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リーズンと言うの名のいじめっ子更正プログラム  作者: 天楽鼠
全ての始まり
3/3

第3話 初勤務その1

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。相変わらず週一ぐらいのペースでしか投稿できませんがよろしくお願いします。楽しんでくれたら幸いです


中一男子の妄想を取り入れています

西暦3000年 地球から「人間」という生命体は消えた。

だが、3100年第二のアダムとイヴが誕生した。その名は「バリュ」と「リザ」

バリュが男で、リザが女。この二人の生命体は異常な頭脳を持ち

急速に人類も発展し、3200年には人類1億人にもなった。この人類の三分の一が

第一の人類には無かった「リーズン」というものを得た。

リーズンとは、数分の間、頭、腕、足、拳に自分が持っている1000倍の力を持つことができる能力。



バイトまで8時間残っていた。

金城はベッドの上で寝転がり天井を見た。そして、これからのことを考えた

普通じゃないってどういうことなのか?どういった意味で普通じゃないのか?

普通じゃないってことは殺しにかかってくるのか?でも、ポジティブに考えてみた。

自分には普通のリーズンよりかわ遥かに強いんだ!でも、それを実践したことはないし

どれほどの力が一気に出るのかなども、金城には分かっていない。


呻きながらベッドにてゴロゴロと転がり頭の中をリセットしようとしてみた。だがそれは

何の意味もなく只単にベッドの上で転がり髪をボサボサになっただけだった。

それからは、金城の大好きなゲームをやり始めあっという間に8時間が過ぎてしまった


ささっと着替えを済まし、作業着を鞄の中にいれ部屋の電気の消し戸締りの確認をして

バイト先までランニングで向かった。約5分ほどでバイト先まで着いた。自転車などだと3分

ぐらいだろう。 呼吸を整えるためコンビニの周辺を歩き心を整え呼吸も整えた。

整え終わった後コンビニへと入りすぐさま更衣室で作業着に着替えレジへと向かった




4時間のバイト作業を終え金城は着替え家へと帰った。

部屋に入ると鞄を投げベッドへ飛び込んだ。金城は飛び込んで20秒で眠りに落ちた



朝9時


ピンポーン

ドアのチャイムが鳴った。だが金城は熟睡しているためまったく反応しない2回鳴ったがまったく反応はない

チャイムを鳴らしているのは桐島だった。何回も押した、連打した。だが、起きない。桐島は仕方ないというかのように桐島は眉間にしわを寄せ、拳を握り腕全体に力を入れ始めた。すると、着ていたスーツがはち切れそうになるほど、腕が太くなっていった。通常の2倍の大きくなった桐島の腕は金城の扉に手を伸ばし、無理やり扉を開けはじめた。桐島は普通に扉を開け金城を起した。


「おーい!金城君!今から更正させに行くぞぉぉ!初勤務だぞぉぉ!」


金城はすぐに起きて大声でびっくりした。カラカラの声でびっくりした。


「うわぁー!何で桐島さんが家にいるんですか?不法侵入罪ですよ!」


「ごめんごめん、リーズン使って入ってきちゃった」


「もしかしてドア壊しました?」


「ごめん壊しちゃった、でも修理代は俺が出すから許してよ。あ、そんなことより早く着替えて!今日から勤務だよ!更正させに行くぞ!」


金城は嫌そうな顔をしたが言うとおりに着替えはじめた。寝ぼけながらも着替た。

着替え終わるとアパートから出ていつもの車に乗った。


「すみません。まずどこへ行くんですか?」


金城は乗ってすぐに桐島に質問した。


「学校、学校で虐めって起きるもんじゃん?だから学校行くよ」


桐島はエンジンをかけ学校へと向かった。

金城は朝飯も食べていないため腹が減っていた。


「すみません、朝ごはんまだ食べてないんでなんか食うものありますか?」


「ごめん朝飯持ってない。近くにコンビニがあるからそこで何かサンドイッチ買ってくるから待っとけ」


桐島は近くにあったコンビニで金城のサンドイッチを買い、序に自分が飲むブラックコーヒーを買った


「はいよっ」


そう言って金城に買ってきたサンドイッチを投げ渡した。桐島は運転席に座りエンジンをかけ

再び学校へと向かった。桐島は運転をしながらついさっき買ってきたブラックコーヒーを飲んだ。数分後には学校へと着いた。


「ここが今日勤務する場所だから」


着いた先が赤道高校(あかみちこうこう)だった。赤道高校は県の中でも普通のくらいの高校でいじめもそう多くはない学校らしい、金城はこの高校のことは知らなかった。


「で、どうやっていじめっ子を見つけるんですか?」


金城は乗り気ではないがとりあえず勤務方法を聞いた。


「おいおい、忘れたか?お前の目にはいじめっ子をみつけらるんだよ」


でもすぐさま金城はさらに桐島に問いかけた


「でも、どんな状態がいじめっ子の人なのかわからないんです」


そう言われ桐島は言われてるのをわかっていたかのように胸ポケットから液晶画面を取り出し金城に参考資料として見せた。画面には普通の人といじめっ子の人の比較画像が映っていた。


「右側の普通の人が映っているのが普通の人です。左側の黒いオーラというか黒い幕があるのがいじめっ子だから」


言い忘れたかのように慌てて液晶画面をスワイプさせ


「ちなみに言っとくけど青いオーラを持っているのはいじめられっ子だからね」


金城は頷きながら少しずつ興味を持ち始めた、それと同時にワクワクするトキメキを感じていた。


「それじゃあ行こうか」


そう言われ金城は桐島の後ろにつき学校探索をし始めた。授業が始まっているため校内には静けさもあり、先生たちの怒鳴っている声が聞こえていた。そんななかまずはじめに言った場所が焼却炉だった。


「探索するときはまず、焼却炉付近の場所から見ていくから」


焼却炉付近の左横には10m×10mの広めの花壇があり、後ろには170cmぐらいの箒が入っている倉庫があった。


「ほほぉーん」


桐島がなるほどと、いうように周りを見て金城に少しアドバイスし、胸ポケットからメモ帳とペンを取り出して金城にこう言った。


「こういう処は人が滅多に来ないからここは注意しといたほうがいい、ほらよ、これあげるからそれにメモっとけ」


金城は言われたとおり貰ったばかりメモ帳に『焼却炉付近 注』と書き自分のズボンのポケットに入れた。

そして色々回ったが注意する場所は焼却炉付近しかなかった。時刻はもう12時30分を回っていた金城は集中して探索していたため金城は疲れていた。桐島は『待っとけ』と金城に言い、玄関前で待たされ約10分後。コンビニ弁当を持って桐島が自分のほうへ走ってきた。自分と金城の分の昼食を買ってきていた。


「はい、お疲れさん」


コンビニ弁当を渡されるのかと思いきやどこからともなく缶コーヒーを金城に投げ渡した。金城はちゃんとキャッチし桐島は笑いながらレジ袋からコンビニ弁当を取り出して渡した。そして二人は同時に『いただきます』と礼儀良く行いコンビニ弁当の蓋を開けた。




つづく...

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