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そろそろ動き出したいかな

さぁメイドさん改めリゼさんが協力者になってから一月が過ぎた。

この一月の間で言葉はほぼ覚えて、リゼさんの解説つきで絵本を読んでもらい文法もだいたい覚えてしまった。


そういえばリゼさん、20歳すぎくらいだと思ってたら16だって言われたよ…全く見え無かった。

無邪気に


「リゼさんって、大人びててかっこいいよね」


って言ったら


「…どうせ私は老け顔のおばさんですよ…はぁ」


とか言い出されてすごく焦った、というか怖かった…一時間位ずっとブツブツ言い出したからな。

女の人に年とかの話は厳禁だ、というのを身に染みた一件だった。

閑話休題


後は魔法の事を教えてもらった。

魔法には大きく2つあり


元素魔法と神精魔法


の二つがあるらしい。

らしいってのは神精魔法を使うには神やその属性を持った精霊の加護又は契約がいるらしく、使える人は神殿やら国のお抱えになるらしくメイドや個人の護衛になる人は滅多にいないらしい。だから見るためにはそこそこの所に行かなければ見えないと説明された。


元素魔法は現代にある水素とかナトリウムとかの元素ではなく、火や水、土などのいわゆる五行とか、3人の魔法使いが王を選んで導く系の漫画に出てくる八芒星等にまつわってくる魔法であり、最もこの世界でポピュラーな魔法でもある。


この元素魔法には、火・水・土・風・光・闇・治癒・錬金・空間・力があって、その上位に焔・海・大地・大空・黎明・宵闇・生命・錬成・時空・重力とあるらしい。らしいってのはそこまで行けた奴が今の時代に現存せず、物語とか英雄譚の中だけの存在だからだ。

もちろん絵本の中にも英雄譚はあったが、英雄1人で上位を2つとか使ってる奴はいなかった。


神精魔法は儀式魔法とも言われていて詠唱や舞等をして魔力を捧げる事で使えるらしく、時間は掛かるが、威力は高くて範囲も広く必要な魔力も少ないという利点がある。


またラノベとかだと無詠唱とかが難しいとかいう設定があったがこっちではただの慣れらしい。

というか元素魔法は絶対に詠唱がいるわけでは無く、イメージしやすいように詠唱する事があるとリゼさんは言っていた。これは知ってることを再現する魔法と言った感じなのでそこまでイメージ出来るならいらないそうだ。化学さんとか自然学さんが役に立ちまくる魔法っぽい。


まぁ俺は現代の理科系を高校レベル位は学んでいるし、イメージもしやすいだろう、と思って簡単に火魔法のつもりで青白い火を出したら心底驚かれた。青い炎は焔魔法の言い伝え位でしかないらしい。


後やっぱり家は貴族だったんだが、俗に言う辺境伯らしく、住んでいるのが田舎だった。魔物の跋扈するこの世界では、辺境伯はその名の通り辺境に住み、魔物などに対抗するため物理的に強く、危険な所を守っているということで権力もあるらしい。

俺が最近父親を見てないのは魔物を討伐に軍を連れて出ているからで、そろそろ帰ってくるらしい。説明をしてなかったが、父親は長い金髪をオールバックにした、インテリヤクザみたいな感じだが俺が見る時はいつもデレッデレな顔をしてて怖さがない人だった。名前はエドワーズで、これも最近わかったが家名がラ・シャーロットという。ラってのは辺境伯家家長に付くらしく、男爵であればドなんかが付くらしい。だから俺のフルネームはリューリウス・シャーロットということになる。

聞いた所によると、兄妹が上に4人いるらしく家督を継ぐことは無いだろう。その4人にはまだあったことがない。そろそろ1年たつしあえることを楽しみにしよう。


こんな感じで力もあれば恵まれてもいるっぽいのでまったりと強くなって行きたいなぁ…



ドタドタっ、バン!


「リゼ様!c級程度の魔物が200程の群れでこちらに接近中!探索者や傭兵の方が事に当たっていますが、危険です!坊ちゃんと奥様方を連れてお逃げください!」


まったりは無理そうだね、これ。




pv200を知らない間に超えてました…びっくり&感謝です!これからも頑張って書きますのでよろしくお願いします!

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