第3話 予想外の出来事
「シントでしょ!!」と事務員の少女が言った。さすがに俺も驚いた。
「あー…久しぶりだな。ミスティル。」そっけない返事をしたら、
「そのひねくりぶりは相変わらずなおっていないようね。」
状況を飲み込めない者が3人いた。
「あのー…もういいかしら?」戸惑った少女がミスティルに話しかけた。
ミスティルは慌ててメガネをかけなおした。
「ごめんなさい。今から特別ミッションについて話しましょう。このミッションは特別で冒険者としてふさわしいかどうか、テストをします。テストの内容は、天の塔1階の探索をしてもらいます。クリアすれば、冒険者カードを渡します。」
「じゃ、さっさと始めましょう。」少女はいち早く出ていった。
それを慌てて追いかける2人。
「門まで送りますよー!」皆行ってしまった。
「…誰がいつ一緒に行くって言った?」ボソッと呟いて事務所を出ていった。
門にやっと着いた。行こうとしたら、誰かに呼び止められた。
「ミスティル。ごめん。」「所長!?なぜここに。」
突然現れたのは、事務所の所長だった。
「やあ、未来の冒険者。僕はストラッタ事務所の所長のサラハ・ストラッタだ。彼女は助手のミスティル・フルシアン。ミッション頑張れよ。」
「はい、頑張ります。」俺は答えた。
サラハはニッコリと笑って「いってらっしゃい。」と言った。
ミスティルも「頑張ってね。」と応援してくれた。
「気合い入れていくぞー!!」「おーーー!!」「おー…」だからいつ一緒に行くって言った。そう思いつつ、流れに乗った。
サラハだけ、表情を変え、ミスティルを見た。
「ミスティル。何を言っているんだ。君も一緒に行くんだよ。」
「…え?」一瞬訳がわからなかった。
「ほら。さっさと行って。」と言い、ミスティルを無理やり押した。
俺らも戸惑ったまま、どんどん押されていった。
「後はよろしく。」
「ちょっと。しょちょーーーーーーーーーーう!!!」
最後に残ったのは、ミスティルの悲鳴だけだった。
ミスティル・フルシアン
年齢:15歳
趣味:イラストを描く
一人称:私
職業:冒険者の案内
武器:剣
このように新しい人物が出てくるたびに、紹介します。