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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
147/216

147 助けた亀につれられて




あれは メリュ? なんだか様子が


こちらにふらつきながら飛んで向かってくる あっ やっぱり緑竜 メリュ


だんだんと近づいてきて はっきり見えるように


そして 少し離れた場所に落ちた


俺は走ってメリュの元に


傷だらけの緑竜の姿が光 上半身が人の姿に


全身には火傷のような後が


酷い 誰が俺のメリュに


俺はすぐにB級ポーションをメリュにかけ そして口移しで飲ませた



げほっと 血とともに吐き出してしまう


「メリュ様に何が これではもう」


んっ やばいのか なら


俺はエリクサーを取り出し 口移しでメリュに


メリュは微笑み 涙を 最後を悟ったように


メルも「メリュ様」っと叫ぶ



メリュは輝き出し 傷が癒えていく


メリュはきょとんとした顔で俺を見つめていた


俺はメリュをぎゅっと抱きしめる


「無理はダメだぞ 何があった 返り討ちにあったのか 俺はメリュの味方だから 何でも相談してくれ」


メリュはコクリと頷き 俺をぎゅっと抱きしめてきた


メリュとメルが話をした後 メルが


「ブレンダル王国は滅ぼしたそうです そして帰りに黒い大きなスライムと戦ったそうです」


んっ まさか


「メリュ 俺のためにドラゴンスライムと戦ってくれたのか」


メリュはコクリと頷き 俺の手に


5億エンとS級のスライム召喚の指輪を


まさか 倒したのか


「メリュ 無理はダメだぞ 俺は魔物退治より メリュのほうが大事なんだからな」


メリュは微笑みコクリと


俺はメリュの頭を撫でながら「ありがとうな メリュ」っと言ってキスを


そして


ベットに


メリュを抱きしめ 何度もキスを


「わ 私を忘れてませんか」


「おいで メル」


えっ えっ っと戸惑いながらも メルは俺に抱きつき


俺達は3人で愛を語り合う


砂浜に愛の歌が響き渡った


・・・









俺は通信の玉でサリアに連絡 ブレンダル王国が滅んだこと その理由 そしてドラゴンスライムをメリュが倒したことを伝えた 後はサリアがなんとかしてくれるだろう




「では 行きますか」っとメルが


「えっ どこに」


「竜宮城にですよ」


竜宮城? あっ 海王の妻の妹の宮殿かな


「可愛い女性がいるの」


「ふっふっふっ 乙姫様はとても綺麗ですよ」


おおっ 乙姫様っていうのか まるで むかし話の


「どうやって行くの」


「私が案内します 私を信じてくれるならお連れしますよ」


「もちろん メルを信用しているさ」


メルはくすくすっと笑い 俺の手を引いて海へ メリュは指輪の中に


胸の辺りまで水に浸かった時 メルが俺にキスを


そして そのまま倒れ込み海の中に


メルの下半身が魚のように変身して俺とメルはキスをしたまま水の中を進んでいく


もの凄いスピードで 空気はメルの口から


俺はメルを信じ 目を瞑り じっと抱きついたまま


・・・


・・・


・・・






いきなり ばさっと水から出る


俺は驚き 目を開けると 目の前には美しい花々が 美しい宮殿が


ここが 竜宮城


俺が景色に見とれていると メルが


「ふっふっふっ どうでした 海の旅は」


「う~ん ずっと目を瞑っていたからね まあ メルと抱き合えていたから幸せだったよ」


「あっ 目を開けるのが無理でしたか それなら転移でくればよかったですね」


メルはてへっ っと 失敗しましたみたいな顔を


えっ 出来たんだ


俺とメルが宮殿の入り口に向かっていると 門の中から50人くらいの兵士達が


「メル そちらの男性は」


可愛い女性が前に出て話しかけてきた それにしても 兵士全員が女性で 全員が可愛い


「海王の玉を海に投げ込まれた方ですよ 英雄様です」


「英雄だと う~ん はじめまして 親衛隊長のロアです どうして 海王の国でなく こちらに」


「乙姫様が可愛い女性だと聞いたので会いに来ました」


「むっ メル どういうことだ」


「え~と まあ 敵意はないので安心してください 私が保証します」


「で なんでメルは裸なんだ」


「えへっ 裸の方が人魚っぽいかと思って」


「はぁ~ まったく すまないがしばらく待っていてくれ 乙姫様に報告してくる」


そう言ってロアは走って宮殿の中に


メルは大丈夫ですよっと言って 俺の手を繋ぎ 宮殿の方へ歩き出した


う~ん 待たなくていいのかな 周りの兵士達が戸惑っているけど


門をくぐり宮殿の入り口へ


すると ロアとお姫様のようなドレスを着た女性が


おおっ 可愛い


「メル 待っていろと言っただろ まったく」


「ふっふっふっ 大丈夫なんでしょ 乙姫様 こちらが英雄様です」


乙姫様が微笑みながら


「ようこそ 竜宮城へ」


来てよかった~


「乙姫様 よろしくお願いします」


「ふっふっふっ 君の目的は 智王に何か言われて来たのですか 私に海王を説得しろとでも」


あれっ 何か疑われているのかな


「いや 師匠からは何も 可愛い乙姫様に会いに来ただけですよ」


乙姫様は俺に顔を近づけ


「本当に 何か企みでもあるのでは」


近い キスをしたら怒るかな 我慢 我慢だ


「いえ 何もありませんよ 俺は海人族が何者であろうと気にしませんよ」


「何 貴様 何を知っている」っとロアが俺を睨みつけながら言ってきた


あっ 余計なことだったかな まあ いいか


「海人族が邪神族の国の住人でも俺は気にしませんよ」


乙姫様もメルも驚いた顔に ロアと親衛隊達は剣を抜いた


げっ 戦いたくないんだけど


乙姫様が「剣を下ろしなさい 英雄様に失礼ですよ 英雄様はどこでその情報を 智王もそれを知っているのですか」っと


「えっ 師匠は知らないと思いますよ 知っているのは俺と俺を見守ってくれている人くらいだと」


「では 誰に聞いたのですか」


俺がメルの顔を見ると メルは首を横にぶんぶんと


ロアがメルを睨みながら「貴様~」っと叫ぶ


「あ~ メルの口からは聞いてませんよ」


乙姫様が「口からは っとは まさか心を読めるのですか」


「心は読めませんが 心はつながりましたので」


「どういうことだ」っとロアが 「どういうこと」っとメルが 乙姫様は首を傾げる


「簡単なことですよ 鑑定で何も表示されない 人族の言葉に 俺の仲間の竜の言葉を話せる それに体の特徴が悪魔族や鬼族と同じでしたから」


乙姫様が「特徴ですか 人族と同じだと思いますが」


メルもこくりこくりっと


俺はメルを抱き寄せ 「こことか こことか」っと触りながら言うと


メルは あっ あっ っと可愛い声を


乙姫様も ロア達も真っ赤な顔に


乙姫様が「智王は邪神族を敵視していますよね 英雄様は違うのですか」


「俺や俺の大切な人達に危害を加えるなら全力で戦いますけど 敵だとは思っていませんよ 俺は悪魔族の女性と鬼族の女性を愛していますしね もちろん 海人族のメルもね」


メルが「乙姫様 嘘は言っていないと思います 英雄様は人魚様にも愛されていますし 人魚様が人族の国を1つ滅ぼしましたが 人魚様の味方をすると言っています」


「人魚様にですか」


んっ 様? メリュは偉いのかな


「メリュ 出てきて」っと俺がいうと 指輪からメリュが


「人魚様」 全員が驚き そして メリュにお辞儀を


「メリュのことを知っているの」


「人魚様達には恩があります 何度も助けて頂きました」


へぇ~ そうなんだ それで 様なのか


乙姫様が「英雄様には真実を聞いて頂きたい 邪神族と人族の争いの真実を 箱舟計画を」


「えっ う~ん 俺は興味がないけど そういう話は師匠にしたほうがいいんじゃないのかな」


乙姫様は苦い顔で少し下を向き


「しかし 智王は」


「師匠は馬鹿だけど大丈夫だと思うよ たとえ師匠が海人族を敵だと判断しても俺は乙姫様の味方だからね」


「智王をここに呼ぶことが出来るのですか」


「智王の屋敷には俺の仲間がいて この話も聞いていると思うよ 俺が許可しないと師匠には話さないと思うけどね」


「えっ 聞いているのに話さないのですか」


「俺を見守ってくれている人達は俺の味方だから 俺と師匠が戦うなら一緒に戦ってくれる人達だから安心していいよ 師匠は基本 馬鹿だからね でも話せば分かる人だよ」


この話も ユウ スノウ フレアの誰かが聞いていると思う 常に見守ってくれているって言ってたからね


「すみません まだ 智王に話をするかどうかは考えさせてください 英雄様でしたら この竜宮城にいつまででも滞在してもらっても構いません 今から宴を開かせてもらってもよろしいでしょか 是非 人魚様と いえ メリュ様と一緒に参加してください」


「うん ありがとう じゃあ お言葉に甘えて しばらくは滞在させてもらうよ」


ここに滞在出来るならそれだけで十分 みんな可愛いからね 正直に言って俺は真実など興味ない 






宴にはあらゆる海の幸が あらゆる果実が 何よりも 可愛い女性達の舞が素晴らしかった


そして


相談したいと部屋に尋ねてきた乙姫様と


・・・


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