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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
2章 百英雄
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幕間 解放02


「変ね」


「ムッ 一匹もいないとは」


赤大牛の魔物がいる山に来たのだが 1匹も姿が見えない


赤大牛の魔物は強く 普通の冒険者では手も足も出ない魔物なのだが


・・・


「住む場所が変わったのかな」


「いや 血の匂いがする 誰かが先に倒してたようだな」


「この山に人が来るなんて珍しいわね それじゃあ もっと奥に行きましょうか」


「仕方ないな しかし 気をつけろ 奥には 恐ろしい魔物が住んでいるからな」


「ふっふっ その時はよろしくね」


「無理を言うな 強い上に 攻撃が効かない魔物なのだぞ 神の力が宿った装備がなければ倒すことなど出来ない魔物なのだ」


「赤竜さんでも勝てないなんて」


「じゃあ 私が倒してあげるよ」


「ふっふっ テエルなら倒せそうね でも無理はダメだからね 赤竜さんの言うこととママの言うことは絶対に聞くのよ」


「は~い」


奥に進んで行くが やはり 赤大牛の魔物は見当たらない





「ママ あれ あんなところに女の子が倒れているよ」


「う~ん 倒れているというより ・・・ 寝ているのかな」



テエルが倒れている小さな女の子に近づき声をかける


「大丈夫」


「ふぁ~ぁ んっ あれっ 誰」


「私はテエルだよ」


「え~と 私はホット」


「ホットちゃんは こんなところで何しているの」


「え~っと お昼寝 あれっ お姉ちゃんは もう出かけたのかな」


竜の巫女がホットという女の子に


「他にも誰かいるのね 親か 仲間はいるの ここは危険な山なのよ いないなら 私が送っていくけど」


「大丈夫だよ 私は強いから それより そのお肉美味しそうね」


ホットは赤竜を見ながら話す


竜の巫女は


「え~っと 赤竜さんは私の仲間なのよ お肉じゃないの」


「そうなの 残念 私はね 赤竜のお肉大好きなの 美味しいよね」


テエルが赤竜を見ながら


「そうなんだ 美味しいんだ~」っと


「こら テエルまで 赤竜さんは仲間でしょ ホットちゃん 赤竜さんは強いのよ」


「ふっふっ 私の方が強いよ ねぇ 赤竜さんなら分かるでしょ」


「ああ そうだな」


「えっ 冗談よね」


「ふっふっ」


不敵に笑う ホット


竜の巫女がホットに


「ホットちゃんは何者なの」っと聞くと


ホットはアイテムボックスから杖を取り出し 構えを取り 自信満々に


「私は最強の魔法使い 第4の英雄だよ」っと


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