゆっくりと再生させてゆく。

残虐すぎる映像と、恐怖に苦しくなったらストップ。

そして落ち着いたらまた、再生。


ゆっくりでいいから、再生して、その時の気持ち、恐怖、辛さ、泣いてる自分。

許して下さいって、ごめんなさいって叫んでる自分を癒してあげよう。


あなたは、何も悪くないんだよって。

あなたは、よく頑張ったって。

もう苦しまなくていい。私はあなたが大好きだよって。生きててくれて、ありがとう。て抱きしめてあげて欲しい。


欲しかった愛情。

自分で自分にあげよう。


それを私はもう10年やり続けてる。

うん、長期戦。

だけど、今私は、笑えてるよ!

楽しい事できてるよ!


完全では無いけど、今生きてこれからある幸せを楽しみにしてる。


人とも話せる。

笑える。

ふざけたり、おちゃらけたり。

私らしくいれる時が8割占めてる。

あともう少しかな。


弱虫で意気地なしで諦めかけた人生、負けかけた人生、こんな私でも今、笑えてる。

だからあなたも、早くここまで来て欲しい。

見る世界が全然違うから。

あなたにも、この私の普通。そしてそれが幸せ。を味わって欲しい。

今でも側から見たら、幸せとは呼べない、普通とも呼べないかも知れないけれど、私が自分で思う普通で平凡がこれなら、それでいい。


あの人達を、許した訳じゃない。でも許してない訳でもない。

会わない。どんな事があろうと…まだ会えない。

一生会える気は起きないかもしれないけど、何処かで普通で幸せに暮らしてくれていたら、それはそれでいいなって思うよ。


今、苦しみもがいてるあなたは、傷を負わせた人達をこれでもかって程に憎んでるでしょう。

あいつのせいで。

自分の人生が。

確かに、ごもっともだよね。私もそうだった。


そして、平凡で仲良い家族を羨んでるでしょう。

それが嫉妬に変わる事もあるでしょう。

自分には無いものを簡単に当たり前かの様に手にしてるから。

私もあぁなりたかった。

私もそんな家族が欲しかった。

良くわかる。


何で自分だけが…

思うよね。


でもね、どれを取っても何も変わらない。

ずっと苦しいんだよ。

そんな思いをずっと募らせてる自分の姿は、醜い姿かもしれないよ。

それは、もう戻る事の無いあなたの歩んで来た人生なんだ。

悔しいね。辛いよね。

だけど、変わらないなら、変えれないなら、受け入れるしか無いんだよ。

残酷だけど誰に縋っても、泣いて喚いても、変わらない。


歩んだ人生を受け入れたくない人生だけど、受け入れて、あたかも簡単に手にしてる人達の様にはなれないけど、この苦しみから少しずつ解放されて来た時には、簡単に手にした人には、分からない経験が、あなたをどんどん助けてくれる。


苦しくなったらいつでもここに来て。

私も来るから。


今、暗闇で何も見えなくて泣いてるあなた。

私は味方だよ。

そして、また10年後の私。

成長してるかな。まだ…私の人生も一から動き出したばかり。そしてたまに戻り、止まり、また進むよ。


これからゆっくり、書いて行こ。

過去を過去に出来ずにいるあなたに届くことを祈って。


吃音障害に苦しんでる人、私もその一人。

普通に話せたら、どんな世界なんだろうね。

でも、自分なりに試行錯誤しながら声を発してるはず…

喉につっかえて中々出てこない声。

吃音とは一生お友達かもしれない、けど日常生活が送れるくらい楽になった話しも、書いて行こうと思う

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