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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
141/216

141 ヘンタイ





「本当に行くんですか」


「ああ 北の森の魔女をなんとかすれば 食料問題が更に改善するんだろ」


「あっ 魔女さんって可愛いんだぁ~」


「さすがレティ 正解 だから ちょっと行ってくるよ」


「ふっふっふっ」



この国のことを調べてもらっている内に 魔女の情報も


魔女は10人の分身体を出すことが出来ると


不死で魔力も無限のようだと


なぜか 幼い子供ばかり攫うと


そして 可愛いと







・・・


って聞いてたのに


騙された


「この森はワシの縄張り 生きて帰れると思うなよ」 


じじいの魔法使いかよ 騙しやがって


「魔那よ ワシの魔力と合わさり 敵を滅ぼせ 炎槍」 


じじいが炎の魔法を俺に


「巨大盾&強石弾」


炎を巨大盾で防ぐと同時に石を投げつける


「なっ 2つの魔法を同時にだと くそぉ マジックシールド ぐはっ」


俺がじじいの顔面に石を投げつけると 顔面に命中し倒れ


煙となり じじいの体が消えた


が すぐに 煙が集まってきて復活


命中したはずの石の傷痕もなく 元の姿に


「くっ なぜ ワシの魔法を突き抜けた」


「強石弾」


「マジックシールド ぐはっ」


再び 顔面に命中して煙に そして 復活


う~ん 本当に不死なのか


「なぜ まさか 物理攻撃なのか 魔力で石を作り放つが石に魔力を残さないとは 普通の魔法使いではないな 器用なやつめ」


「強石弾」


「物理シールド」


おっ 石をガードしやがった なら


「強石弾」


「無駄なことを 物理シールド」


「強石弾」


「無駄だというのに 物理シールド」


「強石弾 物理シールド 強石弾 物理シールド 強石弾 物理シールド ・・・


俺は次々に石を投げつけていく このじじいは同時に魔法が使えないので 投げ続ければ 攻撃される心配はない






「物理シールド はぁ はぁ はぁ いいかげんにせんか」


「強石弾」


「物理シールド ぐはっ」


じじいの顔面に石が当たり 煙に しかし すくに 復活


「強石弾」


「ぐはっ」


復活


「待て 待て ちょっと 待て」


「強石弾」


「ぐはっ」


おっ 魔力が完全に尽きたんだな


俺は石を投げながら近づき


煙になった時に じじいの杖とローブを拾いアイテムボックスに


すると 復活した じじいは かぼちゃぱんつ一枚の姿に


「ヘンタイめ 強石弾」


「ぐはっ」


おっ 5つの指輪が


俺は5つの指輪を拾い アイテムボックスに


「待ってくれ ちょっと 待て もう 許してくれ ワシが悪かった ぐはっ」


俺が杖でじじいの足を叩くと じじいはうずくまる


「やめてくれ 不死でも痛い 死ぬほど痛いんじゃ ぎゃはっ ぐはっ」


杖で足と腕を


「で なぜ幼い子供を攫う」


「それは ぐはっ 分かった ぎゃはっ 話すから うぐはっ だから ぐはっ 好きなんだ 子供が ぐはっ 小さな女の子が ぎゃはっ ぐはっ」


ろりこんめ 死ねっ


「ぐはっ」


じじいは煙となり 復活する


なるほど 死ぬほどのダメージを与えると煙になり傷も回復するのか


「ぐはっ ぎゃはっ ぐふっ」


「で 攫った女の子達はどこに」


「ぐはっ ぎゃはっ 殺した ぐふっ ぎゃはっ ぐふっ ぐはっ」


はぁ 最悪の魔法使いじゃないか


「で 10人の分身体とは何だ」


「それは ぐふっ まて ぐはっ 話す ぎゃはっ 話すから ぐはっ ぐはっ だから ぐはっ ぐふっ はぁ はぁ ぐふっ はぁ はぁ 話す 話す ワシ達は少女を媒介にして不死の命を手にいれたんだ」


少女 ワシ達 不死


「頼む 指輪を返してくれ それがないと少女の体に戻ることが ぐふっ ぎゃはっ ごほっ」


「で ワシ達って 他には 少女はお前の仲間なのか」


「ぐはっ うっ やめてくれ 少女は攫った女の子 ワシ以外にも9人が少女を媒介に不死の命を手に入れている ぐはっ」


「少女を助ける方法は」


「ない ぐはっ ぐほっ どはっ」


「貴様の仲間について話せ」


「あの2大魔女のスノウの弟子の ぐはっ ぐほっ げほっ どほっ あぎゃっ のはっ どはっ ぐほっ げほっ」


いきなり 現われた女性が杖でじじいを殴りつけていく


長い白髪の可愛い女性が


「アルチーナがいるのね」


「スノウ 久しぶり ちゅっ」


俺はスノウに抱きつき キスを


「ちゅっ ありがとう 探していたのよ 破門にした出来損ないの弟子をね」


「そうなんだ それより ね」


「ふっふっ それもいいけど 君は少女を救いに行きなさい 私はアルチーナを倒すから」


「えっ 救えないって このじじいが言ってたけど」


スノウは優しい笑顔で俺の頭を撫でながら


「ふっふっ 君なら救えるよ 行ってきなさい ここを真っ直ぐに500メートル進むといるから」


「分かったよ 終わったら ね」


「ちゅっ ダメっ 君の帰りを待つって決めてるの 今回は仕方なく来たのよ 本音は会えて嬉しいんだけどね ちゅっ」


「えっ ダメなの」


「そんな目で見ないの 1年間 君と過ごせて幸せだったよ 君の冒険の邪魔はしないって3人で決めたのよ 君が智王の里に戻るまでね」


「えっ 師匠に出入り禁止されたんだけど」


「ふっふっ 大丈夫 必ず 君は戻ってくる もし本当に出入り禁止って言うなら 一緒に智王を倒しましょ」


「う~ん 分かったよ 少女を救いに行くよ 元気でね ちゅっ んん~っ ちゅっ」


「ふっふっ いつも見ているからね じゃあ」


スノウはそう言うと森の中に飛んでいってしまった


師匠の元で修行していた時にお世話になった女性の1人 スノウ この世界の魔女の中で最強と呼ばれる2人の魔女の内の1人だ


1回だけでも~ はぁ~ 


俺はスノウが指差してくれた方向を真っ直ぐに進んでいく


すると


おっ 可愛い え~と マリ


「はじめまして マリ」


マリは俺の方を見て驚きながら


「えっ どうして ここに あっ はやく逃げてください ここは危険です 恐ろしい10人の魔法使い達がいるんです」


俺はマリを優しく抱きしめ


「もう 大丈夫だよ 俺はマリを助けに来たんだ 俺が必ずマリを助けるから」


「でも でも」


「大丈夫 大丈夫だから」


「ありがとうございます でも私は逃げることが出来ないんです だから 逃げてください」


「大丈夫だから 俺を信じて」


「でも」


う~ん 俺なら助けることが ってどうやって


じぃーっと マリを


分かることは マリが可愛いということだけ


「マリはどうして 捕まっているの 媒介に選ばれた理由とかあるのかな」


「えっ 私は生まれつき魔力が強かったんです それで あっ それと」


マリの顔が真っ赤に


「それと何」


「生娘だけが って言ってました」


んっ なるほど そういうことか 俺なら か


「マリ 好きだよ」


「えっ」


「俺じゃダメかな」


「えっ えっ」


「嫌かな」


「そんなことは」


俺はマリを抱きしめ


キスを ちゅっ んんっ んっ あっ ちゅっ ちゅちゅっ あっ はぁ はぁ


「好きだよ マリ」


「でも はやく 逃げないと」


「マリを置いて逃げたりしない 俺が必ずマリを救うから 俺を信じて」


「うん」


マリは涙を流しながら 頷き


助けて っと俺に小さな体をあずけてきた


俺達は何度もキスを


そして


・・・




マリは小さな体で


俺の全てを


受け入れてくれた










かさかさっと音がした方向を見ると森の中から男が近づいて来た


「貴様 ゆぐはっ うぎゃっ ぐはっ うぎゃ ぐはっ」


俺は男を杖で殴る


「2人の大切な時間を邪魔するなよな」


向かってきた男が煙りになった隙に装備を全てアイテムボックスに


そして すぐに パンツ一枚の男が復活を


「ぐはっ うぎゃ ぐはっ どはっ」


「マリもする」


怯えた目で首を横に小さく振りながら


「えっ 無理です」


「ぐはっ ぐはっ や うぎゃっ ぐはっ」


「マリが怖がっているだろ このヘンタイめ」


「じゃあ 行こうか」


「えっ でも 私は あれっ 消えてる 胸に刻まれた魔法印がない」


「マリはもう大丈夫だよ ほら 媒介に出来るのは ね」


マリは真っ赤な顔で恥ずかしそうに


「えっ そうなんですか」


「ふっふっ そうですよ」


スノウが空から降りてきた


「スノウ そっちはどう」


「封印したわよ 他の馬鹿共も魔力を奪っておいたから 好きなだけ殴るといいわよ この子の中に戻らないと魔力を回復することが出来ないから 馬鹿共は永遠に魔法を使うことが出来ないから安心していいわよ」


「本当ですか ありがとうございます 本当にありがとうございます」


マリは泣きながら俺に抱きつき 何度も礼を


「もう 私の前でイチャつかないの ちゅっ」


「スノウ ありがとう 助かったよ」


「助けられたのは私の方よ ごめんね マリ 私があの女に魔法を教えたせいで」


「うんん スノウさんは悪くありません 助けてくれてありがとうございました」


「そうだ スノウ 新しい弟子にどうかな」


「えっ 私」


「ふっふっ そうね マリ どうする マリがよければ」


「えっ」


マリは戸惑いながら 俺の顔を見たり スノウの顔を見たり


俺はマリの頭を撫でながら


「そうだよね いきなりは決められないよね ということでいいよね」


「えっ どういうことですか」


「どういうこと」


「3人でゆっくりと話を ね」


「ふっふっ」


「えっ」








色っぽい女性の声と可愛い女性の声が深い森の奥でいつまでも鳴り響く


・・・

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