如来ストリーム 市杵嶋姫
やあ、皆さん、素敵なゲストと素敵な時間をお送りする、DJアフロの如来ストリーム。
今回のゲストは、人々に福徳と財宝をお届けする、弁財天さんこと、市杵嶋姫さまにお越し頂きました。
よろしくお願い致します。
さて、自分が無力であるからこそ、人は祈るのであって、祈りなどは無駄だと考える方もいるかと思います。
しかし、人が祈ると言う行為を無下に否定するのも、どうかとも思うのです。
実際のところ、祈りには、何かを動かすような、そうした力は、あるのでしょうか?
その辺りを、市杵島姫さまに、お聞きしたいのですが。
「ふむ…。
例えるなら、人の世は、大きな水瓶のようなものだと考えれば良いのじゃ。」
「その水瓶の中に、大地があり、街があり、人々が暮らしておる。」
「その水瓶一杯に、湛えられた水。
その水こそが、人々の想念じゃ…。」
「そうした人の想念。
その波動が高ければ、高い程、振動は微細で、水面は揺れぬ。」
「だが、人々の波動が下がれば、振動は荒くなり、水槽の水は濁り、また大きな波となる。」
「その波が、街を襲えば、災害となる。」
「無心の祈りには、そうした低い波動を鎮め、清浄に戻す働きがあるのじゃ。」
なるほど。
しかし、百年に一度級の災害が毎年起こるような時代になってしまいましが、これも人災なのですか?
「地球も本腰を上げて自らの波動を高めておるからのう。
つまり、活動期に入ったと言う事じゃな。」
それで、災害が多くなると?
「何事も分け隔てて考えてはならぬぞ。
地球とお主らは、違うものか?
そうではあるまい。
お主達、一人一人が地球の一部であり、地球そのものなのじゃ。」
「今のお主らはな、物理次元にありながら、5次元の世界に移行すると言う、この宇宙でも、未だかつて成された事のない、離れ技を実行している最中じゃ。」
そうなんですか?
世界は、依然として変わらないし、その話に、全くリアリティを感じないのですが。
「いいや、そんな事はないぞ。
事実、お主らの世界の時間は、大幅に短縮されておるではないか。
世界の裏側で起きた事が、今、知れるのは、何のお陰じゃ?」
それは、インターネットですね。
「近い将来には、言語が異なる者同士の意思疎通も可能になろう。」
まあ、AIによる自動翻訳アプリとか出来そうな気がしますからね。
それが、この世界が、5次元に移行しているからこその、結果と仰いたいのですか?
ただのテクノロジーの進化に過ぎないと思いますけどね。
「もっとも、それだけではないぞ。
体験している現実も、各々によって全く違ったものになっておる。」
それって、パラレルワールドって事ですか?
こればっかりは、確認しようもない事なので、考えても無駄だと思っております。
「しかし、実際にそうなっておるのじゃよ。
物理次元に取り残される者は取り残され、軽くなる者は、まるで鳥のように羽ばたいていくじゃろう。」
そんなもんなんですかね。
それでは、社会的には、どう変化していくのでしょうか?
「もはや、今までのような、唯物論的な、経済社会では、立ち行かなくなっていくであろうな。」
それが、地球の意思なのですか?
つまり、今後は、精神性が優位になると言った意味になるのでしょうか?
「いいや。人の世で、物質的な部分と精神性との調和が為されるのじゃよ。」
「簡単に言えば、紙幣を多く集めるよりも、信頼や信用を勝ち得た者の方が、より豊かになって行くと言う、仕組みになると言う事じゃな。」
なるほど…。
確かに、今の時代は、インターネット上で、そうした店舗や会社に対する情報や評価などが、共有されている時代ですからね。
今後は、儲ける事を考えるよりも、評価を上げる事に重点を置いた方が、最終的に得をするのかも知れませんね。
「高次元を語ると言うのは、さして難しい事ではない。
しかしな、高次元を、この物理次元に顕現させると言うと話は別じゃ。」
それはそうですよね。
不老だの、平等だの、博愛だのは、理想論でしかないと思いますからね。
「しかしな、先程も申した通り、地球は、今、その波動を上げておる。」
「波動が上がると言う事は、その願いは現実化しやすいと言う事じゃ。」
良いも悪いも含めて。
そう言う事ですよね。
「闇が深ければ深い程、光もまた強くなるものじゃ。」
「己が人生に、苦難や困難を引き寄せているのは誰じゃ?
それは、何の為じゃ?」
「紛う事なき、自分自身の力で、光を放つ為であろう。」
確かに、その通りなんでしょうね。
そう思えない時もありますけど、全ては、自分自身が、引き寄せているものだと思いますから。
「そうじゃ。
だからこそ、人は祈る。
祈りとは、意を乗せる事。
なれば、人の数だけ祈りの形があるのは当然であろう。」
楽器を奏でたり、詩を書いたり、歌を歌ったり。
ダンスなんかも、良いですね。
いや、物語を創作したって、良いじゃないですか。
「そうじゃな。
そうやって、様々な形で、この世に、素晴らしい現実を引き寄せて欲しいものじゃな…。」
そうですね。
それが出来ると良いですね。
いや、それでは、時間となりました。
市杵嶋姫さま、今回は、ありがとうございました。
「こちらこそじゃ。」
では、如来ストリーム。
次回もお会いしましょう。




