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6 パートナー

 翌日、ウルスラは寝坊した。

 ナハトに出会ってからのバルドリックとの対面で、興奮してなかなか寝付けなかったのだ。ようやくうとうとしかけたところで目覚ましが鳴った。

 何とか寮を出ることはできたが、いつもは艶やかなストロベリーブロンドはあちこちもつれたままで、朝食も食べられなかった。

 ギリギリ遅刻ではない時刻に校門をくぐる。教室に入ると、クラスメイトたちはすでに体操服に着替えていた。今日のホームルームはなしということで、教室内はざわついている。

 登校の記録をするため、ウルスラは生徒証を所定の位置にかざす。受理、の文字が浮かんだ。


「みんな気合入ってるね」


 今日は勇者科と聖女科の初の合同授業の日だ。そして、パートナーの決まる日でもある。

 クラス内の空気は浮ついていた。合同授業は貴族クラスも一般クラスも関係ない。第三王子のバルドリックもいる。パートナーにはならなくとも、彼の目に留まれば、出世の道もある。落ち着きがないのもよくわかる。

 ウルスラもなんだか、そわそわとしてきた。

 もっとも、ウルスラの場合は目を付けられると困るから落ち着かないのだが。


 荷物をロッカーに入れ、ウルスラも準備をする。貴族クラスは別途更衣室があると聞くが、一般クラスの場合は女子しかいないので、更衣室は用意されていない。

 黒いジャージに着替え、長い髪を一つにまとめる。周囲を見回すと、時間の余っている女子たちは丁寧に化粧を直していた。黒いジャージでは味気ないので、リボンを縫い留めている者もいる。大幅な加工でない限り、体操服に装飾をするのは認められているので、問題はない。ウルスラはもちろん、無加工のままだ。


「ウルスラは相変わらずだね」


 髪もひとくくりにしただけの、すっぴんのウルスラを見て、ハンナが言う。彼女はすでに準備を終えていた。


「ハンナもね」


 やぼったい眼鏡をかけ、いつも通りの三つ編みのハンナに、ウルスラはほっと息をつく。


「ハンナはいいよねー、もう彼氏いるし!」


 マスカラを重ね塗りしていたクララが、鏡から顔を上げていった。いつもはまとめている髪をおろして、ふんわりと巻いている。

 聖女育成の学園に通っているとはいえやっぱり女の子、興味の対象は恋愛が大部分を占める。


「タプファーの制服着て街中歩いてると結構声かけられるけど、気軽に声かけてくるやつってイマイチでさあ。やっぱり学園内で探すしかないよね」


 二年以降は勇者科聖女科の合同の授業が増える。より優秀な恋人を獲得するために彼女たちは自分磨きに余念がない。特に、外見の。


「クララを見てると、彼氏つくりに来てるのか、勉強しに来てるんだか、わからなくなるわ」


 ウルスラは呆れる。ウルスラだって恋に憧れる気持ちがあるから、わからなくもない。だが外見で判断する男に碌な奴がいたためしがないから、取り繕うとも思えなかった。


「でもさ、実際は彼氏探しに来てるようなもんじゃん? だって、貴族と会う機会なんてそうそうないし。まあ、貴族クラスとパートナーになる確率は低いけど。でも出会いが広がるのは確かじゃない?」


 なんてポジティブな考えなんだ、とウルスラは思った。


「ウルスラだって、一人や二人、狙っている人いるんじゃなあい?」

「え、いないよ」


 普通に否定したが、ぽわん、とウルスラの思考の中に浮かび上がったのは、なぜかナハトの姿だった。いや、掌への口づけは、好意ではなく治癒魔法だった、とウルスラは首を振る。


「え。殿下のことも、眼中にない? 昨日あんだけド派手に倒れて。昨日は大変だったんだよお」


 ね、ハンナ? といいながらクララは鏡に視線を戻す。ウルスラはハンナの顔を見た。ハンナは肩をすくめる。


「昨日失神したのは、ウルスラも入れて十二人かな。聖女科のベッドだけじゃ足りなくて、勇者科の保健室も借りたって」

「そう。パートナー申請の事前調査、今年の二年は殿下の指名が大半だってさ」


 クララは手も動かしつつ口も動かす。なかなか器用なクラスメイトだ。

 合同授業の最小ユニットは、初めの授業で作られる勇者聖女が各一名のパートナーだ。大がかりな魔獣討伐などは複数のパートナーで結成されるが、初めのうちは薬草採取なので、二人だけで事足りる。


「希望をとるっていうのは建前で、あれって成績順で決まるんじゃないの?」


 そう思っていたから、ウルスラは希望を白紙で出している。クララは唇にグロスを塗りながら上目遣いでウルスラを見た。


「何言ってるの。成績順が建前で、実際は忖度があるのが現状よ。特に貴族クラスは、いろいろつながりが

あるから」

「なるほど」


 貴族クラスということなら、納得できる。

 貴族クラス、とは言っても、実際に実家が爵位を持っているのは半分くらいだ。後は貴族と深いかかわりのある大富豪や大商人、騎士の家のものが入っている。どちらにしろ一般クラスとは生活環境がかなり違う上流階級だ。


「そのあおりを受けて、一般クラスもある程度は希望が通るわけ」


 鏡の向きを変えながら、いろんな角度から顔のチェックをするクララ。なるほど、これが正しい女子の図か、とウルスラは頷く。ウルスラにもハンナにもできない芸当だ。


「そう。だから私はイム君で事前申請、出してるよ」


 ハンナはにっこりと笑う。


「私はもちろんバルドリック殿下で出してるわ」


 鏡をカバンにしまいながら、クララはウインクをした。鏡のデコレーションは樹脂で作ったドーナツやクッキーなどのスイーツだった。そこにラメも散らされている。女子力というものを見せつけられる。


「万が一にでもパートナーになったらすてきでしょ?」

「で、大穴がオーディー・ケルンね。まあダメ元だけど書くだけタダでしょ」


 今まで一心不乱に爪を磨いていたエリカが加わった。出来上がった爪をウルスラに見せる。どう? と小首をかしげる様は、小動物みたいで愛らしい。


「みんなの意欲がすごいのは分かった」

「ウルスラも元がかなりいいんだから、手入れすればいいのに」

「去年何人に告白されて、振られたか知ってる?」


 しかもいきなり恋人から始めたのではなく、まずはお友達から、という段階でやっぱり君とは付き合えないと振られた。


「五人?」

「惜しい。八人。全部一週間持たなかった。野性的な私を受け入れてくれる人をパートナーにしたいわ」


 野性的って、何それ。エリカはけらけらと笑いながら普段は使わないかわいいカバンに水筒とタオルをしまった。それを運動場に持っていくらしい。

 クララとエリカは並んで教室を出ようとする。


「もう行くの? 時間早くない?」


 ホームルームがないとはいえ、授業開始まではまだ三十分もある。エリカは扉のところでウルスラを振り返った。


「あら、早いなんてことはないわ。何のためにホームルーム免除だと思ってるの? この時間でパートナーを見繕うに決まってるじゃない。やっと堂々と話せるんだもの」


 提出した希望はあくまで希望で、実際は会ってから決めるというのが、一般クラスの常識らしい。

 クララはぱちんとウインクをして教室を出ていく。気づけば、ウルスラとハンナしか残っていなかった。


「私たちも行く?」


 ハンナは腰に手を当て、首をかしげた。

 どのみちやることもないのだ。ウルスラは運動場に向かうことにした。

 



 各クラスおよそ三十名、それが四クラス。計約百二十名の男女が集まっていた。

 体操服の色は貴族クラスが白で、一般クラスが黒だ。男女が混ざって会話をしているが、ジャージの色はくっきりと分かれている。

 ハンナはすぐに彼氏のイムルを見つけ、跳ねるよう駆け寄った。ウルスラもあとに続く。

 イムルは茶髪に茶色い目の、これといって特徴のない青年だ。日によく焼けていて、たれ目で、笑うと愛嬌がある。


「ウルスラさん、おはよう」


 腕に抱きついたハンナの頭を自然な動作で撫でながら、イムルは挨拶をした。ウルスラも返す。


「イムル君、おはよう」

「あ。こいつはベアニー」


 そういって、イムルは隣に立つ彼の友人を紹介する。ベアニーもまた、これといって特徴のない男だった。ウルスラはにっこりと笑って挨拶をする。


「初めまして。ウルスラです」

「は、初めまして」


 ベアニーは耳まで真っ赤にして頷いた。初対面ではよくある反応だから、ウルスラは気にしない。


「あ、あの。ウルスラさんはパートナー希望は提出してるんですか?」


 ベアニーの声は上ずっている。ウルスラは左右に首を振った。


「私に指名された人がかわいそうだから、学園の判断に任せようかと」

「う、ウルスラさんに指名されて迷惑だってことはないと思います!」

「攻撃魔法が全く使えないのに?」


 実習では魔の森にも行く。魔獣退治だったり素材集めだったりするが、攻撃魔法が全く使えないのはかなり痛手だ。伝統行事だし、何より成績にかかわってくるので参加を拒否するわけにもいかない。


 タプファー学園の歴史は長く、創立は三百年前にさかのぼる。

 三百年前、封印されていた魔王が復活し、人々を襲い始めた。その魔王というのがウルスラなのだが、人々を襲っていた当たりの記憶は蘇っていない。人殺しの生々しい記憶が復活していないのは幸いといえよう。

 そしてその魔王を倒すために立ち上がったのが勇者と聖女だった。だが聖女は早々に魔王の手にかかり、勇者は何とか魔王を再び封印することに成功した。その勇者もまた魔王との戦いで疲弊し、直後に亡くなっている。勇者と聖女を失ったスティード王国は弱体化した。近隣諸国に攻め込まれず済んだのは、ひとえに国王の人柄だと言われている。


 勇者と聖女が一組ではいざという時国を守れない。教訓を生かし、複数人の聖女と勇者を教育しようというのが今の学園の方針だ。そして三百年前の名残で、勇者と聖女のパートナー制になっている。

 毎年トップの成績で卒業した者に勇者と聖女の称号が与えられるが、実はそれは職業ではない。そもそも三百年前のあの事件以来、魔王は復活していない。

 称号をもらえたら将来は約束されているし、卒業生というだけで箔が付く。一般クラスであれば勇者は騎士を目指せるし、聖女は治療院に就職ができる。本来なら貴族位を持っていないと入れないほどの上流世界だ。


「こ、攻撃魔法が使えなくても、ぼくが……」


 ベアニーが何か言いかけた時、運動場がざわめいた。何事かと、ハンナがそちらを見る。ウルスラも視線を向けた。

 白いジャージに身を包んだバルドリックが登場したようだ。ただのジャージなのに高級服のように着こなしている。

 注目を向ける者たちの興味は一つ、彼が誰をパートナーに選んだかだ。

 集まっていた聖女科貴族クラスの女子の群れが割れ、その奥からひときわ目立つ女生徒がバルドリックに近づいていった。

 クラスが違っても、彼女を知らないものはいないだろう。アダリーシア・アイン・シュティルベルトだ。王族であるバルドリックを除いて、タプファー学園で最も貴族位の高い生徒である。

 銀髪に碧眼のきつい顔立ちだが高貴な気配をまとう美女は、しっかりばっちり化粧もしている。ローズピンクのリップをつけた唇を笑みの形で固定している。計算しつくされた微笑だ。もちろん彼女も貴族クラスを示す白いジャージを着ているが、言葉を失うほど、似合っていない。


「ごきげんよう、バルドリック殿下」


 バルドリックの後ろを歩くオーディーには一瞥もくれず、アダリーシアは挨拶をする。バルドリックはほんの少しだけアダリーシアに目を向けた。


「ああ」


 愛想のない返事だ。

 ウルスラとの距離はかなりある。この距離であれば、バルドリックに恐ろしいという感情は抱かない。ある程度距離をとっていれば授業に差し支えないということが分かり、ほっとする。


「バルドリック殿下はパートナー希望、どなたかに出されました?」


 アダリーシアに問いかけられるも、バルドリックは足を止めず運動場の中にどんどん入っていく。アダリーシアは小走りでそれを追いかけた。バルドリックはゆったりと歩いているだけだが。


「出したな」


 回答が得られないかと思ったが、バルドリックは隠そうともせず告げた。運動場がざわめく。それは誰もが知りたいことだ。もしかして、そのパートナーを探しているのだろうかと運動場はそわそわし始める。違うとわかっていても、期待せずにはいられない女子ばかりだ。


「いったいどなたですの?」

「俺が本人に直接言う」


 つまり、アダリーシアではないということだ。アダリーシアは奥歯をかみしめながら、バルドリックの後についていった。オーディーはそれを迷惑そうに見ている。

 キッと音が鳴りそうな鋭い視線で、アダリーシアはオーディーを見た。


「オーディー、あなたなら知っているんじゃなくて? バルドリック殿下がどなたの名前を書いたのか」

「知りません。少なくとも、進級式の時点では無回答だったはずです」


 聞き耳を立てている観衆が、ざわつく。無回答だったということは、成績順で決めるつもりだったということだ。ではたった一日の間でどんな心変わりがあったのだろうかと、二年のほぼ全員が成り行きを見守る。

 くっきりと分かれていた貴族クラスと一般クラスのラインをこえ、バルドリックは黒いジャージの群れの中に入ってきた。

 ざわめきがさらに大きくなる。貴族クラスは貴族クラス、一般クラスは一般クラスで完結することが多い。稀に実力差がありすぎて、貴族クラスと一般クラスでパートナーを組むことはあるが、それはたいてい教師の指示だ。


 ウルスラははっとしてハンナを見た。彼女はおびえるようにイムルの陰に隠れているし、イムルもハンナを守るように背後にかばっている。

 ハンナの成績は総合で見ると学年トップだ。貴族クラスで最優秀のアダリーシアをぶっちぎりで押さえ、何だったら三年生よりも優秀だと言わしめる。彼女がトップの座を譲ることがあるとすれば、それは治癒・浄化の授業だけ。もちろん治癒浄化はウルスラが他者の追随を許さない。

 ハンナにはイムルと組んでもらいたい。そう思ったウルスラは、二人の前に立った。隠しても意味のないことだが、拒否の意が少しでも伝わるように。


 バルドリックの足は迷いなく、ウルスラの、その背後のハンナに向かっていた。

 バルドリックがウルスラを見た。目が合う。ぞっとするほどきれいな顔立ちはウルスラを見ても笑み一つ浮かべない。昨日のように呼吸が止まることはなかったが、冷たいものが背筋を駆け上がっていった。

 頬を引きつらせ、ウルスラはバルドリックを見上げる。

 バルドリックはウルスラの前で足を止めた。昨日は気づかなかったが、身長差がかなりある。バルドリックは無表情にウルスラを見降ろした。


「ウルスラ・ラウラ。きみをパートナーに指名したい」


 ぱかん。予想外の展開に、ウルスラの口がぽっかりとあいた。

 聞き間違えたのかと、ウルスラは瞬きを繰り返す。バルドリックはため息をついた。


「もう一度言おう。君をパートナーに指名する」


 バルドリックの後ろで足を止めたアダリーシアが極限まで目を見開いている。オーディーも眉間にしわを寄せていた。


「ご、ご冗談でしょう? 私の成績をご存知ですか?」


 知らないわけがない。昨日、オーディーが説明している。それとも、バルドリックもウルスラ同様、前世の記憶を取り戻しているのか。それで監視をするつもりで。

 もしそうだとすれば、昨日ウルスラを助けたのはおかしい。あのまま妖虎に殺させておけば、ウルスラはあっさり死んだのだから。労せずして魔王退治の完了だ。


「知っている」

「攻撃魔法が全く使えないんですよ? それどころか基本的な魔法でさえほとんど使えない」

「そうだな。体育の成績も最下位だ。体力テストを見て正直驚いた」


 そこまで調べたのか、とウルスラは言葉を詰まらせる。


「でしたら、なぜ。足手まといになります」

「攻撃魔法が全く使えないからだ」


 ん? とウルスラは首をかしげる。


「攻撃魔法が全く使えないのなら、誰と組んでも君は足を引っ張るだろう」

「そうですね」


 それは事実だ。事実なのだが、そこまではっきりといわれると心が痛い。前世が魔王とか、相手が自分を殺した勇者だとか関係なく、血の涙を流したい気分になった。


「俺なら、それを補えるだろう」


 自信たっぷりにバルドリックは宣言する。


「つまり……殿下なら、私の足の引っ張りをものともしない、ということをおっしゃりたいのですか?」

「そうだな。どんな魔獣が出てきても、君を守り通そうと誓おう」


 甘い内容のセリフなのに、バルドリックは無表情だし、その言葉を受け取るウルスラはバルドリックを睨みつけているしで、雰囲気は全く甘さがない。周囲もどういう評価を下すべきかと戸惑うような気配が漂っている。


「実習で被害を最小限にするためには、君は俺を選ぶしかないと思うが?」


 自信過剰だ。いや、過剰ではなく正当な評価かもしれない。昨日、妖虎から身を守ってくれた時だって、余裕があった。

 前世でウルスラを殺した男に、守ってもらうだなんて、複雑な気分になる。


「あ」


 ウルスラはあることを思い出した。


「どうかしたか?」

「いえ。……あの、拒否権はないんですか?」


 昨日、助けてくれたことに対して礼を言っていない。だがタイミング的に今言ってもいいものだろうか。


「拒否した場合は、成績順という基準を採用する」


 そういって、バルドリックはウルスラの背後に視線を向けた。成績順の場合、相手はハンナか。ウルスラは唇をかみしめる。

 大丈夫、相手にはウルスラが魔王だとばれることはない。どこの世界に攻撃力ゼロの魔王がいるのだ。絶対に誰も気づかない。ウルスラは自分に言い聞かせた。


「その申し出、お受けします」


 血を吐く思いで、ウルスラは承諾する。


「そうか。ではこれからよろしく」


 相変わらずの無表情で、バルドリックは右手を差し出した。握手のつもりなのだろう。ウルスラは握り返す。びっくりするほど大きな手に包まれ、何とも言えない気持ちになる。


「あの」

「なんだ?」

「昨日は助けてくれてありがとうございます。お礼を言い忘れてました」


 ウルスラがぽつりとこぼした言葉に、バルドリックはわずかに目を見開いた。


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