表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
2章 百英雄
195/216

幕間 解放01



「沢山あるから いっぱい食べてね」


「竜の巫女様 ありがとうございます」


竜の巫女と言われている女性が赤竜と一緒に孤児院で炊き出しをしていた


「余ったお肉は干し肉にするのよ 食べれない素材はギルドに売ってもいいし 何かを作ってもいいからね」


子供達はコクリっと頷きながらも 肉をバクバクと夢中で食べていく


「まだなのか」


「ふっふっ もう少しで終わりですよ」


「我はあの山の赤大牛の魔物の肉が食いたいから来ているのだぞ」


「ふっふっ テエルが戻って来たらね」


竜の巫女が後片付けをしていると 男が近づいてきた


「あなたが竜の巫女様でしょか 私はサザダム王国 第2王子のルジル どうか願いを聞いて欲しい」


「私にですか」


「はい 我々は数日後 王都サザダムを魔王から奪還するために この南の街から攻め込むつもりです 竜の巫女様にも協力願いたい」


「ふん 止めておけ 戦争等に関わる必要はない」


赤竜が言うと 竜の巫女も


「すみません 私には命をかけて守らなければならない人々がいます あなた達が命をかけてこの国を守るように」


「そこをなんとか お願い出来ないでしょうか 赤竜様が姿を見せてくれるだけでも 兵士達の士気が高まります あなたが 竜の巫女様が激励をしてくれるだけでも」


「すみません 私達にも予定があります ただ 今夜 皆様に肉料理を振る舞うことにしましょう」


「本当ですか」


「我の肉を分けるというのか」


「ふっふっ 沢山倒せば問題ないでしょ」


「ありがとうございます 竜の巫女様の手料理を食べれば士気が一気に高まるでしょう」


ルジルという王子は喜びながら 帰っていった





4歳の女の子が3人の可愛い女性達と一緒に孤児院に戻ってくると


赤竜は 竜の巫女と4歳の女の子を背中に乗せ 近くの山へと飛び立っていった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ