99 えっ
王都サブルに入ると
なぜ
嫌な 予感しかしないよ
あの男が
そうあの男が
「久しぶりだな」
「し 師匠 どうして ここに」
「とりあえず 持ち金 全てを預かっておこう」
「はぁ 俺は何も必要な物がないですよ」
「遠慮しなくていい ほら さっさと全て出せ」
「はぁ」
俺はしぶしぶ 持ち金を全て師匠に渡した
「で 師匠は何をしに ここに」
「あ そうだったな 3人を預かってやろうと思ってな」
「えっ 3人って」
「ちゃちゃ ばにら ちょこだったな 俺と一緒に来い しばらく 面倒みてやろう」
「はあ 何を言ってるんですか さすがに師匠でも それは従えませんよ」
「お前には 聞いてない 来るだろ」
行くっていうわけないだろ
って 思っていたのだが
なんで
ちゃちゃ ばにら ちょこがコクリと頷き
そして 師匠のところに
「えっ ちゃちゃ ばにら ちょこ どうして」
「はぁ 気づいてないのか まあ お前は馬鹿だからな」
「何が」
「まあ 3年くらいで また会えるから安心しろ」
3年って 何を言っているんだ
ちゃちゃが 指で1っと
ばにらとちょこも コクリと頷き 指で1っと
えっ 1日 1ヶ月 まさか ・・・
1年も会えないのか いや そんなことは
「ちゃちゃ ばにら ちょこ いきなり どうしたの 俺のことが」
ちゃちゃがすぐに俺に抱きついてきて
そして
キスを
ばにらとちょこも
・・・
えっ じゃあ どうして
・・・
「そういうことだから 連れていくぞ 安心しろ 彼女達に世話を頼むから」
えっ 何を言っているのか 意味が
・・・
俺が呆然としていたら
ちゃちゃが俺の頭をなでて
そして
にっこりと微笑み
キスを
ばにらも
ちょこも
・・・
えっ えっ
3人は俺に手を振り
そして
・・・
消えた




