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マイフレンド  作者: Seabolt
朝一の美少年
53/68

6

椅子に座る山下、ふと、めぐみがなぜここに来たのか気になった。


しかし、睡魔が山下を襲い机にうつむせに眠ってしまった。


その頃、めぐみは、着替えをすませ事務所に向かった。


廊下の向うから、さっきの女子たちが戻ってきていた。


「おかしいわねぇ、どこ行ったのかしら。」


めぐみは、すれ違いざまにあいさつをすると


「おはようございます。」


「おはようございます。あっ・・あなた、見なかった朝一の美少年!」


山本が振り返りめぐみに聞いてきた。


「は?いえ、見てませんけど」


「そうよね、反対方向だものねぇ~」


めぐみは、ほっとした。けど、もうあの格好では、会社に来れないな。


そう思いながら事務所に入ると山下は、寝ていた。


寝ているのか・・・まだ、早いし、まぁいいか。と思っていると


気付かないうちに山下の寝顔を見入っていた。ふと、われにかえり


いつもの掃除をし、ひと段落したころ、そろそろ、起こさねば・・・


後ろから声をかけた。


「やましたさん、起きてください。」


「う~ん」


反応がいまいちか、よしもう一度と耳元でささやいた


「やましたさん。おきてください」


山下は、おもむろに起き上がり、寝ぼけ眼でめぐみを見た。


完全にさっき見ためぐみと勘違いした。


そして、


いきなりめぐみを抱きしめ


「めぐみ!」


「や、やましたさん・・・・?」

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