閑話
一応愛莉がヒロインのつもりです。
「あぁ先輩、いつ帰ってくるかな…
明日かなー明後日かなー。早く帰ってこないかなー…死んだなんて…そんなのあるわけ…ないよね……先輩…」
私は水上愛莉。ある学校〜まぁ名前が無いからあるっていうしかないんだけど〜そこのハッキング科の一生徒だ。
私には好きな人がいる、いや、いた…一昨日試験中に失敗し、死んでしまった川宮龍斗先輩だ。
そこそこ仲が良かったし先輩とはよく話していた。むしろ私以外話しているのは数人しか見たことがない。メールなんかも依頼と学校の事務的な物、メックなんかのクーポンとかしかなかったし、電話なんかも特にしてなかった。
出会いとかも1人でいた時同じく1人でいた先輩が話しかけて来てくれた時だ。まぁそこで一目惚れしたんだけど…
だから先輩の事を知るために色々した。学校のハックもしたし盗聴なんかもしている。バレてもう盗聴ではなくなったけど…先輩は笑って許してくれ今では公認でやっている。
そんな先輩が一昨日死んでしまった…あの先輩なら好きな異世界にでも行っている気がするけどさ。
そう異世界、先輩が好きだったジャンルだ。まぁ異世界物だけじゃなくサブカルチャー全般好きだったけど、特に好きだったのは異世界物だ。いわく「こっちと違って命の危険が身近にあって命の価値がよくわかる、最高の人生を送れる場所。」らしい。そんな所じゃなくたって、私達なら命のやり取りなんかしょっちゅうだし、先輩はそれに負けちゃったから死んだんだけど。
先輩今楽しんでるかなぁ…
でも…先輩に会いたい、先輩の匂いを嗅ぎたい、先輩の声を聞きたい、先輩の手に触れたい、先輩の髪を撫でたい、先輩にキスをしてみたい、先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に先輩に…
あぁ先輩にもう一度、会いたい
ヤンデレ大好きなんですけど書くとなると結構浮かばなくて病みが足りない気がしますが甘めに見てください|ω`)