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原稿用紙 裏2
残りのスペースも少なくなってきました。
チャイムも鳴りそうですので、そろそろ、締めに入ります。
イ界、そこに絶対的な悪はいますか?
いないですか?
いないんですよね?
だって世界は、いつだって矛盾を孕んでいるから。
いつしか矛盾はぬるま湯となり、誰もが永遠にそこにつかっていたいと、そう思うから。
いいでしょう。
ならば、私がなりましょう。
他人の不幸を蜜の様に舐めとり、邪な思想で大衆を嬲り、悲鳴と嘆きの声を聞き恍惚の表情を浮かべる様な、そんな存在に。
私を止める権利は誰にもありません。
いえ、誰にも止めさせません。
待っていて下さい、私が救いましょう。
憎むべき相手を見失った、全ての人間を。
私の命を、人生を賭して。
高校一年 A組 四番 一ノ瀬 貫之




