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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
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17 カヤハの森01


朝の稽古をして 街を出る前に陣幕を購入した テントはいろいろ持っているが店にあった一番大きなテントを ついでに購入した


次の街は東にあるポワールの街 その後国境を越えて 隣の国 リベルテ王国に入りリベルテ王国の北の獣族との国境付近にある パタトの街に行く


リベルテ王国の北の領域には犬の獣族が住んでいる


俺の次の目標は犬の亜人を仲間にすることだ


ポワールの街まで東に歩いて16日 森を迂回することも出来るが 俺達は森の中を進むことにした 獣族狩りの時には森の中を進まなくてはならない ちゃちゃに森での経験を今のうちにさせるのがいいと思ったからだ


森の中はD級の魔物が多かった 戦闘になるとちゃちゃをおぶって 俺が全て倒していった

夜は周りの木に鈴付きの紐を張る ちゃちゃにも手伝ってもらい 覚えてもらう



森の中で1人だと とても寂しかったけど……

ちゃちゃを抱きしめる


俺には特に目標や目的がない 楽しく生きれればそれでいい 神が作った英雄としての体 高い魅力値でモテるが……

幸せなのかは実感出来なかったが……


元の世界には何でもあった 平和な国だった しかし 特に幸せだったとは思えない


しかし ちゃちゃが仲間になってから ちゃちゃといると ちゃちゃの笑顔を見ていると幸せを感じる 幸せを実感出来る 拐われて無理やり俺の奴隷にされた ちゃちゃの本心はわからないが……


ちゃちゃの顔をじっと見ていたら ちゃちゃがキスをしてきた


「ちゃちゃは幸せかな」


ちゃちゃはコクりと頷き またキスをしてきた

俺は強くちゃちゃを抱きしめキスをした


「ちゃちゃ 俺は自分の幸せのためだけに生きているんだ ちゃちゃといると俺は幸せなんだ 俺の幸せのために一緒にずっと生きて貰うよ」


ちゃちゃはコクりと頷き またキスをしてきた


そしてにっこりと微笑み またキスをしてきた


……


……





森の中を進んで5日目の昼過ぎ 前方に……人? 最初は魔物かと思ったが人のようだ こんな森の奥にいるのだから冒険者だろう 念のために鑑定を2回使って確めたが盗賊ではなかった しかし6人ともレベルが高い 全員がB級の冒険者だ

鑑定は姿が少しでも見えると使うことが出来る あまり人と関わるのは面倒だけどなぁ~ でも せっかくだから顔くらい見ていこうかな

6人とも女性の名前だったので興味があった

近付くと女性達も俺に気づき手を振ってきた

んっ まさか……おおっ


リーダーらしき女性が話しかけてきた


「やあ 少年 まさか迷子ってことはないよね」


「えっ 違いますよ 東の街に向かう途中です」


少し考えながら 聞きづらそうに


「う~ん で 仲間や護衛はどうした 殺られてしまったのか」


「いえ 元々2人ですよ 俺達は強いですから」


驚いた顔をして そして怒った顔になり


「2人ですって 子供2人だけって それも その子は防具も着けてないじゃない 危険な森で なぜ そんな可愛い服を着せているのよ」


うん ちゃちゃは可愛い ちゃちゃの可愛さに似合う装備が売ってないんだよなぁ でも……


「防具が欲しいですが いい装備が売ってなくて アリアさんの甲冑じゃなくて 鎧ってカッコいいですね ギルドでも防具屋でも見たことない鎧ですね」


リーダーらしき女性を鑑定すると

アリア 27歳 レベル78 装備を真紅で統一している それに剣というか……あの真紅の漆の鞘 あの反りは……刀だよな 鎧も甲冑みたい それらよりも目を引くのが ピンク色の髪 髪型は詳しくないけど……ショートボブかな そして可愛い

更に驚くことに6人ともいい なんて素晴らしいパーティーなんだ 仲間に入れて欲しい 毎日が楽しそうだ 怒っていたアリアの顔が装備を褒められ嬉しかったのか 笑顔になって


「ふっふっ いいでしょ 特注品よ それもB級なのよ」


か 可愛い 笑顔が凄く可愛い


「凄いです 初めて見ました 女性6人のパーティーを それも皆 綺麗だなんて 本当に凄いです」


アリアが呆れた顔になった アリアの後ろにいた女性が


「少年は見る目があるな」


話しかけてきた女性を鑑定すると

レア 25歳 レベル81 綺麗な紫色の長い髪をツインテールにしている 赤で統一された装備 槍を手に持っている


「レアさんも凄く綺麗で可愛いです」


「ふっ 可愛いか じゃあ お姉さんが相手してやろうか」


おお~っ 神様 ありがとうございます 魅力値効果~


「ぜひ お願いします でも1度に6人なんて経験ないので優しくしてください」


「ふっふっ そうきたか でも そちらのお嬢ちゃんに怒られそうだから やめとくよ」


ええ~ 後ろを見るとちゃちゃがレアを睨んでいた


アリアは呆れた顔をしていたが


「私達はダンジョンにまた入る予定だったけど よかったら森の外まで送るよ」


「いえ 一緒にいたいですけど 2人で大丈夫です」


アリアが悩んでいると 青い髪の女性が


「子供が遠慮しなくてもいいのよ レベル23とレベル17の冒険者にはこの森の中は厳しいですよ」


アリアの後ろにいた青い髪の女性 メリナがそう言った 鑑定すると

メリナ 29歳 レベル76 白で統一された装備 刀を装備している


人前で戦いたくないので何度も断ったが この森は物凄く危険だと言われて押し切られ 結局送って貰うことになった

ここから東に行くと 森を抜けるまで3日かかるそうだ お互いに自己紹介をしてから東に移動した


ナタリ 24歳 レベル76 水色の髪 青い装備で統一 刀を装備している

エイリー 26歳 レベル77 緑の髪 赤い装備で統一 刀を装備している

リリ 23歳 レベル75 オレンジ色の髪をポニーテールにしている 背が低く 刀を背中に背負っている



俺達は8人で移動することになった 可愛い7人と


う~ん 自分の力を知られないことよりも 今を全力で楽しむことが大事だな バレても どうにかなるでしょ



俺は全力でこの世界を楽しむんだ







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