俺達より下手
A「我々 ならない しなければ 団結 ために 勝つ 試合 次 日曜・・・」
R「おいおい、何だよ、あの酷い英語は・・・」
G「言いたい事言ったら帰っちまたっぞ」
F「最近、滅茶苦茶な英語話すようになったな、あいつ」
C「何んとなく理解できたけど・・・B君、念のために[翻訳]してよ」
B「[次の日曜日の試合に勝つために、我々は団結しなければならない]って言いたかったらしい」
R「そんなとこだろうな・・・」
I「お腹減ったよぅ」
F「初めてじゃないか、俺達より下手な英語を話すネイティブって」
R「そうだな・・・B、お前の親戚だろ?何とかしろよ」
B「無理だね。あいつ、俺の言うこと聞いたことないから。J、お前の親分だろ?何とかしろ」
J「ぼく・・・こわくてえーさんにでんでんできないよ」
F「やめとけ。こいつは母国語すらまともに使いえないからな」
G「意思疎通が難しくなったな・・・腹減ったな、飯食いに行くか?俺はポテトパンケーキが食いたい」
I「パスタにしよ!パスタ!」
R「シチーと黒パンがあれば何処でもいい」
F「ブルゴーニュワインがあれば文句は言わない」
C「僕は回鍋肉がいいな」
J「・・・」
B「お前ら、まとまる気があるのか?ここはパブ・・・」
F「何だと!」
B「と言いたいとこだが、久しぶりにInの店に行くか?」
C「えっ?」
R「Inの店は別の機会にしよう」
B「何でだ?」
R「気が利かねぇな・・・CとInが長いこと敷地の境界で揉めてること忘れたのか?」
F「ああ・・・確かに」
B「仕方ない、パスタにするか?」
I「やった!」
F「俺はそれでも構わん。ただし、旨いワインを出す店にしてくれ」
I「任せて!素敵なお店を紹介するよ!」
G「じゃ、行くか・・・J!お前はどうするんだ!」
J「・・・ぼくも・・・いきます・・・はい・・・」