45 オルレンの森05
出発前に洞窟内の 設備のエン道具と魔道具を外して全て持っていくことにした
まあ 森で夜に灯りのエン道具を使えば魔物が集まって来そうだけどね
水を出したり お風呂を沸かしたり 調理用のエン道具等は役にたつかな 俺は料理が出来ないけどね
これはいい 魔物の進入を感知して音がなるエン道具はすぐに役に立つだろう
ベットも高級品でよさそうだったが止めた
いくら綺麗でも盗賊の後はね
ベットはやっぱり新品を買おう
珍しい物といえば ボスの装備かな
B級の漆黒の剣に槍 デザインもかっこいい
盾と鎧と兜も 同じ人のデザインだろう
なかなか趣味がいい
俺は装備が出来ないので じっくりと見て装備した
もちろん幻影なので防御力0なんだけど カッコよかったからね
たまには剣士になるのも悪くないかもね
最強の魔法使いを目指すのだからダメだって
う~ん
それもそうだが 鎧 兜 盾を装備して杖をもてば
魔法使いなのか 違うかな う~ん
俺の朱殷の杖はこの装備に合わないけどね
って 衣装チェンジを楽しみながら森を進んでいく
俺達のリーダーは鋼の戦士イネス サブリーダーは鋼の戦士クレスと言うことになっている
イネスが勝手に決めたんだけどね
まあ 嬉しそうなので 問題ない
レベルが高くなったのは
森に魔物が多かったのと やはり経験値の多い虎の魔物が何度も出たからなんだ
4人のレベルはずいぶん上がったよ
イネスとクレスはレベル51
ばにらとちょこはレベル17だけどね
暇なので説明しよう
師匠オリジナルの指輪の1つ
認識阻害の指輪 3人が付けている指輪は単純だ 鑑定すると3分の1のレベルが表示される指輪 余りは切り捨てだね
これだけの機能 1つ2億エンだって いや ちゃちゃのは2億だけど ばにらとちょこのは2億5千万エンか
ぼったくりだと思うけど……凄い指輪だよね
これをすればレベルが誤魔化せる 強制依頼で強い魔物と戦わなくて済む
強制依頼の死亡率は高いからね
そりゃそうだよね
魔物が街に迫っていて いきなり強い魔物と戦わなくてはならないのだから
それも ランク以下の魔物と言っても 以下だから同じランクの魔物がほとんど
それも普段は1匹を6人で倒しているのに 複数匹を1人で相手しなければならない場合もある
街を守るためだから逃げられないだろうしね
それに同じレベルの盗賊相手なら勝つ確率は50%とか洒落にならないよね
この指輪さえ装備すれば 3分の1の強さの相手だから負けることなんてない
自分よりも明らかに弱い魔物でも 3分の1より強い魔物なら 倒すと物凄く感謝される
そう考えると やっぱり凄い指輪なんだよね
高いけど……
俺の装備している認識阻害の指輪はどうなのかだって
これもレベルは 鑑定すると3分の1のレベルを表示するよ
年齢の表示は阻害しない
まあ 説明はこれくらいでいいかな
森を進んでいくと魔物が出てきたが まったく問題なく倒して進んでいく
強くなったばにらとちょこ なぜかイネスとクレスまで剣で戦い 楽に魔物を倒していった
この世界ではレベルが上がれば肉体の強化だけでなく
剣や魔法の腕も上がる
不思議だけど それがこの世界の常識なんだよね
歳を取っても肉体は衰えない
もちろん寿命はある
基本は寿命になるとポックリだって
普通の人の寿命は50歳~100歳以下
専用の鑑定の玉を使えば寿命も分かるんだって
う~ん 知りたいような 知りたくないような
それに病気だってポーションを飲めば治る
お金さえあれば病気だって怖くないようだ
あのポーションもあるらしいしね
そう 寿命を延ばすポーション
多分 エリクサーだよね
それなら 皆 長生き出来ると思うかもしれないけど その分魔物によって死ぬ人が多いから
人同士の国と国での戦争がないのは素晴らしいけど
お決まりのあれが
そう 魔王軍がいるらしい
まあ 俺には関係ないので関わらないけどね
クレスに魔王って知ってるって聞くと
常識だよって言われたよ
最近では 赤い髪の魔王と青い髪の大天使が人の領域で戦い 物凄い被害が出たそうだ
クレスは微笑みながら倒しに行くのって聞いて来たけど 俺は笑って誤魔化したよ
そんな化け物には関わらないのが正解だよね
頑張れ 3人の英雄よ 君達の仕事だからね
リーダーの鋼の戦士イネスの指示で
魔物が出たら 俺とちゃちゃは守り
イネス クレス ばにら ちょこが剣で魔物と戦う
もちろん 俺は石で いや 魔法で援護
ちゃちゃは弓や飛苦無で援護
それにしても4人は強くなった
イネスとクレスなんか 本当に俺達を護衛しているみたいだよ
俺達は危なげなく森を進み
そして 日が暮れる前に森を抜けることが出来た
すぐに野宿の準備をしても問題なさそうだったけど
森を出てから5時間くらい進んでから野宿をすることにした
森を抜けて王都までは安全みたいだけど
俺とイネスは2人で作戦会議をすることにした
……




