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俺だけ異世界で転生します。

読んでくれてる人ありがとうございます。

投稿ペースは一週間で一話ぐらいのペースです。

「ふぁぁ~朝か。」

俺は、ベッドから重々しく体を起こそうとしていると、部屋のドアが勢いよく開いた。

バンッ

「海斗っ朝だよ、起きろ~」

「いつまで寝てんだ、起きろっ」

そこには、よく知ってる幼なじみの二人が入って来た。

「雪葉に俊輔、いつもいっているだろ、ドアをそんな開け方したら壊れるだろ。」

俺は、呆れながら言う。

「あれ、起きてるし、珍しいな海斗。今日は雪でも降るのか?」

「うっせぇよ、俺だって早起き位たまにするわ。てか雪でも降るのか?っていくらなんでもベタ過ぎるだろ。」

そんな俺たちの言い合いに雪葉が呆れたようにこっちを見て

「へぇ~、海斗でも早起きするんだ~いつも、遅刻ギリギリに起きてくるくせに。」

「わかったから、着替えるから出ていってくれ。」

「はいはい、じゃあ下で朝ごはん作ってくるから

早く降りてきてね。」

「「は~い」」

そのあとは、着替えて、雪葉が作った朝食を三人で食べて学校へと行く。


学校では、雪葉と俊輔は人気だ、て言うかモテる

雪葉は、美人だし気さくな性格なので女子からも人気がある。俊輔は、スポーツ万能、成績優秀でイケメンなのでもちろん、女子にはモテモテなのだ。

俺は、学校では嫌われ者である。

高校に入ってすぐに上級生に絡まれてた雪葉を助ける時に殴り合いになり、謹慎を貰ったため、学校では不良のような扱いを受けている。


教室に入ってからしばらくして、朝のホームルームの開始のチャイムが鳴る。

キーンコーンカーンコーン

しかし先生が一向に来ないので、クラス委員である雪葉が先生を呼びに行こうとした。


「あれ?開かない」

教室から出ていかない雪葉にどうしたのかと声をかける。

「どうかしたか?雪葉」

「ドアが開かないの」

「引っ掛かってるだけじゃねぇーのか?

変わってみ」

俺は両手でしっかりととってを握って思いっきりドアを引く

「フンっ~~~っ!。なんだこれ、びくともしねーぞ」

そんな俺の言葉にクラス全体がどよめき始める

キンコンカンコーン

「なに?」

クラス全体が一気にスピーカーえと注目した。

『えー二年四組の皆様、私の名前はアレクトラと言います。私は神です。』

クラス全体が何、言ってんだっ思ってるだろうが口に出さない、いや出せないのだ。

『いきなりこんなこと言っても信じないのも無理はありません。ですが、少しの間声をでないようにしました。騒がれても説明出来ませんし。それとドアや扉を開けたり壊したり出来ないようにしました。』

(何でこの自称神様はこんなことするんだ?)

『どうしてこんなことするのか?そう思っている人は多いでしょう。ですが、理由は言えないんです。本当に申し訳ございません。』

(理由は言えないって、まぁいいや)

『これからあなた方には、異世界行ってもらいます。そして、皆さんで話し合って今から言う三つの場所から選んでもらいます。

一つ目は、草原 二つ目は森 三つ目は砂漠この中から選んでください。時間は20分です。話せるようにしますから話し合ってください。』


神様の身勝手な行いのせいで、異世界に飛ばされるらしい。

皆喋れなくなったことや扉が開かなくなったことで皆、真剣に何処に行くか話し合っていた。

「まずは砂漠はないだろ」

「そうだよね~」

「ってことは、草原か森のどっちかだな」

「うーん、どっちがいいのかな~?」

なんて、皆で話し合っていると

ピンポンパンポーン

まだ20分も経っていないのにスピーカーがなった

ことで皆は、話し合いをやめてスピーカーに注目する。


『皆さん、話し合っているところ申し訳ないのですが、向こうの人が勇者召喚を行ったため急遽行き先が変更しました。場所は、グリフィン王国の城内となりました。皆さん、異世界の勇者して頑張ってきてください』

そんなことを言われた直後に視界が真っ白になった。


目を開けると、そこは白い空間だった。

(どこだここ?)

辺りを見渡すとそこに一人の女性がいた。

「おい、ここはどこだ?」

「ここは、神々の住む世界です。」

「ってことは、あんたがアレクトラか?」

「はい、私がアレクトラです。急にこんな場所へ連れて来てすいません」

「それは、いいよ。どうして俺はここにいる?皆と一緒に異世界とやらに行くんじゃないのか?」

俺は当然、雪葉や俊輔と同じく異世界とやらに行くものかと思っていた。しかし、神がとんでもないことを言い出した。

「すいません。勇者召喚の影響で、あなたの存在そのものが消えかけてしまったので、緊急措置としてあなたをここにおつれしました。」

「まてまて、じゃあ俺はどうなるんだ?」

「あなた、異世界へ転生しませんか?」

「転生?どうゆうことだ?」

「つまり、お前の記憶を残したままで向こうで新たな人生を歩まんか?」

「雪葉や俊輔たちとはどうなるんだ?」

「あなた方が召喚される十年前の時間にあなたを送ります、もちろん、こちらの都合で転生しますからそれなりの特典を付けます。」

「そうか、わかった転生する」

「ちなみに、向こうでは、ステータスがあるんです。そしてこの中から五つスキルを選んでください。」

すると、神様は紙の束を渡してきた。

「頭の中でステータスと念じてください。」

俺は頭の中で『ステータス』と念じる

すると目の前にいろいろ文字や数字が浮かんできた。


名前 天海 海斗


年齢 17歳


性別 男


種族 人間


能力値


HP 100/100


MP 0/0


力 25


素早さ 29


知力 46


運 13


「これが今の俺のステータスか高いんだか低いんだかよくわかんねーな」

「今のステータスは、転生すると変わりますからあまり参考にしなくてもいいと思いますよ。」

「わかった。それと、スキルえらんだぞ。」

そう告げると、神様は立ち上がって何からいろいろ操作している。

「では、種族を選んでください。」

「えっ、種族まで選べるの?てかどんな種族があるんだ?」

「はい、人族、魔族、獣族、エルフ、ドワーフ、

竜人族の中から選んでもらいます。しかし、魔族や獣族や竜人族を選択する場合は、細かな種族までは選べません。例えば、魔族の場合では、インプ族やヴァンバイアなどといいったことはできません。」

「なるぼどな~この中で初期ステータスが一番高いのってどの種族?」

「能力的には、竜人族が一番です。」

「竜人っての人になれたりするもんなの?」

「はい、可能ですよ。」

「じゃあ、竜人族で」

「わかりました。それでは、魂を十年前へと送ります。それと、こちらからスキルをお贈りします。スキル名は、鑑定と隠蔽とアイテムボックスと言語理解になります。」

「わかった、じゃあな、アレクトラ」

「はい、お元気で」

別れの挨拶をしたあとまた、視界が白くなり意識が遠くなっていくのを感じた。

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