母親
サブタイトルって全然浮かばなくて困ってます…内容になかなか合わなかったりするかもですが勘弁してください!
では本編どうぞ!
…マジか、お母様方強すぎやしないかね…なんで逃げろなんて言ったん?移動する必要も無かったじゃん…
でも何でいきなり大量の魔物が来たのかな。しかも種族がバラバラなのに固まって動くとかありえないよね、共生してるとかじゃないと。でもする様な種族には見えなかったしなぁ、まずいきなり来る理由が何だろう。住んでいた所を追い出されて来た?でもまとまって来る意味がわかんないし。知性があって皆でやれば怖くないみたいなことか?ある様な動きは無かったしな…なんだったんだろー!わかんねえー
「リュー君?じゃあ話を聞かせてもらいましょうか?」
やばい来てしまった、なんて言おうか。すっとぼけてみようかな。
「なんのこと?話せるのは覚えたからだけど?」
「生まれて1年経たずの子が考えて話せるなら家庭教師はいらないわよ。せめてもうちょっと反論しにくい返しを考えなさいな。それ位できるでしょ。」
反論しにくいって無理だろ!全くその通りだよ、生まれて1年で話せるとか天才通り越して化け物レベルだわ!なんていえば…
「坊ちゃんは神の遣いなのですよ。ですから知識が与えられているのです。私はそのお世話係に選ばれて坊ちゃんと話していました。」
ちょっとリゼさん!?何言い出してくれてんですか!いや前世とかの説明よりはよほどましか。ん、ましか?完璧頭のおかしい人じゃね?
「そうなの!?すごいじゃないリュー君!そうならそう言ってくれればいいのに!」
何、そんなに神の遣いってありふれた物なのか?ちょっとは疑問に思ったりしないの?
「何馬鹿な説明で間に受けてるのよ。神からの干渉はもう2000年も前から無いのよ。魔王も昔みたいに暴れてないし龍種なんてただの酒飲みじゃない。何の為に神が遣いを寄越すのよ。」
だよね、ちょっと気になるとこがいっぱいあったけど、こういう反応が普通だよね!てかマジで何の為に神にならせようとしたんだろうか。聞いてなかったな…とりあえずこの説明に乗っかるか。
「事実なんだ、神から神格を得てきてくれと頼まれてこの世界に生まれてきたんだ。この事はあまり言いふらさないで貰えると助かります。」
「えっと、ほんとにそうなの?神がまず実在した事が信じれないんだけど、こんなちっちゃい子が喋るとか普通はできないし、でもでも…」
「すごい!リュー君神様になるの!?じゃあ私神様の母親じゃない!すごいなー!」
もうやだこれ、リーザ母さんは普通の思考だけど自分の世界で考え込んでるし、アンナ母さんは能天気というか脳タリンだし。よくこれで宮廷魔術師だったな。
「まぁ事実だけど、こんな面倒な子でも見放さずに育ててくれると助かります。」
「何を言うのリュー君!リュー君は私がお腹を痛めて産んだ、私の子よ!次そんなこと言ったら怒るからね!」
あぁやばい、母親ってこういう人のことを言うんだな。前世の母親とかゴミだったから泣けてくる…
「はい…ごめんなさい。ありがと…」
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その頃魔物の突如でてきた付近
「ちっそこそこの奴を集めたつもりだったが…人外共め。次はもっと大量に強いやつで攻めてやる…」