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マイフレンド  作者: Seabolt
終わりかも
55/68

1

日課のジョギングで久しぶりに島内を会っためぐみ。


「めぐみちゃん、元気ないようだね・・・」


これが島内の一言目だった。


「まぁ、」とジョンとたわむれる。


「なにか?」


「まぁ、わたし、会社辞めようかな?」


その言葉に驚く島内


「どうしたんだい? なにかあったの?」


ジョンの頭をなでながら、頷いためぐみ


「上司が、寝ぼけて抱きついてきたんだす。」


あきれた表情で島内は


「また、セクハラかい?」


めぐみは頭を左右に振って


「まぁ、でも、わたしは、それを訴えるつもりも無いです。」


「どうして・・」


「わたし、異動してもらったでしょう。・・・また、というわけに行かなくて」


めぐみの言葉に納得がいかない島内、真剣な顔をして


「部内で、内緒にしてだな・・・。」


その顔を見て、めぐみは島内の言葉をさえぎった。


「でも・・・もう、いいんです。」


「えっ?」


めぐみの言葉に驚く島内、めぐみは、立ち上がりぐっと背伸びをして、


「すっきりしましたから・・・そういえば、優香さんは、どうなんです。」


「ありがとう。順調だあとは移植を待つだけだ・・・頼むね、めぐみちゃん」


「はい。」

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