第2話 知る
少し誤字、脱字、矛盾があるかもしれないですw
乃木坂好きの中一男子が妄想込みで書いています
語彙力がないかも知れません
そこのところは勘弁してくださいw
西暦3000年 地球から「人間」という生命体は消えた。
だが、3100年第二のアダムとイヴが誕生した。その名は「バリュ」と「リザ」
バリュが男で、リザが女。この二人の生命体は異常な頭脳を持ち
急速に人類も発展し、3200年には人類1億人にもなった。この人類の三分の一が
第一の人類には無かった「リーズン」というものを得た。
リーズンとは、数分の間、頭、腕、足、拳に自分が持っている1000倍の力を持つことができる能力。
引越しから1ヶ月金城は新しいバイト先にも慣れ上司とも仲良くなり始めた
金城は1ヶ月前の詐欺師のことさえも忘れて以前と同じどおりゲームをやり続ける日々を
おくっていた。 だが、そんなある日 ピンポーン 玄関のチャイムが鳴った。
よっこいしょと中年おじさんのような言葉を発し少し早足で玄関扉まで歩いた。扉を開けると、
「お久しぶりだね、金城君」
金城は首を傾げた。何で俺の名前を知っているのか?だが、相手の顔はどこかで見たことがあった
「あれ忘れちゃった?桐島だよ桐島!」
あ!と金城は叫び扉を閉めた。桐島と聴いた瞬間、前の家に来ていた新種の詐欺師だと気づいた
「また来たかぁ」 金城は頭を抱えた今時の詐欺師は家まで特定してくるのか、何をすれば気が済むのか
恐怖で金城は自然と手が震えてしまっていた。少しだけ涙目になり視界がだんだんぼやけていき、
涙が頬へと流れ出た。 金城は涙を流しながら鼻水を垂らしながらドアへと向かいドアを開けた
「お前は俺をどうしたい!殺したいのか?苦しめたいのか?何なんだ!もう...
勘弁してくれよぉぉぉ!」
桐島は困り果てていた。自分は詐欺師ではないのに詐欺師扱いされ自分に泣き崩れ
前に言ったことをまったく信じてくれていない。前みたいに信じ込ませても意味がない
そう思った桐島は、金城に催眠術をかけだした。
「金城君、この指見て」
そう言い、桐島は自分の人差し指を金城に見せ、右、左、上、そして下へと移動させると
金城はそのまま自然と目を瞑り、そのまま眠りに落ちた。そして、桐島は金城を肩に担いで
車へと運びそのままエンジンを掛け、出発した。
車内は桐島のほかにボーイッシュなショートへアの女性が乗っていた。
「やっぱりこの男は大変だったでしょお疲れさんぐっすり眠ってるわ」
「ほんとに、大変だったよぉ全然俺らのこと信じてくれなかったんだもーん
だけど何で俺に運転させんだよ紀代さぁ」
乗っていた女性は高山紀代桐島の同僚。
「私だって今さっきまで、2時間トレーニング終わってすぐなの!お疲れなんです」
高山は頬を膨らませ少し怒り気味で桐島に言った。
「あら、今の可愛かったなぁ」
桐島は半笑いで高山に言った。だが、高山はあまりうれしそうではなく
どちらかというと、いやそうな顔をしていた。
「可愛いとか言われるの、あんまり好きじゃないから言うんじゃねぇよ」
「あれ?女の子って可愛いとか言われたら嬉しいんじゃないの?」
「私は嬉しくない」
そんな他愛もない話が約1時間続き、金城が乗った車は超高層ビルの駐車場に
ついた、そして桐島は運転席から降り後ろの座席のほうへ行き、金城の手首足首を
縄で縛ったその金城を肩に担いでビルの中へと入っていった。エレベーターで
14階へと上がり会議室へ桐島、高山、金城は向かった。
会議室に入り椅子に金城を座らせ、その前に桐島と高山の座る椅子を用意し、
桐島は金城の催眠をといた。すると同時に金城は暴れだした。
「ここはどこだ!俺を殺す気か!止めろ止めてくれ!」
何も武器すら持ってないのに、暴れだす金城に高山は怒鳴った
「武器持ってねぇわ!ボケェ!私たちは詐欺師じゃないの!あと、殺す気なんかないから!」
すると金城は少し暴れるのを止めた。そして、目の前にあった椅子に腰をかけ
桐島高山と面談のような体制になった。
「えぇと自分たちは、国家特殊爆力捜査官です。
で、自分たちは詐欺師ではありません」
「はい、わかっています」
金城は状況がまだ把握仕切れてない部分もあるが、少しずつ把握しつつ
高山の話を聞いていった。桐島は高山にある程度のことは話したと耳元で囁いた。
「えぇあなたが、国王じきじきに防衛を命じられてるのは知ってるよね?」
「はい、前にあの桐島っていう人から聞きました。そのときに思ったんですけど防衛ってなんの
防衛なんですか?」
「桐島、あなた言ってなかったの?」
「ごめん、忘れてた(笑)」
「ごめんね、金城くん防衛するのは国王じゃなくていじめられっ子よ」
「は?国王を防衛するんじゃないの?てっきり国王を防衛すると思ってたんですけど」
「ごめんね、なんか(笑)」
金城は思わずショックを隠せなかった。隠そうとはしただが、隠しきれなかった。
桐島と高山は申し訳なさそうに謝った。
「で、なんでいじめられっ子を防衛するんですか?」
「昨今いじめが相当な問題が起きててね...」
金城は少しイライラしていた。正直もう何年か他人にタメ口で話されたことがなかったため
なぜか、タメ口で話されることいらだっていた。
「金城君聞いてる?」
「あ、すみませんなんでしたっけ?」
「いじめが問題で、最近では大きい虐めしか取り上げなくなったわ。虐めがそれだけ増えたの
だからそれを減らすためにあなたをスカウトしたの」
「それだと、リーズン関係ないと思うんですけど・・・」
高山は確かに確かにというように、頷いた。
「でも、リーズン持ってる人には謎の虐めてる人を見つけられる機能もあるらしい」
そして、すべて高山に任せていた桐島がやっと口を開いた
「まぁ、そのリーズンでいじめっ子を見つけて更正してほしいって話だ。
まぁそのいじめっ子は普通じゃねぇけどな」
高山は桐島に耳元で囁きながら怒った
「それは、発見してからの話でしょ!何で言っちゃうのよ!」
桐島はごめんごめんと手を合わせながら謝った。金城は何かを察しないわけがなく
高山に問いかけた。
「普通じゃないってどういうことですか?」
「後々分かるよ、さぁ家まで送ってあげるから」
高山は詳しくは語らなかった。そしてずっと縛られていた縄を桐島に解いてもらい
駐車場へと向かい車に乗った。
約1時間後には金城の住んでいるアパートへ到着した。
金城は疲れきって寝ていは...なく、普通じゃないってことを聞いた後から
どういうことが普通じゃないのか、攻撃してくるのか1時間考え込んでいた
「ほら着いたよ金城君」
金城は車から降りて車に一礼してアパートの中から自分の部屋へと向かった
部屋の鍵は開けっ放しで空き巣に入られたんじゃないかと金城は考えもしなかった
金城はまず、明かりをつけテレビの電源をいれてから、ベッドに寝転がって
今まで起こったことを整理し、ここからのことを考えた。