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マイフレンド  作者: Seabolt
朝一の美少年
51/68

4

めぐみと連絡がとれないことに焦る山下、


めぐみが女であることを知って、自分の気持ちを早く伝えたい


そう思うことがなおさら、山下の焦りにつながった。


そして、仕事中も思わず、携帯を取り連絡をしていた。


「めぐみ大丈夫?」


声をかけてきたのは、奥山だった。


「はい。」


「昨日から変よ。」


「まぁ・・」


「元気出しなさいよ。」


奥山は、めぐみの両肩に手をかけ、耳元で囁いた。


ふと、山下の方と見るめぐみ、同じ方向を奥山が見ると


山下が携帯をかけていた。


奥山はその光景を見て、


「又、かけてるわよ。仕事中に」


横でめぐみの携帯が振動をはじめた。


「めぐみ、なってるわよ」


反応しないめぐみ・・・


山下があきらめて、携帯を切った。そして、めぐみの携帯も振動を止めた。


「又、つながらなかったみたいね。」


奥山がめぐみの方を見ると、うつむいて黙り込んでいた。


「まぁ・・元気出してね。」


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