第47話 ~お礼のケーキなのです~
第47話 ~お礼のケーキなのです~
明日は調理部の活動の日で学校に行くのです。先日皆さんにお世話になった御礼に、ケーキの一つも焼いて行く事にしましょう。という訳で、私は今近所のスーパーに来ております。
旬のフルーツを使ったケーキが良いと思うのですけれど、何が良いでしょうね…。おや、福島県産の桃がお手頃価格で出ていますよ。これならちょうど良いでしょうか。お隣の県の名産品でもありますしね。
購入して帰り、スポンジを焼く私です。家族の分も作りませんと後で兄様に文句…ではなくご意見を頂戴しますので、二つ作ることに致しましょう。うまく焼けた方を皆様への御礼に致しましょうね。
「ん、絢子なに作ってんだ?」
頭の中で噂をすれば兄様です。
「ええ、桃のケーキを作ろうと思いまして。」
「お、いいな、楽しみにしてるぜ。」
…いつもこうおっしゃるのですよね。何故だか自動的に自分も召し上がれるものだと思われてしまうご様子で、兄様の分は無しですと申し上げると怒られてしまうのです。
「絢姉まだ兄さんにあげるって言ってないじゃない。最近良い人達ができたみたいだからそっち向けでしょ?」
あら、美琴さんです。う、鋭いですね。まあ、先日七夕祭りに行った時の様子はせがまれてお話して写真も見せる羽目になりましたから、まあ解ってしまいますよね。
「何だ、そうなのか絢子? 俺より先に相手を見つけるとは長幼の序というものをだな…」
「そんな事を言っていると絢姉も私も適齢期を過ぎるよ?」
「俺はそんなに長期間相手が見つからない前提なのかよ⁉」
また始めましたお二人です。もういつもの事ですから、置いておいて私は調理に集中しましょう。
「なんだ、スポンジ二つあるじゃないか。ちゃんと家族の分も作ってあるんだな。」
しばらく言い争いをしていたお二人ですけれども、私の様子を見てそうおっしゃる兄様です。
「ええまあ、作らないとまた怒られてしまうかと思いまして。」
「俺はそこまで食い意地張っていないぞ?」
「そう思うなら夜中のつまみ食い止めなさいね。いつも絢姉がおかずが消えてなくなって困ってるでしょ。」
あらら、美琴さんは知っていたのですね。だいたい家族のことはお見通しなのですから困ったものです。
レシピには『本当なら洋酒を大匙1杯入れるのだけれど、あなた達はまだ駄目よ。』と書かれています。調理部レシピからそのまま写してきたのですが、最初にレシピを書いた先輩はお茶目な方だったご様子ですね。お酒は二十歳を過ぎてからですね。まあ、お菓子に含まれている分を食べてしまった程度なら怒られないような気もしないではないですが、能動的に入れるのは一応避けましょうねという事の様子ですね…。そもそも高校生が調理用とはいえ洋酒を買いに行ってしまったらまずいですものね。…洋酒ではなくて料理酒やみりんくらいでしたらセーフでしょうか。それも駄目と言われると私、ご飯の買い物に行けなくなってしまうのですが。
さて翌日、ケーキをかごに乗せて自転車で学校へ向かう私です。皆さんとは既に連絡を取ってあって、お昼に学食で会う約束をしています。暑さでいたまないように保冷剤は入れてきましたけれど、調理室に着いたら部の冷蔵庫を借りて冷やしておく事にしましょう。
部の方では今日は何を作るのでしょうね。こちらも楽しみですね。
「お疲れさまです。」
「はい、お疲れ様。あら、どうしたのその箱。」
浮田部長さんに早速声を掛けて頂きました。事情を説明する私です。
「…砂糖を吐きそうなお話ね。何もそこまで細かく事情を説明しなくても良いのだけど…。まあ良いでしょう、冷蔵庫使って頂戴な、空きもあるし。」
との事でした。ありがたいですね。砂糖を吐きそうとおっしゃいますが部長さんと中里手芸部長さんのお話も…あ、いえ、これは失礼ですよね。何でもありませんよ。だいたいこれは部長さんがご自分でお話をされているのではなくて、他の三年生の先輩方がどこからか聞きつけていらして部長さんにあれこれ詮索していらっしゃるお話を聞いていたというだけですし。
ついでに着替えてしまいましょう、また宇野さんに笑顔でさっさと着替えてきなさいと言われてしまいますからね。お昼休みに学食に行くときはまた男子制服に戻らないといけないですけれども。
「で、姫ちゃんには彦星様が4人いるのですって?」
席に戻って早々に宇野さんに笑顔で聞かれてしまいます。えっと、それは織姫様が大変そうですね。お仕事にも手がつかなくなろうというものです。
「えっと、何のお話でしょう?」
「あら、さっき浮田部長に惚気話をしていたのを聞いていなかったとでも?」
の、惚気話って…私はただ事情を説明しただけですよ、七夕でなんだか皆さんにお世話になってしまったのでお礼をと…多少お世話になった件を言い過ぎたかもしれませんが。
「彦星様なんて柄じゃないわよ、あの駄犬どもは。まったく、そんな事で姫を懐柔しようなんて百年早いわ。…で、姫の浴衣姿を見てみたいのだけれど、写真くらいあるのでしょうね?」
なんだか不機嫌そうな早島さんです。何故早島さんが不機嫌なのかがよく解らないのですが…ええと、何となくですが皆さんと撮った写真を見せるとなお不機嫌になってしまいます様な気が致しますから、一人で撮った写真をお見せすることに致しましょう。
「わ、清楚。」
横からのぞき見て、八浜さんがそう言っています。いえいえ、そんな事は。八浜さんも和装似合うと思いますよ、粋な感じになると思います。
「可愛らしいわねぇ。私でもかき氷くらい買ってあげたくなるわぁ。」
いえいえ、絶対同じ浴衣を着ても彦崎さんの方が可愛らしくなりますから。そこは敵いませんよ。
「あらあら、良いわねえ。まあ、私は友人たちの浴衣姿を生で見られたから良いのだけれどね。」
何故か得意げな宇野さんです。きっとスマホさんに写真も収められているのでしょうね。あの宇野さんがそんなシャッターチャンスを逃すとは思えません。
「…駄犬どもに後れを取るとはね…。姫、来年は私も誘いなさいよ。駄犬どもを野放しにはできないわ。私を差し置いて姫に手を出そうとは許しがたいわね…。」
えっと、あの、早島さん? 何か言っている事がよく解らないのですけれども…。
「みんな集まったわね~。それでは今日の活動を始めるわよ~。」
赤松副部長さんの声が掛かりまして、私達は席に戻りました。
今日はのんびり時間が取れるという事で、シャーベット作りです。夏場に氷菓作りとは良いですね。例によって買い物組と残留組に分かれますが、今日は荷物が多くなるそうなので1年生で残留は私だけです。
「用意するものはバットとヘラとミキサーくらいかしらね~。そんなに大変ではないからささっと準備してみんなを待ちましょうね~。」
と、副部長さんが指揮を執ってくださいます。はい、解りました。早速準備にかかりましょうね。
ミキサーでベースを作って、凍らせている最中です。しばらくの待ち時間ですね。シャーベットを滑らかにするためのメレンゲ作りも終わってしまい、手持ち無沙汰の私達です。
「で、姫ちゃんは手を繋いで仲良くデートしたんですって?」
「はぁ⁉ ちょっと待ちなさい姫、どういう事よ⁉」
笑顔でおっしゃる宇野さんと、柳眉を逆立てる早島さんです。えっと、私そこまで言いましたっけ、さっき⁉
「どうしてご存知なのです⁉」
「あらあら、本当だったみたいね。かまを掛けてみただけなのだけれど。」
謀りましたね宇野さん! なんだか毎回のせられてばかりいる気がしますよ⁉
「駄犬どもが触れて良いものではないわよ⁉ 姫、今すぐ手をこれでつけ置き洗いして穢れを落とすのよ!」
と、手渡されたのはキッチン用漂白剤。どうしてそうなるのですか早島さん…⁉
「さすがに手をつけ置き洗いはしないと思うのですけれど…。」
「姫の白くてきれいな手があいつらで汚染されていると思うと気が気じゃないわよ!」
いえいえ、かえって手に悪いですから。手荒れが大変な事になりますよ早島さん。
「で、姫ちゃんは誰と手を繋いだのかな?」
笑顔の八浜さんです。結構皆さんのってくるのですよね、この手のお話になると。
「えっと、その…順番に皆さんと、です。」
うつむいて小声で答える私です。顔が熱いですよ、絶対真っ赤になってますねこれは。
「あらあらぁ、姫ちゃんらしいわねぇ。お話聞かせてくださいな?」
彦崎さんにまで笑われてしまいました。ええっと、お話するのですか?
「そうね、ここまで来て話さないという選択肢は無いわよね。さあ白状なさい、姫ちゃん。」
宇野さんまで笑顔ですよ…。あら、早島さんも笑顔ですが何か怖いですよ…?
「ええっと、どうお話したらよいのでしょうか…。」
これは困りましたね…。仕方がないので順番にお話してゆくしかないでしょうか。
「…という訳で、なんだか皆さんに大変お世話になってしまったのですよ。」
少々困った微笑みを浮かべながらそう説明する私です。
「まあまあ、姫ちゃん大事にされているのねぇ。いつも菜々子ちゃんから聞いている印象とはちょっと違うかしらぁ?」
お口に手を当てて、そうくすくすと笑う彦崎さん。ええと、確かに随分丁重に扱って頂いたと思います。
「あの駄犬ども、私のいないところで何をしているのよ…。次姫に手を出したらケゴギにして煮込んでやるわよ…。」
何故早島さんはそう怒っていらっしゃるのでしょうね?
「あら菜々子、女の嫉妬はみっともないわよ?」
「沙樹子に言われる筋合いはないわね、この無節操女。」
笑顔の宇野さんと睨み返す早島さんです。
「誰が無節操女よ!」
「ちょっとそのスマホの中身を見せてごらんなさい? 一体何人の写真が収められているのかしら?」
あら、いつもの調子に戻りましたね。ちょっと安心します。
「ほんの100人ばかりよ!」
「沙樹子はスマホを常に機内モードにしてオフラインにしておいた方が良いのではないかしら? インターネットを間違った使い方ばかりしているような気がするわ。どうせ片っ端から気に入った娘の写真をかき集めてきたのでしょう?」
「そんなことは無いわ、みんな生写真よ!」
胸を張る宇野さんですが…ええと、それはますます駄目だと思うのですけれど。
「沙樹子ちゃん、どんどん悪化してるね…。」
溜息をつく八浜さんです。私も溜息しか出ませんよ…。
「もう駄目かもしれないわねぇ。逮捕拘留されても私、もう驚かないわよぉ?」
少々心配そうな彦崎さんです。ああ、ついに…と思って終わりですよね。
「とりあえずシャッター音無音化アプリは削除しましょうか?」
「そ、そんな物は私のスマホに入っていないわよ?」
笑顔で追及する早島さんに、ちょっと押され気味の宇野さんです。これは絶対愛用していますよね、私でも解ります。
「ではアプリの内容を見せて頂戴?」
「菜々子に見せる必要は無いわよね、あなたは私の旦那さんでも何でもないのだし!」
まあ、夫婦の間でも一応プライバシーというものは存在はするのですが。確か勝手にスマホさんを見るのはプライバシーの侵害に当たるという判例があったようですね。もっとも、不貞行為や不法行為の証拠集めに見る場合はその限りではないというお話もあるようですが。このあたり解釈が分かれているとも聞きます。
「沙樹子が妻だなんて願い下げね、不貞行為ばかり働きそうだわ。」
「そんなことは無いわ、きちんと添い遂げるわよ?」
反論する宇野さんですが…説得力というものが失われていますね。
「普段の行動からその言葉に信頼性というものがあると思って?」
「かわいい娘は人類共通の財産でしょう?」
宇野さんも必死に言い返していますけれど、だんだん理屈がおかしくなってきました。
「共通の財産ならあなたに占有する権利はないわね。」
「うっ、そ、それなら合意を得て権利を獲得すれば良いのでしょう?」
あ、だんだん追い詰められていますよ。早島さんの方が一枚上手ですね。
「全人類から合意を得るのね、ご苦労だこと。まず7102個あると言われる世界中の言語を習得するところからのスタートね。」
「そんな事ができたらそれだけでご飯が食べられるわよ⁉」
それは言えていますね…。そもそもそんなに言語って数あったのですね。
「できないという事は沙樹子の言う合意を得てくるというのは不可能ね。」
「ううっ、せめて日本中くらいにまけてくれないかしら…?」
どんどん不毛になっていますよお二人とも…。
「そろそろ時間ね。一回シャーベットを出してきてメレンゲを混ぜ込むわよ。」
との部長さんの一声で、不毛な言い争いは中断されたのでした。
お昼休み、私は男子制服に戻ってケーキを4等分した上で学食に参ります。
「おう姫、こないだはありがとうな。」
学食に着いて早々、木島さんが私を見つけて声を掛けてくれました。
「いえいえ、私の方こそお世話になってしまいまして…ありがとうございました。皆さんはもう集まっていらっしゃいますか?」
「おう、そこで席取りしてたところだ。姫も荷物置いて席取ると良いぜ。」
「そうですね、そうしましょう。」
そんな訳で席を取った私です。買ってきたお昼ご飯はいつも通りです。
「ふふ、ここでこの間の事を語れないのが残念だね。」
そう笑う毛野さんです。そうですね、私もぼやかしてしかお礼を言えませんでした。
「そうだな、まあ来年度までは我々も我慢だな。」
と、工藤さん。済みません、いつもご迷惑をおかけしてしまって。
「仕方あるまい、必要な事だ。」
今度は柿沼さん。いつも気遣って頂いてしまって、ありがとうございます。
「調理部で追及されて大変でしたよ。何故だか早島さんが怒っていらっしゃいましたが…。」
そう困って微笑む私です。
「あー…早島さん誘わなかったのはまずかったかなあ。」
なんだかそう納得顔の毛野さんです。
「そうかもしれんなあ、後で怖い目を見させられないと良いのだが。」
工藤さんがあごに手を当てています。
「俺はいつも怖い目しか見せられていないから平気だぜ?」
それもどうなんでしょうか、木島さん。慣れたら駄目なものではないでしょうか…。
「ふむ、しかし我々が誘ったからと来てくれたものかな、早島女史は。」
眼鏡を直す柿沼さんです。うーん、そう言われるとそうですよね。『駄犬どもとじゃれ合う趣味はない』と常々おっしゃっていますし、どうなのでしょうか。でも来年は誘うようにと厳命されましたね…。
「そもそも皆さん、早島さんの連絡先を知っているのですか?」
なんだか聞いても教えてくれるとは思えないのですけれども。
「姫に何かあったらすぐに連絡を寄こすようにって押し付けられたぜ?」
と、木島さん。皆さんもうなずいています。あらまあ、何という過保護でしょう。私もう高校生なのですけれど。
「ご馳走様。どれ、片付けてくるかな。」
と、席を立つ工藤さんです。
「皆さん、デザートがありますから戻ってきてくださいね。」
そう微笑む私です。
「デザート? わざわざ作って来たのか? 済まねぇなぁ…。」
木島さんがそう笑いかけてくれます。
「それは早々に片付けて来ないとね、ちょっと待っていてね、姫。」
と、毛野さん。
「ありがとう、姫。」
今度は柿沼さんです。
皆さん席に戻ってくるのを待ちながら、紙皿にケーキをよそう私です。もちろんフォークもきちんと持ってきてありますよ。
「戻ったぜ。おお、これは立派なケーキだなぁ、大変だったろ、作るの?」
「ほう、桃か。旬の果物だな…。姫らしく飾りつけも丁寧だな。」
「ふふ、まるで姫みたいにかわいいケーキだね。食べるのが惜しくなるよ。」
「…うむ、これは美味しそうだな。」
と言ってくださる木島さん、工藤さん、毛野さん、柿沼さんです。皆さん席に着いたので、そっと配膳して行きます。
「あれ、姫の分が無いのじゃないかい?」
毛野さんがそう言いだします。
「先日のお礼ですから、私の分は良いのですよ。皆さんに召し上がっていただきたいのです。」
そう微笑む私です。七夕では随分とよくして頂きましたからね、御礼の気持ちです。
「でもそれじゃ姫が可哀想でしょう。ほら、姫、あーんして。」
毛野さんがケーキの先の部分をフォークで切り取って、差し出してくれました。えっと、これは、どうしましょうね。でも受けないのも失礼ですよね?
「…美味しいです。」
自分で作ったケーキを褒めるのも変ですけれどね。つい毛野さんから差し出されて食べてしまいました。なんだか毛野さんとても嬉しそうですよ。
「あっ毛野また抜け駆けしたな! 姫、俺からも食え!」
「なんだと、木島はあとだ、俺が先に姫にやる!」
「…僕からもお分けしよう。」
何でしょうこの争い。一気に3つ差し出されても私、困ってしまいますよ⁉
仕方ないですね、順番に頂いてゆきましょう…。
「ふふ、美味しいケーキだね。姫の優しさが詰まっているような柔らかな味わいだったね。」
なんだか毛野さんが最近ちょっと恥ずかしい事をさらっというようになってきたのですけれど…以前からこんな方でしたでしょうか。
「うむ、世辞ではなく美味しいケーキだったな。残念だな、家であればうまいコーヒーを添えてやれたのだが。」
今度はそう工藤さん。確かに、美味しい飲み物もあればなお良かったですね。
「姫はどんどんレベルアップしてるよなぁ。調理部でがんばってるんだな、偉い偉い。」
木島さんがくしゃくしゃと頭を撫でてくれました。でもちょっと恥ずかしいです。
「僕は甘味にはうるさい方だが、これは美味しかった。姫の腕は確かだな。」
相変わらず眼鏡を直しながらの柿沼さんです。
「いえいえ、私などまだまだですよ…。もっと頑張って修行を積まなくてはいけません。」
そう微笑んでこたえる私です。
少し皆さんと談笑した後、片付けをして調理室に戻った私でした。
「さあ、もうちょっとでできるわよ。メレンゲ4回目の投入ね。」
と、戻って早々に部長さんです。結構手間なのですね、美味しいものをつくろうとすると。
出来上がった調理部レシピのシャーベットは、なめらかで大変美味しいものでした。部の皆さんと一緒に食べるというのがまた良いですね。
友人たちといい、部の仲間達といい、私は良いご縁に恵まれていると思います。
前回に続いて乙女ゲーム展開になる四馬鹿です。
そこまで姫にご執心なのかと…よほど普通の女子に縁がないのでしょうか。
以前工藤さんが「うちの班は女子に避けられている」旨の発言はしていましたが。
それとも皆さん、姫が中身女子と知って惚れたんでしょうか。
単にやってみたいだけかもしれませんが。
※ケゴギ
韓国語で犬肉の意味です。朝鮮半島では伝統的に犬を食用にするという食文化があり、今でも減ってきてはいますが流通しているそうです。
※7102個あると言われる世界中の言語
国際SILの発行するエスノローグという世界中の言語を分類した書物・Webサイトがあるのですが、その第18版に示された世界中の言語の数です。
少数言語は意外にすぐ消失してしまうので、減少傾向にあります。