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綺麗な泉の夢

作者: FRIDAY


―――ピチョン・・・・・・・・・・―――


水の音が聞こえる・・・。





私はドコにいるのか・・・・・・・・・・・・・・?



水のある場所・・・・・・。



家の前の池?


それとも・・・・・・・・・・・・。






『気がついた?』


・・・!



声をかけられた。


綺麗な泉のそばの草原に立っている女の人・・・・。



誰・・・・ですか・・・・・・?



『私は誰でしょうか?ふふっ。」



こっちが知りたいです。




しかしここはどこだろう・・・。



現実味がない・・・。


そして聡明で明るくて綺麗・・・。




いい香りがする。



花のような・・・甘い香り・・・・・・。




『なんであなたがここにいるかわかる?』



・・・わかりません。



ってか、ここはどこですか?




『あなたの夢の中よ。ほら見て。』



女の人はあちらのほうに流れている川を指差す。



何でだろう・・・・行きたい・・・・・・。



『あっちには絶対に行っちゃダメよ?』



・・・・・はい。



『あー。あなた今行こうとしたでしょ?ダメよ。あっちに行っては死んでしまうわ。』




は?




どういう・・・・。



『思い出してみて。あなたが眠りに付く前のことを・・・・。』





私が眠りに・・・・・・











       つく前・・・・・・・・・??









そう・・・今の季節は夏。



私は友達と待ち合わせをしていたんだ。




夏祭りに行くために私は図書館で待ち合わせをしてたけど


変更になって反対側の工事現場になったんだ・・・。




そして私はみんなより早く着いちゃって・・・・・・・。





そしたら上に大きな影が来て・・・・・・・。






ガラガラって・・・・・・・・・。








血が・・・・・・



     目の前が暗くなる・・・・・・。





痛い・・・けど・・・・・



    頭がボーっとして・・・・。






そして・・・・・・・・・・・・・・・・・。









『思い出した?』




はい。




『あれは何だと思う?』




えっと・・・・三途の川とでも?



『当たり。』



マジで!?




『・・・・・だから行っちゃダメよ。』



はい・・・。



ってか私今生死の境目ってやつ!?






『戻りたい?生きたい?』



生きたいわよ!


だって・・・・



だって・・・・・・・・・




ってかあんたは誰なのよ!!!




『・・・・・。』




早く戻りたい・・・・。




ここなんかにいたくない・・・・・。





『今、医者たちが手術をしているころかしら?今戻ったら頭痛くなるわよ?』




えっっ・・・・・・・!?




『それまでここの話をしてあげる。』




あ、どーも・・・。




『ここはね、あなたの生死の境目ってところかしら?私はここの住人とでも呼んどいて。』



女の人はウィンクする。




私は・・・・・・・。




生死の境目で・・・・・・。




今ものすごくすごい体験をしていて・・・・・・。




『あ、そろそろ終わったわね・・・。』




女の人は名残惜しそうに私を見つめた。




『今、戻すわ。目を瞑って。』




私は言われるがままにした。




『あなたと話せて楽しかったわ・・・・。






          さよなら・・・・・・・。』





少し体が軽くなった。




そして聞こえる声・・・。





    ―――――・・・私の生まれ変わり・・・・・・。――――





「・・・・・・・・・・・!」




私が気がついたのは病室だった。



私は思った。



あれは私の前世の姿ではないかと・・・。





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