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自転車考〜其(そ)の二  作者: 瀬田川 廡輪
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自転車は・・・。

さて、前回『自転車考』では、自転車が乗ってる本人にはそれとは自覚のな猛スピードで歩行者の脇をり抜けようとするのがゆるせないという論考をしたようにおもうのだけれど、ならば何故なぜ、速度で言えば自転車より速い場合の多い四輪自動車やバイクは目のかたきにしないのかといいたい人はいそうなものだ。            それは、である。それは一重ひとえに、自動車やバイクが歩道を走ったり、横断歩道を歩行者を蹴散けちらしながら渡ったり、遮断器しゃだんきの降りた踏切を突破して暴走横断したりということがはぼあり得ないからである。            少なくとも、わたしの今までの人生で、そういったものをめにした経験がないのである。             そう。自動車よりも自転車の方が自動車よりも、はるかに近距離を走るように出来てしまっている、というより自転車運転手がそれを危険だとも迷惑だとも自覚しないように出来てしまっているのが問題だから、なのである。             わたし視覚は障害者であり、視野や視力の問題で自転車に乗ろうとも思えず、日常ではほとんど徒歩で移動している。そんな折、歩道を、路地を歩いている時、最も危険だと感じるのが、実際、自転車なのである。        見通しの効かない路地から自動車が一時停止もせずに、目視確認もせずに、あきなりとびだしたところに出くわした経験などどれほどあろうか?殆どあるまい。         そんなことをしたら一発でびとをきそうだし、たとえひかなくともすぐに警察にしょっぴかれよう。ところが、だ。自転車はどうだ!?逆に、ちゃんと一時停止して歩行者に先を譲るようなの方が圧倒的に少ないのは経験上、知っておろう。        実際わたしは毎日、自転車の方が圧倒的に危険だと実感しているのである。       さあ、自転車と自動車やバイク、どちらが本当の意味で歩行者にとって危険か、胸に手を当てて考えてみてよ。     少なくとも、より安全な自動車に免許制が適用されて、自転車に免許が必要ないというのだけみても、社会の矛盾を感じよう。           今回は熱くなったから以上。また次回、ね。

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