危険!髑髏に気を付けろ!!
ここは、海。ヒロシ達は、元は海賊船だった船に乗って、航海を始めたのだ。
海に宝を探してそれを手に入れただけなのにそれが偶然伝説の宝だった為に海賊と言われて囚われ、死刑になった可哀想な人達がかつて乗っていたと言われる船なのだ。
風に揺られて心を癒すのは実に良い。素晴らしい。船酔いという天敵さえなければ、住居を全て船に移して暮らしたいと思えるほどである。
ヒロシ「......」
メロン「......」
ナナ「......」
ロア「......」
((((気持ちいい~……))))
船員は皆、風に吹かれていた。
そんなんで大丈夫か??ヒーローとその嫁達。
ヒロシ「このまま平和な時がずっと続けばいいのに。」
そういう時は大体フラグだ。
……見てください。嵐が吹き荒れましたよ。
ヒロシ「まずいぞ!!このままじゃ激突する!!」
メロン「ダメだわ!!このままじゃぶつかる!!!」
ナナ「もうここまでなの……?」
ロア「このままあがいても、ダメだ!仕方ない、こうなったら、あれをやるしかない!!みんな、嵐に突っ込むぞ!!」
船は嵐にボキボキに粉砕されたが、ヒロシ達は、嵐の中に入って、上空方面に上昇する。
そして、一番上まで飛ばされて、ヒロシ達は、そのまま落ちて島へと落ちる。
間一髪で、危機を脱したのだ。
ヒロシ「あ、危なかった!!あと少しで死んじゃうところだったよ!!」
そこは島だった。
形は見てみると、髑髏の形をしていた。
ヒロシ「凄い不気味な島だなぁ。何で僕がこんなところに飛ばされないといけないんだろう。」
突然、大きな音が、爆発音が聞こえた。
ヒロシ「なんだ!!!何が起きたんだ!!!」
急いでヒロシはその場所へと向かう。
ヒロシ「あっ!!あれは、怪人ガルモス!!」
怪人ガルモスはまた爆発を起こしたようだ。
ガルモス「ハハハ、世界を征服するには、まずは島を改造し、拠点にせねばならない!この島は我ら怪人ガルモスのものだ!!」
ヒロシ「待て!!怪人ガルモス!!」
ガルモス「貴様は!!おのれ、ヒーローHIROSHI!!」
「変身!!」
HIROSHIは怪人ガルモス4体に横回しのムーンサルトで敵を蹴散らす。
「「「「ぐわぁぁぁぁ」」」」
ガルモス「おのれ、ヒーローHIROSHIめ!!覚えてろ!!」
HIROSHI「待たせると思ってるのか!!悪は必ず消してやる!!」
HIROSHIは高速で飛び、キックを喰らわせる。
「ぐわぁー」
メロン「あの後、そんな事が起きてたのね」
みんなはナナの家に来ていた。
ナナ「あの後ヒロシが飛ばしてくれたから何とかなったけど、ヒロシがいなかったらどうなっていたんだろうか」
ロア「無人島で死んでいたかもね」
ヒロシ「とにかく、みんな無事で良かったよ。」