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姫野リリーⅠ 1

 夕方、混雑する駅の構内。


 複数人で大声で話しながら帰る学生。


 仕事終わりなのかネクタイを緩めてダルそうに歩く社会人。


 そんな中を俺はイケと一緒に帰途についていた。


「鏡花さんってーすごいよなー」


 イケがほのぼのと言う。


「え、どういうとこが?」


 落ち着いた風を装うが内心はドキドキしていた。


 まさかイケ・・・鏡花の事・・・。


「制服じゃなくて和服で登校してたもんなー」


 俺はイカレてると思った。


「しかも美少女だったしなー」


「・・・イケも興味あるのか?」


「いやー俺は今は野球の事で頭一杯だからなー」


 ホッとしたような残念なような。


「イケもイケメンだぜ!」


 お尻をパーンと叩きながら言う。


「おーいやめろよー」


 お尻を抑えながらのんびりと笑うイケ。


 はぁ・・・てぇてぇ。


 そんな事をしている内にホームに到着。


 程なくして電車がきて、二人で乗り込んだ。


※ ※  ※


 おかしい。


 そう思ったのは5分ほど前からだ。


 事はイケと会話をしていた時に起きた。


「腹減ったからラーメンでも食いに行こうぜ」


「おおーいいなー。どこ行くー」


 そうだなー近場だとどこが良いか。


 そんな話をしていた時だ。


 制服のズボンからスマホを取り出すと少し離れた位置から女の子がこっちを見ている事に気付いた。


 俺と同じ高校の制服を着ている。


 染めているのか髪は綺麗な薄い金髪で少し長め。


 背は俺より頭一つ分は低い。


 少し童顔で、凹凸の少ないスタイルからは幼さを感じさせた。


 ――そして俺の事をずっと見つめてきている。


 なんで? なんで俺の事ずっと見てきてるん?


 あ、いや。もしかしたらイケを見てるんじゃないか?


 イケメンだし。


 イケに断って少し電車内を移動する。


 少女はこっちを見ている。


 イケの元に戻った。


 少女はこっちを見ている。


 やっぱ俺だわ。


 うーーーーん・・・覚えがない、が。


 行動からして鏡花ルビストーカーの妹か?


 何にしても変態ルビあいつらと同じ空気を感じる。


「イケ、次の駅で降りよう」


「お、次の駅の近くのラーメン屋かー?」


 守りたいこの笑顔。


 電車が駅に着いたタイミングでイケの手を掴み電車を降りる。


 キャ☆ 手握っちゃった!



「キャアアアアアアア!」



 そこで響き渡る女性の悲鳴。


 え、なになに?


「この人痴漢です!」


 驚いている隙に誰かが俺の手を掴み叫んだ。


 はぁ? 痴漢だと?



「'まだ'何もしとらん!」

小ネタ

第四話更新にして既に何も思いつきません。



※ ※ ※


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