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侍祭

「と,言うわけで何からお話ししましょうか?」


 ぱちぱちと爆ぜる焚き火の向こうでシスティナが俺へと問いかける。


「そうだな,とりあえず…全部」


 正直な俺の気持ちが詰まった魂の回答にシスティナが一瞬目を見開き,やがて肩を落とした。


「…わかりました」



 と,ようやくこの世界についての常識を学ぶ機会が得られた訳だがここまで来るのはそれなりに大変だった。


 あの後,場所を移動するためにシスティナの指示に従ってまず馬車を起こし、中の盗賊と馬車の持ち主だった貴族の奥方を外に運び出した。


 次に盗賊達の武器や金目の物を剥ぎ取り、こぼれていた元々の馬車の積み荷と一緒に馬車に積んだ。


 倒れた馬車の陰で斬殺されていた貴族の旦那様の懐から探し出した笛をシスティナが吹くと地球の馬よりやけに短足な馬っぽい生き物ラーマがとことこと戻ってきた。

 牽くのが馬じゃないなら正式には馬車ではないのかもしれないが、ラーマ車というのも締まらないので馬車でいいか。

 本来は2頭立てだったらしく本当はもう一匹いたようだが,すぐ戻って来ないところを見ると森の中で息絶えている可能性が高いそうだ。やっぱり森こえー!


 だが,おそらくはそのラーマが魔物を引き付けた上に餌になってくれていることと元々魔物が比較的少ない森の外縁部であることが重なったお陰でこれだけの死体があってもまだ魔物が出てこない可能性が高いらしい。


 貴族の夫婦と護衛の人達は結局,盗賊達と一緒に置いて来た。


 穴を掘って埋めている暇はないし,持って帰るのも保存が出来ないので遺体が傷んで疫病などが発生する可能性があるためよろしくないらしい。

 だから余裕があるならば、髪の毛や身につけていた装備品を遺品として持ち帰るのが旅先でのルールだとのことだった。


 その貴族達とシスティナは長い付き合いではなかったとのことだったが、並べられた遺体を前に祈りを捧げるシスティナはやはり悲しそうだった。


 自分の力を過信するつもりはないが…もう少し早く着ければ助けられたかも知れないと思うとちょっと責任を感じてしまう。


 そう言って謝罪した俺にシスティナは『あなたは何も悪くありません。あなたが来てくれたからこそ私はこうして生き残り、彼らの遺品を残された家族に届けてあげることが出来るのですから』と言った。


 きっとこの世界ではこういったことは珍しいことではないのだ。死んだことが確認出来ていて遺品まで残るような状況はむしろ幸運なのかもしれない。


 その後システィナは馬車の操作が出来ないという俺に代わり,ラーマの手綱を取り自分達が来た道,つまりミカレアの街へと引き返す進路を取った。

 こうなってしまった以上、このまま当初の予定場所に向かうことは意味がないらしい。


 その後は何となく話をするのが躊躇われる空気のまま、2人で御者席に並んだまま黙々と進んだ。


 俺はシスティナが文句を言わないのをいいことにずっとシスティナを見ていた。


 システィナはとにかく綺麗だった。金がかった茶色く長い髪を毛先の辺りで一つにまとめている。艶のある白い肌,くりっとした青い瞳,小さくて可愛い口。地球で言うメイド服っぽいドレスに神官がきるようなイメージをトッピングした服。

 そしてそれを押し上げる双子山。

 身長は160㎝そこそこだろうか,俺の身長が175㎝くらいだったから俺の肩くらいまでだとそんなもんだろう。 

 だが,その胸にいる双子山関は160㎝の小兵が持つべき平均サイズを超えている気がする。もしかしたら重力が弱い分垂れにくいという考えも成立するかもしれない。

 うんワクワクが止まらない。


 と,さすがにそこまでじろじろ見ていたら冷たい目で見られたのは愛嬌である。


 そのまま森から離れるように馬車を進ませて陽が落ちる少し前に街道沿いで野営をすることになった。


 もちろん俺は野営なんかするのは初めてな訳で何をしたらいいか分からずおたおたしていたのだが,システィナは実に的確に俺へ指示を出しつつ火を起こし,馬車に積んであった食材で食事を作った。


 この世界で初めて食べた物は乾燥肉や干した野菜等の保存食的なものをお湯で戻し,おそらく塩っぽいものやらなんやらで味を調えただけのスープだった。

 日本では家政婦が全て料理していたので料理関係の知識がほぼ0の俺ではシスティナがどう料理したのかを伝えようとしてもこの程度で限界だ。

 だが,味については…飽食の国日本で育った俺にとってはシスティナの料理は粗食もいいところだったはずなのだが間違いなく今までで一番おいしい料理だった。


 よくよく考えれば昨日の夕食を食べた以降俺は飲まず食わずだった。その上1度は死んで,生き返ったはいいが異世界に放り込まれ,更に命のかかった大立ち回りをしてきたのである。自分では全く気にしてないつもりだったがやはり何かが張りつめていたのかもしれなかった。


 それがここへ来てようやく落ち着いて暖かい食事を食べるという人間らしい行動をしたことでやっと本当に生きていることが実感できたのだろう。


「すいません。泣くほど不味かったですか。野営食ではどうしてもいろいろ制限がありまして…侍祭としてお恥ずかしい限りです」


「え?…あ,本当だ。違う…違うんだ…こんなに,こんなに美味しく感じられた食事は初めてだったんだ。ありがとう」


 感動のあまり涙を流して,こんなやり取りをしてしまいシスティナに胡散臭げな眼で見られるという恥ずかしい思いをしたのがついさっきのことである。


 そんなこんなで食事の片づけ等も終わって後は寝るだけという時になってからのシスティナの言葉が冒頭である。


「とは言っても全部…何をどう全部話せば良いのかわかりませんね」


 システィナの言うことももっともだろう。


 なんかいろいろ俺の胡散臭さを感じていたとしてもさすがに異世界から来たとは思ってないだろうし,それを説明したところで頭がおかしいと思われかねない。


 だからと言ってさすがにこの星の創生から話せというのも無駄だし,一般常識全部と言ってもどこからどこまでが一般常識かというのは人によっても様々で線引きは難しいだろう。


「だよね…じゃあ,そうだ!まずは自己紹介からしない?


 名前は聞いたけどなんであんなことになってたのとか,これからどうするのかとか」


 俺としては,どっちにしろこのまま彼女に着いて行って街まで行きたいところだったし同行するからには護衛みたいなことも出来たらいいかなと思ってた訳で。

それなら相手の事情は知っておいた方がいい。


 真面目な理由としてはあまり心配はしてないが彼女が悪人ではないということの確認と今後も狙われる可能性があるのかどうかを聞いておきたい。


 不真面目な理由としてはやっぱりこの世界にきて初めて出会った人がこれだけ綺麗な人だった訳で…ぜひ少しでも親密になれたらいいなぁと。


 システィナはそんな俺の申し出に冷たい視線を返してきていたがやがて諦めたように溜息を吐いた。

 おそらく俺の下心に気が付きつつも命を救ってもらった恩を考えれば断れないと思ったのかもしれない。そうだとすれば義理堅い娘さんである。


「いいでしょう。まずは身元を証明致します。≪顕出≫」


 あ,なんかシスティナの前に半透明な板みたいのが出た。システィナがその端を指でタップするとその板が反転する。


 なんか書いてある。ステータスウィンドウみたいのものか…この世界はこんなのだせるんだな。


 で,身元の証明とかに使えるってことはこの辺のデータは改変とかは出来ないってことか。焚火を回り込むように移動してきたステータスウィンドウを見る。


 名前と職のとこ以外はなんか文字の形式が違うみたいだけど『読解』の技能がある俺には問題なく読めるみたいだな。えっと…



『システィナ   業 -38

 年齢: 16

 職 : 侍祭(未) 

 技能: 家事  料理  育児  契約

     護身術  護衛術  回復術  交渉術  房中術

 特殊技能: 叡智の書』


「おお!メイドスキルたけぇ!

 

 さらに護身術,護衛術,回復術,交渉術…ん?ぼうちゅ…う術」


 防虫術じゃないよね…房中術ってあれだよな…夜のお布団の中での技…


「え?え?え!きゃあぁぁぁぁ!」


 うお!なんだなんだ,俺はなんもしてないぞ。


 急に取り乱したシスティナが慌ててウィンドウを手元に引き寄せると抱きかかえるようにして消す。


「ななななんで!なんで暗号化してある場所まで普通に読んでるんですか!」 


 そっか,形式が違ってるように見えたのはプロテクトがかかってたのか。でも『読解』能力持ちの俺には効かなかったと。


「ごめん,読めちゃった。てへ」


「……はぁ~」

 システィナの盛大な溜息。


「…助けてもらった恩人に失礼だと思うのですが私にも窓を見せてもらってよろしいですか」


 窓?さっきのあれか。


「いいけど、出るかな?どうやってやればいいか教えてくれる?」


「知らないんですか?」


「うん」


「…わかりました。やり方は簡単で『誰でも』知ってますし,『誰でも』できます。


 自分の内に意識を向けて≪顕出≫と唱えてください」


 本当に簡単だ。えっと自分の中を意識して…


≪顕出≫ 


 出た!


『富士宮 総司狼   業 -3

 年齢: 17

 職 : 魔剣師 

 技能: 言語  読解  簡易鑑定

     武具鑑定  手入れ  添加錬成  精気錬成  

 特殊技能: 魔精変換』 


 魔剣師!なんか恰好いいかも。でも魔剣士ではないんだよな…どうも使えるスキルを見ると魔剣を扱う鍛冶師みたいな感じか?


「出ましたね。拝見してもよろしいですか?」


「あぁ,はいはい。えっと確か」


 さっきシスティナはこの窓の端をタップしてたな。よっと…おぉ動いた。


 システィナは自分の方に来た窓をまじまじと覗き込んでいる。その表情からは何を考えているのか読み取ることは出来ない。


「ありがとうございました」


 システィナは短くない時間,窓を見ていたがやがて神妙に頭を下げると窓を返してきた。


「ていうか返されてもどうやって消せば…」


「窓を抱え込むか,下へ押し下げて下さい」


 えっとじゃあ上を抑えて下へ押す。消えた。原理や理屈は全く分からない。


「お名前はなんとお読みすれば?」


「フジノミヤ ソウジロウ。ソウジロウが名前です」


「ソウジロウ様…ソウジロウ様は侍祭という職はご存知でしょうか?」

 

 司祭なら分かるけど侍祭というと分からない。システィナが持ってる技能的にもどんな人達なのか分かりづらい。そして房中術…あんな清楚そうなシスティナが夜は…


「こほん!」


 おっと表情がエロくなっていたらしい。


「わかりません」


「では説明させて貰います」


 システィナの説明によると侍祭と言うのはこの世界でもちょっと特殊な職として特別視されているらしい。

 俺的知識で端的に言えば神殿で英才教育を施されたメイドさん的なもの。ということになるだろうか。

 ただし,単純に家事などを行うメイドさんは普通に侍女と呼ばれる。

 侍祭は神殿に所属し契約を司る。侍祭になるためには幼少より神殿に仕え厳しい教育を受け高い成績を取り続けることが必要らしい。

 侍女としての最低スキルとして家事全般をマスターした上に,護身術を修得して初めて侍祭補と呼ばれる。

 ここから更に回復術,護衛術,交渉術のいずれかを習得したものが侍祭と呼ばれ重宝される。侍祭補+回復で治癒侍祭,侍祭補+護衛で近衛侍祭,侍祭補+交渉で交渉侍祭となる。

 更に回復,護衛,交渉の内2つを修得している者は高侍祭,3つ全てを修得している者は聖侍祭と呼ばれるらしい。

 高侍祭になれるのは侍祭の中では2割から3割であり,聖侍祭になると1割以下。システィナはこの聖侍祭にあたる。

 また高侍祭以上の侍祭の中には特殊技能エクストラスキルが発現する者もいるとのことでシスティナに発現している特殊技能も聖侍祭になった時に同時に発現したかなり貴重で珍しいスキルであり,本来であれば隠しておきたいものだったらしい。

 確かに侍祭というだけで盗賊に狙われるくらいだから更に特殊技能も発現した未契約侍祭だと周囲に知られればいろいろ面倒になることは想像できる。

 システィナがここまでぶっちゃけた話を俺にしてくれるのは既に窓の内容を全て見られてしまったからだろう。

 知られてしまったのならいっそきちんと説明した上で秘密を守ってもらいたいということかもしれない。


 そして,侍祭という職がこの世界で特別視されているのは侍祭となる者が全て『契約』というスキルを持っているからである。

 この『契約』というスキルによって取り交わされた契約は履行しないと不可避の重い罰則が科されるため侍祭を介して交わされた契約は破られることがないらしい。

 そしてもっとも特徴的なのは侍祭自身,誰かの為に力を使う為にはこのスキルを用いた特別な契約をしなければならないということ。この契約は侍祭がスキルで作成した契約書に双方がサインし祝詞を唱えることで成立する。

 これは侍祭の力を悪用されないようにするためはもちろんのこと契約が成立することにより侍祭の能力が底上げされる効果があるらしい。契約によらなければ力を行使できないことに対する対価ということだろう。

 それ故に侍祭達も契約には慎重を期す。自分が全てをかけて仕えても良いと思える人物とでなければ契約は交わさない。

 そのため侍祭だけでなく侍祭と契約をしている者についても一目おかれるようになる。

 誰と契約するかについては完全に侍祭の裁量に任されているらしく,育成した神殿の意向すら無視できるらしい。


「奥様と旦那様は神殿に多額の寄付をして私とご子息を契約させるつもりだったのです。

 神殿は寄付に目がくらんで未契約侍祭の誰かをご子息に会わせようとしました。

 もちろん契約に関して私達侍祭は神殿の意向を聞く必要はありません。ですからそれに従う侍祭はいなかったのですが,何度も何度も神殿へと足を運び侍祭達と話し合う旦那様と奥様はとても良い方でしたしご子息の評判も悪くありませんでした。

 なので私は会ってみても良いと思ったのです。

 旦那様と奥方様はたいそうお喜びになられて…うちの息子ならきっと君も気に入ってくれるはずだから,だからそれまでは誰とも契約しないでくれと…」


 システィナの顔が悲しげに歪む。


「…だから私は誰とも契約をしていない状態でした。

 契約をしてない私は襲い掛かってくる盗賊を自衛のために倒すのならともかく,そうでないなら誰かを助けるために自らの力を奮うことはできなかったのです」


 確かにあの時システィナだけは完全に無傷で盗賊たちも取り囲んだだけで手を出そうとはしていなかった。手を出せば自衛のための反撃の口実を与えることになることを盗賊は知っていたのだろう。

 そうは言っても目の前で人が殺されているのに助けないというのはどうなのだろう。


「ソウジロウ様の言いたいことはわかります。侍祭はそれでも動けないのです。


『侍祭は契約によってのみ職を行いその力を行使す』


 これは侍祭にとっては決して破ることのできない掟です。呪縛と言ってもいいかもしれません。

 ですがこの掟があるからこそ侍祭の執り行う全ての契約には絶対の信頼があるのです。破れば侍祭としての力を失ってしまいます。


 …そして力を失ってしまえば結局は助けられないのです」


 この世界にはこの世界のルールがあるのだろう。何も知らない俺がシスティナを責めることは出来ない。


 なにより目の前のシスティナの顔を見れば…もはや俺にはなにも言えない。


「ソウジロウ様…あなたは不思議な人です」


「え,俺が?」


「はい。あなたの窓を見せて頂きましたが戦闘系の技能は一つもありませんでした。


 それなのにあれだけの動きが出来る。だとすればそれはあなた自身の力ということです。


 そしてあなたの職である魔剣師…私はその職を知りません」


 厳しい目を向けてくるシスティナにたじたじしながら内心では『あのくそ神そんなレアな職つけたんかい』と上方修正していた神の評価を下げる。


「あ~…でも職なんて腐るほどあると思いますしたまたま知らないこともあるかも」


 それでも一応抵抗してみた。


「ソウジロウ様。私の特殊技能を見てしまいましたよね」


「…確か何とかの書だっけ?」


「そうです。

『叡智の書』

 私が聖侍祭になった際に授かったものです。


 これは知ろうと思ったことがこの世界の中で知られていることならばその知識が与えられるというものです。条件付け等でいろいろ難があり全知という訳にはいきませんが個別の単語を調べるならばほぼ完全な知識を得られます」


 駄目でした。


 どうやらこのスキルは発動すると頭に思い浮かべたものの知識が流れ込んでくるらしい。ただしシスティナ曰く言うほど便利な力ではないとのこと。

 単語で問いかければその単語の意味が流れ込んでくるのだが『○○を××するにはどうしたらいいか』というような文章の問いかけにはその答えではなく質問に使った単語全ての意味が一気に流れ込んできてしまうのだそうだ。

 つまりこの世界で意味のある単語全てを網羅したデータベースのようなものをシスティナは持っていることになる。

 そして,その中に『魔剣師』という単語は登録されていなかったということだろう。

 登録されていないということは過去に魔剣師という職についた人間が1人もいないということだ。


「答えて頂かなくても構いません。何か事情があるのでしょうから今は聞きません。

 ですが1つ教えてください」


「はい,なんでしょう」


「あなたはこれから何をしていくつもりですか」


 何を?…俺が神に与えられた役目はただ生きることだけ。後は生きるための糧さえ稼げればいい。何か特別なことをする必要はないしする気もない訳で…なんかこんな真面目な顔で問いかけてくるシスティナが望んでいるような答えはない。


「ごめん,君がどんな答えを求めてるか分からないけど俺には特に目的はないんだ。


 どっかで落ち着いて,日々暮らしていけるだけのお金を稼いで自分らしく生きれればそれでいい。


 …そこに君みたいな可愛い子が一緒にいてくれたらもっといいとは思うけど」


 もうどうせならということで素直で正直な気持ちをぶちまけてみた。聞いた限りじゃ侍祭ってのはなんだか凄い職業みたいだし,俺みたいなどこの馬の骨か分からない男とは縁のない人のようだから別に構わないだろう。

 このまま街までは連れてってくれそうだしそれだけで十分助かる。あの双子山関とも縁が切れてしまうのはとても残念だがそれは仕方ない。


「……そうですか。わかりました。ではソウジロウ様。


 私と契約していただけませんか」


「え?」

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