足の踏み場も無い毒の沼から脱出せよ!
ヒロシ達はきのこを採取する為に西の区域の山に来ていたのだ。
ヒロシ「今日の夕ご飯は今日とるきのこを材料にしたいと思うんだ。だから、出来るだけ多くのきのこをとってきてくれ。」
メロン「きのこかぁ~。霜降り肉の風味松茸ないかなぁ?あれおいしいからなぁ。」
ナナ「金のキノコは根元に袋みたいなものが二本あるんだけど、あの中の汁は中々美味だから、見つけたいね。」
ロア「しいたけ食えればいいや。」
それじゃあ、みんな散らばってくれ!
ヒロシは山の中を隈なく探索した。その中で見つけたきのこは43。中々集められたと思う。
ヒロシはみんなにLINEで最初の場所に集まるように伝えた。
ヒロシ「よし!みんな集まったね!何個集められたか、教えてくれ。」
メロン「私は35個。霜降り肉の風味松茸を探していたら、意外と時間たってしまって。肝心の霜降り肉の風味松茸は4個しか集められなかったわ。」
ヒロシ「うむ、十分だ!次!」
ナナ「私は67個集められたわ。運よくたくさんあるところを見つけてね。」
ヒロシ「あそこか、あそこは僕も通ったね。ロアは?」
ロア「私は39個。歩いていると偶然、しいたけより上手そうな歩くエリンギにあってね……」
ヒロシ「よし、それでいいぞ。お前はこれについてこれ以上喋んな。」
ロア「えー。聞いてよー。」
ヒロシ「よし、中々集まったみたいだな。それじゃあ、帰宅しようとしよう。」
そう言いヒロシ達は帰宅しようとした。だが、何故かは分からないが、霧が出たせいで、上手く道をわたることが出来なくなっていた。
すぐに霧は晴れたが、恐ろしい光景が目に映ったのだ。
なんと、ヒロシ達の目の前には、毒の沼があった。試しに石を投げると、その石は瞬時に溶けたのだ。
メロン「これじゃあ危なくて渡れないわ!!」
ナナ「石が一瞬で溶ける程ですもの。入るのは危険ね。」
ロア「あえてヒロシを落としてみる??無敵のヒーローなら大丈夫かもよ??」
ヒロシ「スーツを着ても、あれは防げないよ。頼むから冗談よしてくれよ。」
ロア「冗談じゃないわ。これはさっき話聞いてくれなかったお返し。」
ヒロシ「貴方は狂っているんだ!」
そう言っていると、どこからか声が聞こえたのだ。
「ははは、引っかかったようだな!!」
怪人ガルモスだ。怪人ガルモスの仕業だったのだ。
ガルモス「これで貴様は終わりだ!!ヒーローHIROSHI!!」
ヒロシ「ここで負けてたまるか!!」
「変身!!」
HIROSHIはガルモスの足部分を足で蹴り、遠くの山まで吹っ飛ばした。
残り2体
ガルモス「おのれ!!てや!!」
HIROSHIは両腕のパンチで顔を攻撃し、吹き飛ばした。
ガルモスを倒すと毒沼は消滅した。ヒロシ達はこの後、無事帰宅し、きのこパーティーを堪能した。