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私が思うこと

作者: RINTAROU

あなたがいない世界で私はいったい何日間生きられるのでしょうか。

カラフルに見えていた世界がすべてが白黒になって、ご飯も喉を通らないなんて、泣き言を言うかもしれませんわ。

それでもきっとあなたは戻って来てはくれないのですわ。

いくら泣いたって、あなたの名前を呼んだって、ベットの中で丸くなって涙でシーツを汚したって、あなたはきっと戻ってきてはくれないのですわ。

結局私は泣き疲れて眠ってしまうのだけれど、朝起きてあなたが隣にいない現実をすぐに突きつけられてまた世界が白黒に見えて、ご飯も食べたくなくなって、悲しくなって泣くのですわ。


夢であなたと愛し合ったことを思い出すと、すぐにジーンと熱くなるのですわ。

私はすぐに恥ずかしくなってその出来事を忘れようと努めるのだけれど、夢で見たはずのあなたの唇が、指が、アレが、あまりにも鮮明ですぐに蘇ってくるのですわ。

私は諦めて、夢で見たあなたに身を任せるのですわ。

私がどんなに鳴いても、ソレでシーツを汚しても、前みたいに息を荒くしたあなたは現れないのですわ。

分かっているのにまた悲しくなって、その行為が自分を惨めにして、涙を流すのですわ。

その涙を汚れてしまった人差し指と中指で拭ったら、なんだかソレが洗い流されていくいくような気がして、少し可笑しくなるのですわ。


あなたがいない世界で、私は後どれだけそんなことを繰り返せば楽になれるのでしょうか。

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