表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
38/216

38 出発?


クレスとイネスの説得に失敗

皆で王都を目指すことになってしまった


王都リベルテまで 歩いて28日

森を迂回しないなら4日目にはオルレンの森に入り

そのまま東に真っ直ぐ進むなら10日間も森の中を進まなくてはならないそうだ



後に英雄と呼ばれる2人の人生が大きく動き始めた



「聞いてもいい」


「どうした」


イネスが不思議そうな顔で話しかけてきた


「獣族狩りを2回も成功したんだから強いのは分かってるわ でも なんで3人ともミニスカートなの 今から危険な森を通るのよね」


「えっ だって可愛いだろ」


「え~と それだけの理由なの」


「うん そうだけど」


「し 信用してるよ してるけど クレスはどう思う」


「どうって ね 皆可愛いと思うよ ふっふっ」


「もう そうじゃないでしょ ほら あそこの人もずっと見てるわよ」


あそこって あの人は盗賊だよ

俺は小声で


「ちゃちゃ あの人盗賊だから 他にもいると思うから注意してね」


ちゃちゃはコクりと頷く


「どうしたのよ 急に」


「何でもないよ イネスが可愛いってさ 拐ってしまいたいほどね」


「もう またそんなこと言って」


そろそろ集まってきたかな


「よし マラソンだ イネスは俺の背中 クレスはちゃちゃの背中にね ばにらとちょこは頑張るんだよ」


俺達が走り出すと盗賊達は追ってくる 全部で9人か

レベル30未満の雑魚ばかり ボスはまだかな

1時間くらい走っているとばにらとちょこが苦しそうな顔に


「よし 休憩 道から離れて休もうか」


俺達が道から離れると10人になった盗賊達がゆっくり向かってくるのが見えた


「ちゃちゃ 久しぶりに和弓の稽古をするかい」


ちゃちゃはコクりと頷き 

すぐに盗賊に向かって矢を放ち始めた

盗賊達まで100メートルくらいかな

おっ 命中


「えっ 人に」


「イネス 鑑定を2回してみたら分かるよ」


「あっ 盗賊 大丈夫なの あっ また えっ

ちゃちゃちゃんって弓の名手だったの」


「そうだよ 百発百中だよ」


「その大きな弓で 凄い あっ また これじゃあ ここまでは」


「そうだね 無理だろね 終わったみたいだから回収してくるね ちゃちゃはここで皆を守ってね」


俺は回収して 傷の多い矢は箙に入れて 箙を背負う

1人くらい 生かしてアジトを聞き出したかったけど

まあ 雑魚しかいなかったから そのうちボスが出てくるかな


「じゃあ 行こうか」


クレスとイネスがちゃちゃを褒めるとにっこりと嬉しそうに微笑んだ

ばにらとちょこは尊敬の眼差しでちゃちゃを見ている そしてちゃちゃと楽しそうに話を始めた


しばらく進んでいると 前方に盗賊達が 数は……20人くらいかな さっきの仲間かな


「ちゃちゃ また出番だよ 1人2人 生かしてね」


ちゃちゃはコクりと頷き矢を放ち始めた


「へぇ~ あんなに遠くまで放てるのね」


「ちゃちゃは凄いからね 200メートルくらいなら近いくらいだよ

何人これるかな ボスのレベルが67だからね」


「えっ そんなに強いの 勝てないじゃない」


「どうしよう 逃げるの」


「えっ イネス クレス ちゃちゃは強いよ」


「だって ちゃちゃちゃんって レベル17だよ

あなただってレベル25でしょ」


「大丈夫だよ 残り7人だよ あっ 6人 たどり着けるかな」


「無理よ 来るわよ ねぇっ」


4人がたどり着けそうだね

ちゃちゃは和弓を地面に置き 右前に走り出した

俺の魔法が放ちやすいようにかな

期待に応えましょう 

投げる動作が見えないように 幻影の光で体を包むか


「魔那よ 我に力を」


「土魔法 連石弾」


俺が一瞬で雑魚3人を倒す


よし 後はボスのみ あっ 目潰しか


ちゃちゃが砂を放って目潰し 


ボスの動きが止まり


そして


顔に飛苦無が1本 2本 3本 って1本でよくないか


ボスが倒れた


「さすが ちゃちゃ」


「すごいね」


「凄いっ」


「じゃあ 俺が回収してくるから

ちゃちゃ 皆をよろしく」


ちゃちゃはコクりと頷いた

ばにらとちょこは嬉しそうにちゃちゃに駆け寄って話をしている


おっ 4千6百万エンか 雑魚と合わせて5千8百万エンか なかなかだね

生き残りは3人か って こいつはもうダメだよな

2人でいいし ……


「じゃあ この2人にアジトまで案内してもらうからね」


1時間くらい進むと洞窟があり 中に入って進んでいくと扉が

中には盗賊はいなかったが 奴隷にされた女性が7人

ちゃちゃに食事を与えて貰っている間に

俺は価値のありそうな物の回収だ

奴隷にされていた女性達が必死で俺の奴隷にしてくれと頼んでいるのを見て クレスとイネスは黙って下を向いていた


「クレス イネス 悪いけど一旦 街に戻るよ」


2人は黙って頷いた



日が沈む頃に街にたどり着いた

門の兵士に盗賊2人 奴隷にされてしまった女性7人を預けてギルドに向かった

盗賊に襲われたことを報告して ボスの懸賞金1千万エン 懸賞金が付いていた雑魚3人で110万エン


装備が全部で380万エン


盗賊が1人500万エンで奴隷の首輪が付いていないので200万エン引かれて 2人で600万エン


女性が7人とも身内がいないので 1人 1千万エンの2分の1で5百万エン 7人で3千5百万エン


合わせて5590万エンを受け取った


アジトにあった物を除いても1億1390万エンになった


ばにらとちょこが ちゃちゃの弓に興味を持っていたので弓を買うことにした

弓が1つ 12万エン 矢が10本で5万エンだったので

弓を10 矢を2千本 合計で1120万エン



クレスとイネスは奴隷にされてしまった女性達を見てから ずっと 落ち込んでいる

盗賊の存在も奴隷の存在も知っていただろうけど

実際に奴隷にされた人達がどうなるのかを考えたことがなかったのだろう

クレスもイネスも運が悪ければ自分達が……



俺は1人づつ部屋に呼んで


慰めるように優しく


……






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ