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マイフレンド  作者: Seabolt
まよい
42/68

1

ジョンを捕まえて、無言で歩く二人・・・


めぐみは、さっきの感触が残っていた。


そう、山下の感触が・・・


そして、ただ何も言えずにいた。


一方、思わず抱きしめてしまった山下、どうしよう・・・という言葉が頭の中を駆け巡っていた。


やがて、二人が島内の家に着くと、「お帰り」と島内が待っていた。


「島内さん」


「光兄ぃ」


「「どうして?」」


「ちょっと荷物を取りに帰ったんだ。」


二人が驚いていると島内はじっと二人の様子を見て、


「ふ~ん。仲直りできたんだな」


「じゃぁ・・・遅くなったんで・・・島内さん、山下さん、失礼します」


めぐみは、そそくさとその場から離れて行った。


「あっ・・」


言葉を出せない山下。対照的に島内は


「さようなら・・気をつけてな」


めぐみはその言葉に振り返り手を振った。


めぐみの姿が見えなくなった頃、


「どうだったんだ?」


島内は、山下の肩に手を置いた。


「どう・・って?」


少し嫌そうな顔をする山下、その顔を見て島内はにやりと笑い


「好きなんだろう?」


「バッ!!馬鹿なこと!!」


言葉に詰まる山下、そして、悲しそうな顔をして、


「何そんなに浮かない顔をしてるんだ?」


「いいだろう・・じゃぁ。」


山下は慌てて去った。


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