↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
71/216

71 竜の巫女07



「起きて」


「ふぁ~ぁ んっ おはよう ミーユ」


「んっ あっ おはよう ミーユ」


俺がミーユに挨拶すると

ティアもミーユに挨拶した

俺に抱きついて寝ていたティアも 今起きたようだ


「う~ん ティア いい」


「うん」


ムギュ


「こらっ うんじゃない 大変なの」


おっ そうだった


「何があった 魔物」


「違う 犬の獣人よ」


「なっ」


まずい


俺はティアを降ろして立ち上がり 急いで外に



テントの外に出ると


離れた場所に……


ばにらとちょこが立っていて 奥を向いている


奥には 5人の獣人が跪いていた


えっ どういう 状況だ


みんな無事のようだが……


危険はないのか


うかつに 動いて刺激すると……


獣人達は ばにらとちょこと話をしているようだが


……



んっ 話が終わったかな


って思った瞬間 獣人達と目線が合う


獣人達は鋭い目付きで 俺を睨んでいる


真ん中で跪いている獣人は

左右の獣人が動かないように押さえているが……


左端の獣人が立ち上がり


くるのか……


こちらに走ってくる


はぁ 戦わなくていいのかって

ちょっと 期待していたのに

本気でやるしかないか……

手加減は無理だよなぁ……

殺すしかないのか


「魔那よ 力を」


先手必勝

俺はアイテムボックスから

複数の小さな鉄玉を右手に取り出した


「散小重石弾 って おい」


俺が投げつけようとした時


俺の前に 剣を構えたちゃちゃが立ちふさがる

危うく ちゃちゃに 当たるところだったよ

まったく


「どけ ちゃちゃ 無理だ」


しかし ちゃちゃは剣を構えて動かない


くっ このままでは


俺は前に走り ちゃちゃを掴もうとしたが


獣人の方が速く


「巨大盾」


よし 間に合った


ぎりぎりだったが 

ちゃちゃの前に 巨大盾を出すことが出来た


しかし 獣人はジャンプし


まずい


しかし 絶対に ちゃちゃは守る


獣人を確実に倒し ちゃちゃを守るには


あれしか


師匠には絶対に 使うなって言われていたが……


仕方ない


早さ 力を 俺に


聞いているのだろ


見ているのだろ


俺の力

英雄の体の中に眠る力

俺がまだ 引き出せていない力

バーサク達の王の力

バーサク達の王であり 神

その名は


(俺に力を)


(力をよこせ バーサク王)


(オーディンよ)


(貴様の力を全てだ)


【我が力を求める者よ 我願い叶えるならば

今すぐに 魔法 知識を何倍にも強化してやろう】


(今 必要なのは 速さ 力だ)


【……魔法は】


(いらない 速さ 力だ)


【……知識は】


(いらない 速さ 力だ)


【なら 剣技 槍技の奥義を】


(いらない 速さ 力だ)


【…… さらばだ】


こらっ 出てこい オーディン


てめえっ 最強の王だろ


……


くそぉ 役立たずが  切り札じゃなかったのか


どうする


なっ


いない


ちゃちゃが……


目の前から ちゃちゃが消えた


どこだ どこに


俺はちゃちゃから目を離していない


なのに なぜ


どうなっている


ジャンプしてくる獣人?


げぇっ


いったい 何が


「うわっ」


俺は飛んできた 獣人の体を避けた


体だけを


なんで 何が起こった


……


飛んできた獣人には


頭がなかった


手も 足も


意味が分からない


俺は目を離していない


いったい


……


ちゃちゃは


みんなの視線は……左


左の方を見ると


デカクなった九尾狐


ちゃちゃをくわえていた


おっ 無事か


獣人達は……


動かなかった3人は茫然としているが無傷


しかし 少し動いて前に出た獣人は

腕が2本とも無かった


はぁ~


こんなことが出来るのって


だよね


君しかいないよね


九尾狐君


もう一度 ちゃちゃの方を見ると

小さくなった九尾狐の頭をちゃちゃが撫でていた

九尾狐は9本の尻尾をゆらゆらさせて

ちゃちゃに甘えている


う~ん 今は 可愛いけど……


やはり 恐ろしく強いのか……


はぁ~


結局 何だったんだ



俺はB級ポーションを取り出し

無傷の獣人に投げた


「ばにら ちょこ 

B級ポーションを飲ませるように言ってくれ」


ばにらとちょこはコクりと頷き

獣人達と話を

獣人はすぐに 手を失った獣人に飲ませた

腕から出ていた血はすぐに止まる

もちろん 腕は生えてこないが



ばにらとちょこは 死んだ獣人を獣人達に渡し

話をしている

しばらくすると

獣人達は ばにらとちょこに頭を下げて

森の奥へと消えて行った


ふぅ~


何が 何だか


結局 俺は何もしてないぞ


いや 出来なかったのか……



「ちゃちゃ ばにら ちょこ 大丈夫か」


3人はコクりと頷く


よかった 3人が無事なら

過程なんて関係ないよね


「キュービ ちゃちゃを守ってくれて ありがとうな」


うっ 完全に無視か


俺を気にせずに

ちゃちゃの足にまとわりついている



で 結局どうなったかだよな

俺達は獣人に追いつかれた

で 俺が寝ている時に ばにらとちょこと話を

ばにらとちょこは あの獣人達よりも偉いのかな

跪いていたし……

まあ 俺には攻撃をしようとしていたけどね

う~ん


「ばにら ちょこ あの獣人達は また来ると思う」


ばにらとちょこは頷いた


あれっ そこは横に首を振るところでは……


「すぐに 来ると思う」


ばにらとちょこは首を横に振った


う~ん それなら


「犬の獣人達は 犬の領域に一度戻ると思う」


ばにらとちょこは頷いた


ふぅ~ それなら しばらくは安心だね



俺がばにらとちょこの頭を撫でていると


ミーユがやって来て


ばにらとちょこに


「ばにらちゃんとちょこちゃんは帰りたくないの」


と言うと


ばにらとちょこがミーユを睨みつけて 剣を


おおっと


俺はすぐにばにらとちょこを抱きしめて


「帰さないけどね 一度戻るなら一緒にね」


ばにらとちょこも俺を抱きしめる


「好きだよ ばにら 好きだよ ちょこ」


すぐに ちゃちゃも俺に抱きついてきた


「好きだよ ちゃちゃ」


3人とキスをしていると


ミーユが頭を下げて


「ごめんなさい

何も知らないのに 勝手なことを言って

ごめんなさい ばにらちゃん

ごめんなさい ちょこちゃん」


申し訳無さそうに謝った


ミーユの気持ちは分かるけどね

俺が無理矢理誘拐したんだから……

ミーユは俺が奴隷にされていた ばにらとちょこを買ったと思っているのかな

俺が拐ったって言えば軽蔑するのかな

まあ 何と言われようが帰す気はないけどね

俺はちゃちゃ ばにら ちょこを愛しているからね

昔の 前世の俺なら 最低な奴だと思うのかな

俺がちゃちゃ ばにら ちょこを見ると

3人はにっこり微笑んだ


まっいっか


よし


「お昼まで ここで稽古にしよう」





ちゃちゃ ありがとう 守ってくれて

でも無理はダメだよ


ちゃちゃはコクりと頷いた


俺はちゃちゃを抱きしめ


キスを


ちゃちゃを守るためなら何だってする


絶対にはなさないよ


好きだよ ちゃちゃ


ちゃちゃはにっこり微笑み


キスを


そして


……







ばにらと

……








ちょこと

……








ミーユと

……







「私は」


「ティアとは夜にね」


「ふっふっ お昼よ」


「ああ そうだね」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。