何か目覚めた
自分に連載が書けるか、挑戦してみました。
何か急に目が覚めた気がした。
自分の名前は…2つある?1つは九頭竜 太一 もう1つはディル ライズ。
最近はディルの名前で呼ばれている…気がする。太一の記憶は二十歳後半で止まっているが、ディルの記憶は産まれてから多分2〜3年くらいしかない。
転生ってやつだろうか?。なんかそんなかんじのネット小説を太一のときによく見ていたような気がする。
さっきから 気がする ばかり考えているが、本当に太一の記憶はぼんやりとしか覚えていないのだ。
ディルの記憶は最近のものだか、赤ん坊の脳だからか余り考えがまとまらない。もしかしたら成長すれば脳の思考力や記憶もはっきりするのかもしれないが…
いずれにせよ何か変な記憶があるってことでいいだろう。
そんなかんじのことを考えていると誰かが部屋に入ってくる。
「でー、あちょぼぜー」
入ってきたのは五歳頃の男の子だった。三歳児の記憶からたどるとどうやら兄のようだ。名前はガルシアという。彼の最近の遊びはモンスター使いごっこで、自分がモンスター使いで僕がモンスターらしい。といってもほとんど僕というモンスターをつれての散歩だか、彼にとっては冒険らしい。
変に前世の記憶が目覚めはしたが、ディルと太一が完全に1つになった訳ではないらしく、体に委ねるとディルの意識が全面に出てくるようだった。
「あー あぃ」
僕はガルシアの後をハイハイでついていった。
話の切りどころがいまいちわからない…