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冒険デイズ!! ~永遠のなぞ~  作者: ミルキー
1章 動き始めた運命
7/12

第7話 チーム結成

しばらく歩いていたら、事務所に着いた。「いよいよ分かるわね。」

「理由次第で所長を…。」

ミスティルが何か物騒な事を呟いているが、そっとしておこう。

所長室に入れられた5人。所長が早速話し出す。

「この事務所は冒険者カードを発行するだけでなく、他の役目もあるんだ。それは何か。」

「いろいろな人の依頼を受け、その依頼を冒険者たちに知らせること。」

当然のように、ミスティルが答える。

「その通り。君たちにその依頼を受けて欲しい。というよりミッション系かな。」

「誰からの依頼ですか。」カインドが聞くと、予想外の依頼者だった。

「冒険攻略協会からだよ。天の塔の謎を解いてほしいそうだ。各地域にある迷宮の調査をしていて、迷宮の近くにある事務所に頼んでいるんだ。」

シントが質問をする。

「どうして急に調査するように言い出したんだ。それならもっと前に言うはずだろう。」

一瞬だけ沈黙があり、所長が口を開いた。

「どうやら最近、あちこちで悪いこと事が起こるみたいで、その原因は数々の迷宮ではないかとささやかれている。うちの事務所にも報告が入っているくらいだからな。」

「…所長どうして私に教えてくれなかったのですか。」ミスティルが不満を言う。

「ミスティル。君はまだ若い。こういう事は大抵大人の仕事だ。1人で調べさせる訳にはいかない。」

所長はかっこいい言葉をいい、4人は感動していたが、ミスティルは「所長はまだ18歳なのに…」と密かに呟いていた。

「とにかくこの依頼を受けたいけど、今空きの人がいなくてね。そこでなんだけど…。君たちこの依頼を引き受けてくれない?」

5人は顔を見合わせ、「そういう事なら受けましょ。」フレンシアがまとめた。

所長は再び笑顔になり、「ありがとう。助かるよ。」

「ギルド登録いつするんだ。」シントは言った。

「さっきまであんなに入るの嫌がっていたのに。急にどうしたの。」

フレンシアがからかい気味に言った。

「依頼を受けたからな。どうせ用があるし。」

「ふーん…。」

「何だよ。ニヤニヤしてて気持ち悪い。」

「別にぃーー?」

「2人とも。ギルド名どうしますかー?」ミスティルが聞いてきた。

「オレは天才アルス様がいいと思うんだけど。」

「1つも出ていないんだ。」

カインドはアルスを無視し、困っていることを伝えた。

「チーム初心者でいいんじゃない。」

「初心者じゃなくなったときどうする。」

カインドがフレンシアに突っ込む。

「このチームまともな人誰もいないの。」ミスティルはため息をつく。

「…eternal mysteryでいいんじゃない?」

「うん賛成。」

「まだマシなほうですね。」

「じゃー決まり。」

「オレをスルーするな。」

「それで登録するよ。行ってらっしゃい。」所長は手を振ってくれた。

「行ってきまーす。」5人は旅立った。


カインド・リフレイサ

年齢:17歳 メンバーの中で最年長

趣味:写真を撮る

一人称:僕

武器:杖 杖に回復する力がある。

最近の悩み事:アルスとフレンシアのケンカ

ストレスが溜まっている。唯一の常識人?


チーム名の由来はタイトルの永遠の謎です。

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