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マイフレンド  作者: Seabolt
告白
33/68

3

病室に戻った、めぐみ、そこには、ベットとに倒れこみ涙する優香の姿があった。


「ごめんなさい。」


めぐみか細い声でポツリと言った。


その声を聞いて、めぐみの方をむいて、優香はめぐみに枕を投げつけた。


「あんたの顔見たくないから出て行って!」


「ごめんなさい。」


めぐみは何度も謝ったが、とうとう、病室から追い出された。


とぼとぼと夜道を一人歩くめぐみ


しかたがない自分が悪いんだ。そう思いながら


そんな時、山下からめぐみの携帯に連絡が入った。


「めぐみ!!、優香に何をした。・・・泣いていたぞ・・」


これが山下の第一声だった。


「島内さんに本当のことを言ったの・・・」


山下は、言葉を失った。


「今どこだ、」


「湊駅・・・」


「すぐ行く、待ってろ!」


駅前で待つめぐみ、しばらくして、山下が現れた。


「光兄ぃは、どうしたんだ・・・」


「出て行ってしまって・・」


そう言って、うつむくめぐみ


「なぜ言ったんだ。!!」


山下は怒鳴った。


「なぜって?だって、移植できるってわかったのに」


めぐみが泣き出した。


その様子を見ても、山下の怒りは治まらなかった。


「なにも、今じゃなくてよかったんじゃ」


再び怒鳴る山下


その声に泣きつつも反論するめぐみ


「今、言わないといつ言うの?手術になったらばれるのよ!!じゃぁどうすればいいの?」


その言葉に、とうとう山下は切れてめぐみを残して行ってしまった。


一人残されためぐみは、ただ・・・ただ・・・泣いていた  ひとりで

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