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面会
学歴社会は嫌いであると政樹は考え方の持ち主である。 理由は簡単である。 昔みたいに努力しても報われる事が少なくなってきたからである。 教育現場で何が必要か、勉強よりも大切なものがあると政樹は思っている。 そして努力すれば報われる時代が戦国時代である。
数日後、上杉謙信と面会する事になった。 そして謙信と面会部屋に連れて行かれ、謙信が部屋に入ってくると同時に頭を下げ、謙信が「面を上げよ」と言うまで頭を下げていなければならない。「面を上げよ」と言われ顔を上げると、上杉謙信が政樹の目の前にいるのであった。