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マイフレンド  作者: Seabolt
朝一の美少年
52/68

5

数日後、めぐみは、いつもの通り出勤した。


会社に着くと「いた!!」と叫び声がした。


めぐみが振り向くとそこには、総務の山本たちが近づいてきた。


あわてて逃げるめぐみ。


追いかける山本たち


「待ちなさい!」


めぐみは、思わず自分の事務所に逃げ込んだ。


そこには、徹夜明けでうとうとしていた山下がいた。


めぐみを見た山下は一気に目が覚めた。


山下が「めぐみ・・」と言うまもなく


めぐみはシーッといいながら、近づいてきた。


「悪いかくまって。」


そう言って、山下の机の下に隠れた。


「この部屋よ。・・・」


なにやら、数人の女子の声が事務所の外から山下に聞こえた。


そして、カチャと扉が開き


「すみません。」


声とともに山本を筆頭に3人の女子が入ってきた。


「この部屋に、男の人が入ってきませんでしたか?」


そう声をかけてきたのは山本だった。


めぐみを見る山下、めぐみは両手を合わせ、口に人差し指を当てた。


そして、あっちと指をさした。


それを見て、山下は、


「そのドアから出て行ったよ」


「ありがとうございます。」


彼女らは、別のドアから出て行った。


彼女らが去ってから、机の下からめぐみが出てきた。


「めぐみ・・・」


そう言って、めぐみを見つめる山下


「ありがとうございます。」


頭を下げるめぐみ


「どうして、めぐみがここにいるんだ?」


「ちょっとした訳で・・・」


そう言い残し、めぐみがそそくさと出て行った。

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