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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
2章 百英雄
209/216

リル00



小さな女の子が白い服の男に頭を下げて


「お願いします 神様 私を第4の英雄様の子供にしてください」


白い服の男は戸惑いながら


「えっ えっ そう言われましても」


2人の男の子も頭を下げ 白い服の男にお願いを


「お願いします リルだけでも」


白い服の男はため息をつきながら


「はぁ~ 私にあなた達を転生する権利はないのですが それより どうやってここに」


小さな女の子 リルは首をかしげながら


「気づいたら ここにいました」


白い服の男は意味が分からなかったのだが リルに


「私が勝手にあの英雄の子供にするわけにはいかないのですよ」


リルは驚きながらも 食い下がる


「えっ でも パパには 第4の英雄様には許可を頂きました」


「はぁ~ 本当ですか 君達も」


「いえ 僕達は リルの付き添いです 出来れば 僕達もお願いします」


「はぁ~ あなた達がどの生物に生まれ変わるのか 親が誰になるかなど 私が決めることではないんですよ」


リルは諦めずに


「でも でも 神様なら出きるんでしょ」


「あの英雄の子供になるのは難しいと思いますよ」


「どうしてですか?」


「既に 順番待ちが10人以上いるのですよ 子供を作らない可能性もあるのに 既に10人以上も 今から その順番に並んでも あの英雄の子供が10人以下の時は あなたは生まれることが出来ないのですよ 待っても 順番が来る前に 英雄の寿命が終わることもあるのですよ」


「今 何人待っているんですか いや 何人待っていても 私はパパの 第4の英雄様の子供がいいです」


「はぁ~ 正確な人数を教えることは出来ません 10人以上の子供を作る人は少ないのですよ 他の人にした方がいいと思いますよ」


「いえ 第4の英雄様でお願いします」


「はぁ~」




死んだ魂は世界を浮遊する


自然と生物に取り込まれて 生まれ変わる


どんな生物に取り込まれて生まれるのかは 運なのだ


誰も選ぶことは出来ないのだが


・・・


神族を除いては


・・・


(そもそも どうして ここに魂が来れたのでしょうか?)


・・・


(まさか オーディン様が?)


・・・


(はぁ~ あの方なら やりかねない)


・・・


(第4の英雄の体の中で何をしているのやら)


・・・


(はぁ~)


・・・


白い服の男 ヘイムダルはため息を何度もつきながら


・・・


(仕方ありませんね)


・・・


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