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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
2章 百英雄
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幕間 解放03


「えっ そんなはずないでしょ」


「本当だもん」


「私は会ったことがあるのよ それに このテエルはね その第4の」


っと言っている時に ホットが振り返り


「あっ ママが戻ってきた」っと


真っ赤な綺麗な髪に美しいエメラルドグリーンの瞳の可愛い女性が


「お待たせ 美味しいお肉が取れたわよ あら そちら方達は」


「友達のテエルちゃんと え~っと 友達の赤竜さん っと え~っと え~っと」


テエルが「私のママだよ」っと


「そう テエルちゃんのママ」


竜の巫女が「こんなところで何をしているんですか もしかして 赤大牛の魔物を倒しに」


「あっ もしかして あなた達もですか」


「そうなんですけど その」


「ふっふっ ごめんなさいね ホットとアイスが全て倒してしまったのよ しばらくは出ないと思うから 分けますね 何匹くらい食べますか」


「えっ ホットちゃんが倒したんですか」


「そうだよ お姉ちゃんと一緒にね」


「ふっふっ 同い年の姉がいるんですよ 南の街に出かけましたけどね」


「ママ あの赤竜さんは 友達で食べたらダメなんだって」


「ふっふっ 可愛い女性の友達はイジメたらダメだもんね そろそろ 北の街に行くよ あっ そうね 50匹くらいでいいかな」


「えっ」


ホットの母親はアイテムボックスから 赤大牛の魔物を50匹取り出し ホットと手を繋ぎ 光に包まれ消えていった


・・・




「不思議な親子でしたね」


「恐ろしい親子だったな」


「えっ そうなんですか」


「あのホットという子の熱耐久力を見たか」


「えっ いや 私には見ることが出来ないよ」


「とんでもなく高かったぞ 我の炎はきっと効かないだろう あんな人間は見たことが いや 前にもいたか」


「へぇ~ そんなに凄かったんだ 前にもいたんですか」


「お前と一緒にいた男だ」


「ふっふっ 英雄様ですか そういえば ホットちゃんも第4の英雄を名乗ってましたね」


「ママより強いの」


「たぶんね 赤大牛の魔物はレベル250くらいで やっと倒せる魔物なのよ それを5歳の子供2人で全て倒すなんて ホットちゃんの母親も強いのかな」


「ああ もの凄くな あの女が来た方向には何も感じなかったからな」


「んっ どういうこと」


「恐ろしい魔物の気配がまったくしない あの女が倒したのだろう」


「えっ それじゃあ 神の力を持っているの」


「いや そうとも限らない 神の力が宿る武器を持っているのだろう まあ 武器を使わないでも 絶対に敵わぬ 戦うなよ」


「へぇ~ ママも赤竜さんも敵わないんだぁ~」


「でも 変よね 2人ともレベルは低かったのに」


「ああ やつのようにな」


「そうね」


「ママ 誰のこと」


「パパの 第4の英雄様のことよ」


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