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100奇譚  作者: 非辻 嫌欺
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メン・ヘラー女史

100奇譚・2話目

愛とは、何であろうか。

私には恋人がいる。

聡明な彼女はある時、愛を定義した。

彼女によれば、それはほとんどの人が知ることは無いという。

「愛とは、他者から無条件に与えられた存在価値である。」

彼女はそう定義した。


私たちは生まれたとき、様々な期待を背負う。

勉学・運動・芸能、親からの期待は、時に厳しい条件となる。

「テストでいい点とったらお菓子あげます。」とか、

「こんな問題も解けないなんて。」とか、

成長していく当たり前に追いつけなければ、”愛されない”。

そういうふうに思うのも無理はない。


彼女は私に、

「私がすべて失っても、愛してほしい。」

と、言った。


期待されるのは、社会に繋がれているためである。

社会に必要とされることで繋がるために、人に愛されるために自己を磨く。

私たちは、度重なる歴史的革命で自由を得たはずだった。

しかし、身分制度が失われてなお、自由ではいられない。


「だから抜け出そう、2人で。」

社会という拘束から解き放たれ、2人だけのコンテクストで生きる。


近年、人々は密接に関係を持ちにくい。

究極に事なかれ主義な人々は、あえて関与しないことをやさしさと言う。

伝えたいことがあってもスマホでメッセージ。

一緒にいても別々に過ごす。

「私たちはそうじゃないでしょ?」


彼女は言った。

「ずっと一緒にいて、ずっと見ていて、もっと好きになって…」


「お互い2人じゃなきゃ生きられなくなったら、特別に世界から解放されるために、」


「その感情に、特別な名前をつけましょう。」


私たちが得うる感情は、愛情とか、独占欲とか、そのようなものと区別しなければならない。

これは、私たちが本当に自由となるための革命の証だから。

コンセプト

"もしも、メンヘラ彼女が超賢かったら…。"


続きを作ってほしいという方が居たら(多分いない)コメントとかしてください。

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